ポケモン不思議のダンジョン 出動! ポケモン救助隊 ガンバルズ!
ポケモン不思議のダンジョン 出動! ポケモン救助隊ガンバルズ! (ポケモンふしぎのダンジョン しゅつどう! ポケモンきゅうじょたいガンバルズ! 、英題:Pokémon Mystery Dungeon: Team Go-Getters Out Of The Gate!) は、2006年9月8日にアメリカおよびヨーロッパ向けにカートゥーン ネットワークで放送された『ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊』のアニメ化作品[1]。2007年3月23日に『ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊』の発売決定が発表された際に、記念として日本でもYahoo! 動画およびYahoo! きっずの「ポケモン大特集」で公開された[2]。動画は同年5月14日まで各サイトで配信された[1]。
2015年7月4日(日本時間)に『ポケモン超不思議のダンジョン』発売記念として、日本語と英語のYouTube公式チャンネルでそれぞれ公開された[3][4]。その後、2020年1月9日に『ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX』発売記念として再公開されている。
あらすじ
人間の少年であった主人公は、目が覚めるとゼニガメとなり、ポケモンだけの世界に来ていた。偶然出会ったヒトカゲとチコリータが結成していたポケモン救助隊「ガンバルズ」のメンバーとなった主人公は、救助隊として失踪したピカチュウを「あやしいどうくつ」へ捜しに行くことになる。同じく依頼を受けたイジワルズの妨害を受けつつも、ガルーラから支援を受けてガンバルズは洞窟に突入する。洞窟ではイジワルズを追いかけた結果、岩で閉じ込められていたピチューを助けつつ、洞窟を抜けてピカチュウがいた痕跡を見つける。しかし、そこへエアームドが飛来してきてピチューを連れ去り、ガンバルズは急いでエアームドを追いかけて山を登っていく。道中、エアームドに倒されたイジワルズを救助し、ガンバルズはエアームドがいる頂上に辿り着く。エアームドは強く歯が立たないが、主人公はピカチュウからもらったしゅんそくのタネを食べてエアームドを翻弄し、その隙にガルーラからもらったサニーゴのトゲで攻撃して形勢を逆転させる。ヒトカゲとチコリータも加勢し、エアームドを倒すことに成功する。捕まっていたピカチュウとピチューを解放し、主人公たちは町へ戻る。先を行くヒトカゲとチコリータの後を追いつつ、主人公はこれからも仲間たちと救助隊を続けていきたいと感じていた。
登場キャラクター
- ガンバルズ
- イジワルズ
- その他
姿のみ登場
スタッフ
- エグゼクティブプロデューサー - 石原恒和、中村光一
- 企画 - 紀伊高明、伊藤憲二郎
- プロデューサー - 盛武源、川村久仁美
- アソシエイトプロデューサー - 久保雅一、吉川兆二
- アニメーションプロデューサー - 奥野敏聡、神田修吉
- アシスタントプロデューサー - 島村優子、田中雅美
- 監督 - 湯山邦彦
- 脚本 - 松井亜弥
- 絵コンテ - 湯山邦彦
- 演出 - 浅田裕二
- 『ポケットモンスター』原案 - 田尻智、増田順一、杉森建
- 『ポケットモンスター』キャラクター原案 - 藤原基史、森本茂樹、吉田宏信、太田敏、海野隆雄、江尾可奈子、岩下明日香、富田愛美、にしだあつこ、斉藤むねお、吉川玲奈、奥谷順
- 『ポケットモンスター』キャラクター設定 - 松島賢二、西野弘二
- 『ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊』オリジナル設定 - 長畑成一郎、冨江慎一郎、長谷川薫
- 設定協力 - GAME FREAK inc.、The Pokémon Company、株式会社チュンソフト
- スペシャルサンクス - 小田部羊一、テレビ東京
- 作画監督 - 玉川明洋
- 作画監督補佐 - 新城真
- 原画 - 高橋英吉、池平千里、長縄宏美、岩根雅明[注釈 1]、三井洋一、斎藤明英、田中英美、森賢、宇津木勇
- 作画協力 - スタジオコクピット、たくらんけ
- 動画検査 - 榎本富士香
- 動画 - 宮崎大輔、きのプロダクション、アニメ・スポット、アニメハウス、A.P.P.P、スタジオワンパック、ティー・エヌ・ケー、スタジオライン、ヴェネット、MSJ武蔵野制作所
- 色指定・仕上検査 - 大島嘉代
- 特殊効果 - 浅田裕二
- 仕上げ - スタジオコクピット、おおしまかよ、大永彩、赤井倍人、新城由姫
- 美術監督/設定 - 金村勝義
- 美術ボード - 春日礼児
- 背景 - スタジオじゃっく、吉川典弘、金川倫也、千田菜穂子、金村恵子、加藤幸子、北原美佐
- 撮影監督 - 山越康司
- 撮影 - ティ・ニシムラ、石塚知義、大久保悠子、井上大輔、矢吹健、泉澤肇、小澤裕之
- CGI監督 - 徳重実
- CGIチーフデザイナー - 三上康博、高木芳明、田畑成之
- 編集 - 辺見俊夫
- 編集助手 - ジェイフィルム、根本愛
- ビデオ編集 - 内藤亮
- 音楽 - モリリン多田
- 音響プロデューサー - 南沢道義、西名武
- 音響監督 - 三間雅文
- 音響効果 - 神保大介
- ミクサー - 平野延平
- 録音助手 - なしもとりょうこ
- 音響制作デスク - 中村明子
- 録音スタジオ - HALF・H・P・STUDIO
- 制作担当 - 小板橋司
- 制作デスク - 亀井康樹
- 制作進行 - 村田貢一
- アニメーション製作 - オー・エル・エム (Team Koitabashi)
- 制作 - 小学館プロダクション
- 製作・著作 - 小学館プロダクション、株式会社チュンソフト、The Pokémon Company
備考
- ガルーラがガンバルズに声をかけるシーンで、頭部が体色と同じ茶色に塗られている着色不備がある。
- ゲンガーがねんりきを使用して大岩を動かすシーンがあるが、『青の救助隊・赤の救助隊』でゲンガーはねんりきを覚えない。
- 英語版では、ゲンガーがアーボにガンバルズのきのみを食べつくすよう指示した際に、アーボックの英語名"Arbok"(アーボの英語名は"Ekans")のように呼ぶ不備がある。
- ペリッパーは英語版など吹き替え版では台詞があるが、日本語版では台詞がない。
脚注
注釈
- ↑ スタッフロールでは「岩根雅昭」となっている。
出典
- ↑ 1.0 1.1 『ポケモン不思議のダンジョン』の次回作が発売決定! 期間限定でアニメも公開!、ファミ通.com、2007年3月23日公開。
- ↑ ポケモン不思議のダンジョンのアニメーションをYahoo!きっず「ポケモン大特集」で日本初公開! | イベント・キャンペーン情報 | ニュース | ポケットモンスターオフィシャルサイト、2007年3月23日公開。
- ↑ "『ポケモン超不思議のダンジョン』本日7月4日より予約開始! シリーズの特別アニメーションも一挙公開". ファミ通.com (2015年7月4日). 2024年3月10日閲覧。
- ↑ 安田俊亮 (2015年7月6日). "「ポケモン超不思議のダンジョン」、特別アニメを一挙公開". GAME Watch. 2024年3月10日閲覧。
関連項目
外部リンク
- ポケモン大特集2006 - Yahoo!きっず (Wayback Machine)
- ポケモン不思議のダンジョン 出動ポケモン救助隊ガンバルズ! - Yahoo!動画 (Wayback Machine)
- https://www.youtube.com/watch?v=AwJYai6gdf8 - 2015年に投稿されたもの、現在は非公開。
- 【公式】特別アニメ「ポケモン不思議のダンジョン 出動!ポケモン救助隊ガンバルズ!」 - 2020年に投稿されたもの