アクジキング/対戦
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アクジキングの歴史
第七世代
この世代になって普及したフェアリーが4倍弱点であること、無駄両刀鈍足でHP偏重の耐久をした非合理な種族値配分であること、さらに攻撃と特攻の両方でサザンドラに劣ることから、能力判明早々ウルトラビースト中底辺の評価を受けることとなった。
PGLレーティングバトル統計データからは、SMリーグシングルバトルではりゅうせいぐん、あくのはどう、だいもんじ、じしんという技構成が一般的であったとうかがえ、技構成としてはサザンドラの劣化になることを承知で使われることがメインであったと見られる。一応れいせい型が主流だったので、下から動かす分にはサザンドラとは差別化されていたことになる。持ち物はとつげきチョッキがメインで、その場合はなまいき型にすることが好まれた。
USUMの教え技でげきりん、はたきおとすを獲得。USUMリーグシングルバトルではあくのはどうの枠をはたきおとすに替えた型がメインとなった。また、ヘドロウェーブ、ヘビーボンバーなどの割合が増え、受け出しのフェアリーを倒すためのポケモンとして育てられるようになったともいえる。如何にこの世代で交代戦が盛んになったかがうかがえる。
ダブルバトルではワイドガード、バークアウトを使うことができた点で当初からサザンドラとは明確に差別化できていた。ワイドガード、あくのはどう、りゅうせいぐん、ヘドロばくだんがダブルバトルにおける主流技構成で、トリックルーム状態で下から動けるれいせい、ゆうかんがメインの性格。持ち物はSM期のダブルバトルだと潰し合いに適したドラゴンZがメインで、これがUSUM期になるとホノオZ、カクトウZを使った不一致サブウエポンによる役割破壊がメインになった。
第八世代
冠の雪原で追加。
変更点はゲップ、ギガインパクトをダイマックスわざ化できるようになった程度。
依然として環境でフェアリーが使われるので対戦では恵まれない。
一般的な育成論
ウルトラビーストの1体であり、専用特性のビーストブーストを持つ。HPの種族値が非常に高い一方でぼうぎょ・とくぼう・すばやさが低いことから、勢いに乗りにくく特性を活かしにくい。トリックルームなどによるサポートが欲しいが、ギルガルドより遅く出られるという点では意表を突くことは一応可能。アタッカーとしてもやや物足りなくて使いにくさが目立つところではあるが、こうげきやとくこうは普通程度にはあるので、アタッカーとしての育成が望ましい。
タイプ構成は、サザンドラと同様にあくとドラゴンの複合タイプ。故にフェアリーが4倍弱点になっている。また、HPが高いので、割合ダメージで大きなダメージを受け、やどりぎのタネを使われようものなら、みすみす相手に回復源として利用されかねない点には要注意である。
攻撃技の候補としては、物理技はかみくだく、げきりん/ドラゴンダイブ、じしん、ストーンエッジ、アームハンマー、どくづきなど、特殊技はあくのはどう、りゅうせいぐん、ヘドロウェーブ、だいもんじ/かえんほうしゃなどが挙げられる。変化技の候補としては、いえき、みがわり、どくどくなどが挙げられるが、サザンドラと同じタイプ構成をしており、技や能力の上でサザンドラの方が使い勝手に恵まれている点が多い。あちらはもっぱら特殊攻撃を主体に戦うことが多いので、物理攻撃や変化技をうまく使い、差別化を図るとよい。
たとえば遅い素早さゆえに、大抵の場合後攻に回ることを逆に生かして、しっぺがえしをほぼ確実に威力2倍にできることや、持ち前の重量を利用して、ヘビーボンバーを大抵の相手に(タイプ不一致とはいえ)高火力で放つことは、サザンドラにはできない芸当である。