エネコロロ/対戦
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エネコロロの歴史
第三世代
種族値がレディアンやアゲハントなどの序盤のむしポケモンをも下回る380と悲惨な数値であり、しかも進化につきのいしを必要とするなど無駄に進化の条件が厳しかった。特性のメロメロボディも低耐久故に使いづらく、素早さを除けばピクシーの下位互換であったことからも実戦投入は難しかった。技はあまえる、ねこだまし、れいとうビーム、10まんボルト、めいそうと、後の世代でも使われるものが一通り揃っており、エメラルドででんじはを獲得したが、それでも低種族値が足を引っ張った。
それでも、ルビー・サファイア期では数少ないてだすけを覚えるポケモンであり、さらにその中でもノーマル単タイプで弱点1と最も少ないことから、まだ救いようのあるポケモンではあった。
第四世代
タマゴ技としてふいうち、しねんのずつきを獲得。しかしこの世代になると低種族値ゆえに火力インフレについて行けず、環境で大活躍していたゴウカザルなどどうにもならない対面が増えた。
第五世代
タマゴ技としてシンプルビームを獲得。やはり種族値インフレの加速や新規のかくとうポケモンの大幅強化もあって、第四世代以前よりもさらに立場が悪くなった。
第六世代
コスモパワーをタマゴ技として獲得。この世代のPGL統計データを見ると、実際のレーティングバトルでエネコロロを使用する場合はきあいのタスキを持たせてねこだましとでんじはで起点を作るタイプが一般的であることがうかがえる。
ダブルバトルでもノーマルスキンをなりきりやものまね、ねこのてなどの手段で相手2体に押し付ける方法が模索されているが、これは実戦を考えると相手を縛り切れないため実用性が低かった。
第七世代
素早さの種族値が上がり、ノーマルスキンに1.2倍の威力上昇の効果が付いたため多少は強化された。とはいえ、素早さ以外のステータスの低さやいわ・はがね・ゴーストへの対処が困難なことは相変わらずであり、使い勝手の悪さは否めない。でんじはの弱体化、まひの仕様変更など起点作りとしても第六世代よりさらに使いづらくなった。
一般的な育成論
能力はどれも低い。第四世代で加わった特性ノーマルスキンはタイプ一致で威力の高い技を放つことができるが、いわ・はがね・ゴーストタイプ相手には詰んでしまう。しかしプラチナ以降は進化による継続でみやぶるを覚えられるようになったため、ゴーストタイプ対策が出来るようになった。
技としてはでんじはやあまえるで相手を抑えるのが良い。他に10まんボルトやれいとうビーム、どくどくなど。めいそうを使っても良い。
ノーマルスキンの威力上昇の効果は元々ノーマルタイプの技には適用されないので、じゃれつく・ふいうち・しねんのずつきなどが技の候補となる。
隠れ特性はミラクルスキン。他の2つを採用したくないなら採用することになるが、かなり微妙である。一応コスモパワーとバトンタッチを両立できるポケモンの中でちょうはつ耐性があるのはミラクルスキン型のエネコロロのみであるという差別化点が存在するので、それ以外の利点がほぼ存在しないので基本的には不採用。
他のポケモンとの最大の差別化点はノーマルスキンによってじめんタイプにでんじはを当てることができる点である。でんじはで相手の勢いを削いでからはねこのてを介して一撃必殺技を放つとさらに奇襲性が増す。もっと簡便にするならこだわりスカーフを持たせてねこのてというのもアリだろう。
通常の攻撃技で奇襲を考えるならドラゴンポケモンに対するふぶき、雨パに対するソーラービームなどが候補に挙がるが、前者はともかく後者はZワザが前提となってしまい、両者はノーマルスキンとの相性が最悪であるためでんじはとの組み合わせによる奇襲と両立は不可能。