ジュラルドン/対戦
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このページは、ジュラルドンの対戦での扱い、及び育成論を記述するところである。キョダイマックスについても記述する。
ジュラルドンの歴史
第八世代
一般ポケモン初となるはがね・ドラゴンの複合タイプ。優秀な耐性を持ち、特防以外はどれも高水準の種族値をしている。特殊耐久が低い点も、環境が物理寄りであることを考えればそうそうデメリットにはなりづらい。
主流技構成としてはりゅうのはどう、りゅうせいぐん、ラスターカノン、10まんボルトというものがある。ただ、この場合はドリュウズ、ナットレイに有効打が無いため、枠の1つをボディプレスに入れ替えるケースもままある(なお、ほかのドラゴンタイプのポケモンと違ってかえんほうしゃなどのほのお技は覚えない)。
ランクバトルシリーズ1シーズン1シングルバトルでは流行しており、Pokémon HOME統計データにおける使用率最終23位にランクインしていた。
シングルバトルの相方としてはドリュウズが主流。ジュラルドンにとって不利なヒートロトムやウォッシュロトムをドリュウズで処理することができ、ジュラルドンでドリュウズにとっての不利であるカットロトムを始末できる。
ダブルバトルでは味方のおいかぜで素早さを増強できることから一定数アタッカーとして使われる。この世代からそのターンの行動決定後に変更された素早さ実数値が変更したターン中に適用されるのが大きい。ブリムオンに対して有利なのも無視できないところ。
相手がこのゆびとまれでジュラルドンを守ると思い込んでいるところに対して、ダイマックスして相手の抜群技をじゃくてんほけん発動の起点にするという使い方も環境で見られる。
WCS歴代世界王者の内8人が出場した『World Champion Invitation 2020』を優勝したパク・セジュンのパーティにすじがねいりじゃくてんほけんジュラルドンが入っており話題になった。
単体でも強いが、この世代初期のダブルバトル環境ではオーロンゲによる壁貼りやねこだまし、でんじはでジュラルドンをサポートしつつオーロンゲとジュラルドンの等倍範囲を活かした「ロンゲジュラ」が定番であった。
シーズン1に最終使用率6位、シーズン2に4位、シーズン3に5位を記録しており、初期環境ではすじがねいりが大きく評価されていた。ところがすじがねいり対策が普及したこと、すじがねいりが無くとも十分パーティを回せるという事実が浸透したことから、以降ダウンロードコンテンツ解禁までの間20位前後が定位置となった。
シーズン6あたりになると、サマヨールにトリックルームを展開されないようにドラゴンテールで強制交代させる型が目立つようになった。すじがねいりがあるからこそこのゆびとまれでドラゴンテールを他のポケモンに吸い寄せることができず、ねこだましもダイマックスすれば無効化できるので隙が無い。
ニョロトノが解禁され、ペリッパーとニョロトノを両採用して天候を確実に取りに行く「限界雨」がこの世代で構築可能になると、そちらへ雨パミラーマッチ対策としてエントリーされるケースも見られるようになった。
「上位禁止縛り」で行われたシリーズ6環境では、激増したピッピのこのゆびとまれに強いことからシーズン10に使用率14位を、シーズン11に15位を記録。
一般的な育成論
非常に優秀なタイプである反面無駄両刀で特殊低耐久の種族値をしている。とはいえ種族値合計自体は高く素早さもそこそこあり、特殊技を受けさせなければ受けとしても使える。攻撃もそこまで低くなくつるぎのまいも覚えるので補完はできるが、基本的には特殊アタッカーとして使うことになるだろう。
メインウエポンはりゅうのはどう、りゅうせいぐん、ラスターカノン、てっていこうせん。サブウエポンは特殊技では10まんボルト、かみなり、あくのはどう程度。起点作りにはがんせきふうじ、バークアウト、ワイドブレイカーが使える。反射技にはミラーコート、メタルバーストがあり、特殊低耐久とマッチする。変化技はきんぞくおん、いやなおと、ひかりのかべ、リフレクター、つるぎのまいあたりが有用。特殊技の範囲がそれほどではなく、とつげきチョッキ型でなければフルアタックにする利点も薄いため、空いた枠にねごとを搭載しておくのも考慮される。
てっぺきとボディプレスを両採用した両刀型も、不利な相手であるドリュウズ、カビゴンに十分な打点を持つことができるため有用である。
特性は重さが20.0kgになり、1/4耐性のくさむすびや2倍弱点のけたぐりの威力を前者10、後者80に抑えられるライトメタルがよく採用される。ダブルバトルではちゅうもくのまと状態の相手を無視できる隠れ特性すじがねいりも候補に上がる。ヘヴィメタルは逆に上記2つの技の威力が前者20、後者は160まで上がってしまい、習得できるヘビーボンバーも重さ80.0kgではほとんどの相手に大きな威力を出せないため非推奨。
性格はひかえめ、おくびょうがメイン。持ち物は特殊低耐久を補うきあいのタスキ、火力を活かせるこだわりメガネが主流となる。きんぞくおんと合わせるならのどスプレーもアリ。
素早さが中途半端な上にダイジェットも使えないのでダイマックス適性はあまり高くない。ひかりのねんど壁貼り型、こだわり系アイテムによるサイクルアタッカー型が無難なところだろう。
控えをフワライドで固めると弱点2つをカバーできる。