ケンホロウ/対戦
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ケンホロウの歴史
第五世代
多くの同複合タイプの劣化であり、特にムクホークと比べると物理火力指数、耐久指数、速度の内、物理耐久指数しか勝るものが無い。その物理耐久指数もムクホークはいかくによって実質ケンホロウを上回るため、物理型として育てるとムクホークの完全下位互換になりかねない状況であった。一応後攻でとんぼがえりやねごとを放てるという差別化点が厳密には存在したが、そもそも後攻で動くのに向いた素早さ種族値ではないので実質があるかといえばまた別の話であった。 ただ、93というそれなりに早いすばやさからさいみんじゅつを使いゴッドバードを打つことで最低限火力は出たが、そのさいみんじゅつがキノガッサの対策についでに対策されていたため使いづらかった。
第六世代
急所の仕様変更、タマゴ技としてつじぎりを獲得したことによってきょううん型が強化され、ムクホークとは差別化が可能になった。ただ、1ターンごとの火力指数がゴッドバードではムクホークのブレイブバードに劣り、つじぎりではそもそもの火力の絶対量が不足し、といった具合に使い勝手がよくないのが実情。メガシンカの素早さ仕様からまもるが蔓延している都合上、ゴッドバードの運用性が不安定なのも痛かった。受けループを崩そうにも、例えばいじっぱりケンホロウが確定急所でゴッドバードを当てたとしても、防御に補正が掛かっており防御とHPに努力値を全振りしたしんかのきせきラッキーは乱数2発となるため、崩しとしても力不足。
PGLレーティングバトル統計データからは、やはりつじぎりとゴッドバードによるきょううん型が主流であったとうかがえる。持ち物はきょううんと相性の良いピントレンズが、性格は最速を意識したようきがメインであった。
ダブルバトルではおいかぜでサポートしつつ味方のワルビアルのいかりのつぼを微妙な火力のきょううん+つじぎりで発動する「ホロウワルビ」が成立。ドンカラスもまたきょううん、おいかぜ、つじぎりの3つを両立するが、ケンホロウの方が耐久指数も速度も高く、つじぎりが不一致であり味方を傷つけるリスクが低いので、ドンカラスでは代用にはなりづらい。そもそもワルビアルよりも早く動けるケンホロウでなければ理想的な動きができない。
第七世代
Zワザが登場。Zおいかぜによって急所の急所ランクを上げつつ上を取ることができるようになった。
ダブルバトルでは確定急所+いかりのつぼのコンボをワルビアルの代わりにケンタロスをエースに据えて行う「ホロウケンタ」が成立。これは、ドーブルがダークホールを没収されたことでミミロップとドーブルとケンタロスによるダブルバトルのコンボパーティ「ミミドーケンタ」が消滅したことをきっかけとして生まれた構築である。実際、SMリーグダブルバトルシーズン4ではケンホロウとの同時エントリー8位にケンタロスの名前が挙がっている。
シングルバトルでもねがいごと、ちょうはつ、ギガインパクト、さいみんじゅつという技構成のだっしゅつボタン型が開発された。
一般的な育成論
攻撃技としては、物理ではゴッドバードやおんがえし、特殊ではエアスラッシュが挙げられるが、ムクホークなどとは異なりブレイブバードを覚えられない。普通に戦うとムクホークやオオスバメ、ウォーグルの劣化になってしまう上、おいかぜやフェザーダンスなどの変化技を使う場合でも上位互換が多いため、バトルでの存在意義がないポケモンだった。ただ、一応当時でもねがいごととさいみんじゅつを両立できるポケモンの中で最もHPが高いという差別化点はあった。
しかし、第六世代では急所ダメージが大幅に下がるものの、急所ランクが+3以上だと急所に必中するようになったため、きょううん個体が強化された。また、急所に当たりやすいつじぎりも新たに遺伝で習得。これにより、ムクホークとの差別化は出来ると言える。