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アバゴーラ/対戦

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このページは、アバゴーラの対戦での扱い、および育成論を記述するところである。

アバゴーラの歴史

第五世代

連続攻撃技を持たないことと元の素早さの種族値が低いことによる抜き性能の低さからからをやぶる型としてはパルシェンの後塵を拝し、同複合タイプで考えても使い勝手でオムスターに劣った。だが、イワパレスとは異なり先制攻撃技を持っているためイワパレスよりはましな立場であり、特殊型であるオムスターとは異なり物理型として使用できたので差別化は容易であった。また、パルシェンが覚えないアクアジェットのおかげで、からをやぶる1積みからのアクアジェットでいじっぱりアバゴーラが耐久に努力値無振りで性格補正無しのドリュウズを上から確定1発にできるという個性があった。

第六世代

じゃくてんほけんを獲得。からをやぶるを1回積んだようきアバゴーラのアクアジェットこだわりハチマキ型のいじっぱりファイアローを攻めた場合、ファイアローが耐久のいずれか1ステータスに4振りの場合は上から叩いて確定1発となるためそう考えると環境にマッチしていた感はある。そうでなくとも単にいわ枠としてファイアローの一致メインウエポン両方を半減できるのである意味優秀であった。

PGLレーティングバトル統計データからは、ORASリーグシングルバトルではからをやぶるアクアジェットストーンエッジばかぢからorれいとうビームという技構成が主流であったことがうかがえ、性格はいじっぱりが、特性はがんじょうが、持ち物はじゃくてんほけんが好まれた。また、からをやぶるを採用せずじゃくてんほけんと耐久に飽かせて潰しを行う型も存在しており、その場合は性格はのんきが、特性はハードロックがメインとなった。

第七世代

新技アクアブレイクを習得。追加効果防御のランク補正をダウンさせることができると、アクアジェットで倒し切れる範囲を広げられるのが美味しい。一方で、主な役割対象だったファイアローがはやてのつばさの弱体化によって環境から姿を消したことはアバゴーラとしては少し向かい風。

PGL統計データを見るとSMリーグ初期のシーズンでは通常4割台から5割台程度であるからをやぶるの採用率が8割近くに及んでおり、そのことからはプレイヤーの多くがサイクルを回してアバゴーラが複数回からをやぶるを積む場面を作るようにしていたことがうかがえる。

第八世代

冠の雪原』(Ver1.3.0)で追加。物理技はあなをほるシェルブレードダイビングロックブラストを、特殊技はだくりゅうマッドショットメテオビームを習得可能になった。

一般的な育成論

攻撃防御が高く素早さが突出して低い。特性は2つとも優秀である。また強力な積み技からをやぶるも習得可能。

特性がんじょうの場合、安全にからをやぶるを使用することが出来、欠かせない技となる。元々遅いが一度使用した場合、最速で素早さの種族値116と同速に、無補正ですら種族値100まで抜くことが出来る。

特性ハードロックの場合、高い防御と合わさって物理受けとして期待値は高いが、反面特防はそこまで高くなくくさむすび等を覚えた特殊アタッカーには完全に不利である。

攻撃技の中でも、是非アクアジェットを念頭に採用したい。低い素早さを補うだけでなく、この技とタイプ一致技で大体のポケモンは撃破することも可能である為である。

攻撃技としてストーンエッジいわなだれアクアテールたきのぼりかみくだくなど物理技が候補となる。 それ以外ではでがんじょうと相性の良いじたばたも採用する有効性は高い。

また決してとくこうも低くないので、ハイドロポンプなみのりねっとうなどを採用することもできるが、努力値(きそポイント)を割り当てや上記のからをやぶるなどと併用しないと少々弱いので意識して育てる必要がある。

弱点対策に前者ならじしん、後者なられいとうビームふぶきを覚えさせるとさらによい。また天敵の一人であるナットレイ対策として、きあいだまを採用する場合もある。

補助技としては素早さを補わず長所である攻撃・防御をさらに高めるのろいを採用する価値がある。特に、トリックルームを利用したトリパでは高確率で先手が取りやすくなる。 その他にも長所である高い防御を上昇させるてっぺきやハードロック型では安全対策の意味でみがわりを候補として挙げることが出来る。また素早さを補うロックカットもあるが、からをやぶるで事足りる場面の方が多い。

隠れ特性はすいすい。雨パにおいて有用な特性で、アバゴーラは素早さ種族値32と非常に遅いものの、それでも素早さ2倍になれば最速で素早さ115族まで抜けるので利用価値はある。しかし、がんじょうからをやぶるを持つアバゴーラでこの2つを捨ててまで1ターン目の素早さを確保する必要があるかと言うと流石に微妙。

第六世代じゃくてんほけんとつげきチョッキの登場により、戦略の幅がかなり広がった。がんじょう+からをやぶる+じゃくてんほけんのコンボにより攻撃と特攻が4段階上昇(3倍になる)し、かなりの威力が期待できる。その分、状態異常に弱くなるため、可能ならばトリックガードしんぴのまもりでのサポートが欲しいところ。