BW編第38話
ゾロア・ザ・ムービー! ポケモンナイトの伝説!! | |
---|---|
話数 | BW38話 |
通算話数 | 699話 |
放送日 | 2011年6月30日 |
主題歌 | |
OP | ベストウイッシュ! |
ED | ポケモン言えるかな? BW |
スタッフ | |
アニメ制作 | Team Kato |
脚本 | 米村正二 |
絵コンテ | 浅田裕二 |
演出 | 古賀一臣 |
作画監督 | 岩根雅明 |
ゾロア・ザ・ムービー! ポケモンナイトの伝説!! とは、ポケットモンスター ベストウイッシュ第38話のこと。
注意:以降の記述には、作品の内容やあらすじ、登場人物などのネタバレが含まれます。ご理解の上ご利用ください。
あらすじ
ライモンシティに向かう途中、とある町でモニターに映った映画の予告編を見ていたサトシ達。皆で映画の話をしているとサトシの背後に映画で出てくる少女が。サトシ達に気づかれるとその少女はポケモンの姿に変わる。そのポケモンはゾロアという名で姿を人間やポケモンに似せる能力を持っていた。ゾロアに一行が興味津々になっていると後からゴビットを連れた少年が駆けてきた。それを見たゾロアはピカチュウやキバゴに化けて一同を翻弄し、行方を晦ましてしまう。
ゾロアを追っていた少年の名はルーク。映画監督を目指している彼は自分のゾロア(♀)のみでのキャスティングで映画を撮影していたが、ゾロアが嫌がって逃げ出したらしい。その事情を聞いたサトシ達はゾロアを探しに映画館へ向かった。ルークはかつて、この映画館で映写技師のアルバイトをしながら映画を無賃鑑賞していたがある時、劇場の席に映画のキャラと同じ人物が座っているのを見て驚いたという。それからも同じ出来事が相次いて起き、やがてそれがゾロアが化けた姿を知り、ルークはゾロアを映画撮影クルーの仲間に加えたのが事の始まりである。その話をルークが話していると映画館の館長・マシューが現れ、ゾロアが劇場にいると伝える。劇場で怒るゾロアと向き合ったところ、デントが原因を推理した。それによるとゾロアは化ける力を使って一体で何役も演じてきたが♀故に女性役が好みだという。それを聞いたルークはゾロアの心情に答えるものの、他の配役で悩んでしまう。そこでデントは自分達の出演を提案。こうして皆で改めて映画撮影する事に。
物語の再構成に衣裳や小道具の制作、セット作りを済ませ、ついに撮影再開の日。劇場で一同は再構成した物語「ポケモンナイトの伝説」の内容を確認。それは海賊(デント)に誘拐されたユリア姫(ゾロア)を助ける為、ピカチュウを連れたポケモンナイト(サトシ)がキバゴを連れたドラゴンマスター(アイリス)と修行を積んで、海賊との闘いに勝って姫を救い出すというお話だ。一行はまず、ロケ撮影に入った。海賊に姫がさらわれるシーンの撮影でナイト役のサトシは最初から大緊張。ルークからアドバイスを貰い、緊張が取れたところで撮影は続行。続くはドラゴンマスターとの修行シーンの撮影だがピカチュウとのバトルでキバゴがミステイクしたのでモーションを一部変更してやっとOKに。そして迎えるはナイトと海賊の闘いのシーン。カメラ長回しとなる撮影でサトシ達は一発で完璧に演技し、海賊を倒すシーンが終わったその直後…。
重要なイベント
登場キャラクター
太字は新登場キャラクター
人物
ポケモン
- ピカチュウ (トレーナー: サトシ)
- ミジュマル (トレーナー: サトシ)
- ツタージャ (トレーナー: サトシ)
- ハトーボー (トレーナー: サトシ)
- クルマユ (トレーナー: サトシ)
- キバゴ (トレーナー: アイリス)
- エモンガ (トレーナー: アイリス)
- ヤナップ (トレーナー: デント)
- ニャース (ロケット団)
- コロモリ (トレーナー: ムサシ)
- デスマス (トレーナー: コジロウ)
- ゾロア (トレーナー: ルーク)
- ゴビット (トレーナー: ルーク)
- ハハコモリ (トレーナー: ルーク)
- ゴルーグ
- シュバルゴ
備考
- 2011年3月11日に発生した東日本大震災の影響により、以降は当初の予定から2話分繰り上げとなった可能性がある。
- ルークが制作したの冒頭でゾロアが「ガーオ!」と吠えているシーンは、メトロ・ゴールドウィン・メイヤーのレオ・ザ・ライオンのオマージュであると思われる。