ポケモンWikiでは記事の投稿、加筆、検証、修正等参加、協力してくださる方を必要としています。方法や詳細はポケモンWikiに投稿するにはをご覧ください。

ネクロズマ/対戦

提供:ポケモンWiki
ナビゲーションに移動検索に移動
ポケモンWikiは対戦情報サイトではありませんネクロズマの詳しい対戦考察や育成論は、以下のようなサイトでも取り扱っています。
ポケモン徹底攻略
ポケモン対戦考察まとめWiki
外部サイトの安全性・正確性・合法性等あらゆる点については、何ら保証しません。

このページは、ネクロズマの対戦での扱い、および育成論を記述するところである。

ネクロズマの歴史

第七世代

SM期に登場したときは通常の姿のみだった。伝説のポケモンとしては根本的に種族値が足りなかったため、使用されることはまずなかった。

その後、USUMでフォルムチェンジを獲得すると、瞬く間に環境の一角となった。

たそがれのたてがみ

ソルガレオのタイプをそのまま持っており、プリズムアーマーのおかげでメガメタグロスの耐久特化版というべき仕上がりになっている。ゼルネアスをはじめとしたフェアリータイプのポケモンに強い点から、こちらの姿が使われることが多い。 ソルガレオと違って能力変化を受けてしまう欠点はあるものの、前述の特性の効果もあって棲み分けはできている。

ゲンシカイキメガシンカZワザ全解禁のウルトラシリーズとして行われたJCS2019(GSダブル)オンライン予選では使用率14位を記録。同大会では、フォトンゲイザーメテオドライブまもるだいちのちからという技構成が主流で、性格ようきおくびょうがメインであった。

あかつきのつばさ

HP満タンの状態から攻撃を受ける場合は同複合タイプのルナアーラに劣るが、あかつきネクロズマの場合はウルトラバーストという差別化点が存在した。火力もルナアーラでは真似できない水準であった。また、ゴーストタイプなので開幕からウルトラバーストをする場合でもねこだましを打たれにくいというメリットがある。 プリズムアーマーによる恩恵は、ソルガレオと合体することでフォルムチェンジする日食ネクロズマと比べるとアンチシナジーな部分が見受けられる。日食ネクロズマの場合、耐久面の他にも4倍弱点が存在しないこともあってシナジーがあるのだが、月食ネクロズマの場合は弱点が2つのみとはいえどちらも4倍弱点ということもあってそれなりの耐久を持ちつつ特性の効果によってダメージを軽減したとしてもそのままゴリ押されることも多く、その面においてはHP満タンという制約があるもののルナアーラの方に軍配が上がる。

ゲンシカイキメガシンカZワザ全解禁のウルトラシリーズとして行われたJCS2019(GSダブル)オンライン予選では使用率22位を記録。同大会では、フォトンゲイザーシャドーレイまもるだいちのちからという技構成が主流で、性格おくびょうひかえめがメインであった。

ウルトラネクロズマ

ウルトラバースト前とは打って変わり、速攻型となっている。トリックルームを使用しない場合はこちらの姿で上から動くのが主流。

第八世代

冠の雪原配信前から解禁されていた伝説のポケモンの一種。Pokémon HOMEのサービス開始と同時に解禁された。Zワザ廃止により、ウルトラネクロズマは没収されたが、他2形態が優秀なので気にならないか。技は新たにりゅうのまいを獲得している。

この影響でこの世代ではネクロズマ=たそがれのたてがみという暗黙の了解が出来上がっている。

GSシングル環境ではザシアンじゃくてんほけんたそがれネクロズマのコンビ、いわゆる「ザシネクロ」が環境の主軸となった。

シリーズ8竜王戦ルールではれいじゅうランドロスで起点を作って、たそがれネクロズマでりゅうのまいを使ってから全抜きを狙うコンビが主流の1つとなった。メタグロスとは複合タイプが同一な上に攻撃技のタイプが大筋で同じであり、そうしたことからメタグロスの立ち回り方をある程度転用できるのが大きい。シーズン15では使用率19位を記録し、それ以降も使用率30位以内をキープ。

一般的な育成論

フォルムによって戦い方が異なる。以下、4フォルムそれぞれで育成論を立てる。

通常ネクロズマ

単純なアタッカーとして使おうとすると、後述のフォルムチェンジした時の方が強く、劣化になりがち。他にも同じエスパータイプの伝説のポケモンであるミュウツーと比較すると、ぼうぎょは勝るものの他全てステータスが劣っており、このままだと使いにくさが目立つ。

そのため、どうしてもこの形態で使いたい場合、特性のプリズムアーマーを生かした耐久型の方が個性が生きる。弱点を突かれた場合にダメージを軽減し、一撃では撃破されにくい上に、4倍弱点もないためである。なお、この特性は特性かたやぶりの効果で無効にされない。

ただし耐性面においても、後述のたそがれのたてがみ時の方が優秀な面がある。そのため、ガチガチの耐久型というよりは、特殊攻撃も扱える耐久型という形に育てると良い。

たそがれのたてがみ

後述のウルトラネクロズマと比較すると、持ち味である物理攻撃は劣っているが、耐久力では勝っており、タイプ構成の違いも見られる。

そのため、はがねタイプの物理技であるメテオドライブは、よほどの事がない限り採用するべきであると言える。タイプ一致ということもあり、ウルトラネクロズマよりも高い威力を叩き出せる。特殊技ではあるが、性質上フォトンゲイザーも候補。

サブウェポンには、はがねタイプ同士での打ち合いや、苦手とするほのおタイプへの対抗策に使えるじしんがオススメ。

その他に覚えられる有用な物理技はそれほど多くはないため、無理にアタッカーとして使わずとも、その他の補助技を織り交ぜて、サポートもできる物理アタッカー感覚で使うのも良い。

あかつきのつばさ

この形態になると、特殊方面が大きく伸び、たそがれのたてがみ時などに見られる物理型の構成よりは、有用な特殊技が増えているため、選ぶ余地が出てくる。

シャドーレイは、ほぼ確定。フォトンゲイザーも候補に挙がるが、どうしても二刀流にすることなく特殊受けに対抗したいなら、サイコショックも悪くない。

ただしいい事ばかりではなく、この形態の場合4倍弱点を2つ抱えていながら、素早さはやや遅いので、強力な技に頼り切るだけでなく、プレイヤーの読みや立ち回りも求められる。耐久が高めなこととプリズムアーマーで少しだがダメージを抑えられるのが救いか。しかしそれでもルナアーラファントムガードよりは効果が薄めという点には注意。

第八世代「鎧の孤島」以降ではメテオビームパワフルハーブのコンボ攻撃も可能。 これによりめいそうを用いずフルアタックでも疑似的な積みアタッカーになれる。

ウルトラネクロズマ

戦闘中のみ、この形態に変身可能。この形態での種族値は754とアルセウスをも凌ぎ、素早さ種族値は129と全4種のフォルムの中では最も早いものの、逆に耐久面は全4種のフォルムの中では最も脆く、4倍弱点こそないものの弱点の数も6つと最も多い。

その特徴から、先手をとって一撃で倒していくタイプのアタッカーとしての育成が基本となるが、130族は抜かせないので、過信は出来ない。

どんな型でも、フォトンゲイザーは採用して良いだろう。ドラゴンタイプの攻撃は選べるほど覚えられず、物理型ならばげきりん、特殊型ならばりゅうのはどうになる。戦闘中のみの形態のため、りゅうせいぐんは覚えられない。

日食ネクロズマ及び月食ネクロズマから変身することでタイプがエスパー、ドラゴンとなる。そのためはがねタイプのメテオドライブ、ゴーストタイプのシャドーレイをそれぞれ覚えている場合は、ウルトラバースト後にタイプ一致ボーナスを受けなくなるので攻撃や特攻が上がっているウルトラネクロズマとはいえど威力は落ちてしまう。そのためそれらの技によって一撃で落とせないポケモンの範囲が増えてしまう点には注意。