レディアン/対戦
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このページは、レディアンの対戦での扱い、および育成論を記述するところである。
レディアンの歴史
第二世代
この頃から使い道と言えばバトンタッチ要員と特殊受けであったが、カビゴンやガラガラあたりにはひとたまりもなかった。
第三世代
一致メインウエポンとしてぎんいろのかぜ、つばめがえしを獲得。ただ、当時のむしとひこうの攻撃技は全て物理技であり、攻撃の種族値が35しかないレディアンとはアンチシナジー。加えて威力も60しかないので、これでは蚊が刺すようなダメージしか与えられなかった。一応当時特殊技でありまだ使えるレベルであった、かみなりパンチ、れいとうパンチを4倍弱点を突く目的で覚えさせることができたが、特攻特化しないと4倍弱点を突いても確定3発がざらであった。
バトンタッチ要員として強力なライバルであるテッカニンが登場。素早さと攻撃を積むことだけを追求すればテッカニンの完全下位互換となったが、いわゆる壁技やアンコールは第二世代から変わらない強みであり、これを活かすことが重要であった。
第四世代
技の物理・特殊の分離の影響で特殊型としての体裁が与えられ、特にむしのさざめきの獲得を果たしたのは大きい。しかしひこうの特殊火力はHGSSの教え技で習得したエアカッター止まりと依然として低水準にあった。この世代に登場したきあいのタスキへの対策となるマッハパンチも獲得している。
しかし特殊アタッカーとして考えるならメガヤンマという大きな壁がこの世代に立ちはだかったため、受け出しのバンギラスを倒せるきあいだまで差別化する必要に追われた。
ゴウカザルやユキノオーが幅を利かせていた環境においては、第三世代以前と比べてますます厳しいものがあった。
第五世代
しんかのきせきを持たせたストライクが登場し、レディアンの方がきあいのタスキ必須であることを考えればほぼ完全上位互換と言えるこのストライクの存在が目の上のたんこぶとなった。そうでなくとも実用が厳しいのは変わりはなかった。バトンタッチ要員としてもいたずらごころを獲得したバルビートに使い勝手で劣る状況となった。
第六世代
強化らしい強化がなかったうえにファイアローと当たるとどうしようもなかったので相対的な地位は第六世代以前よりも下がり、そうでなくとも補助役としてはクレッフィの足元に及ばなかった。一応アンコールといやなおとが同時遺伝可能となった。
レート戦に関するPGL統計を見ても使用者の絶対数がかなり少ないことがうかがえた。テンプレ構築らしきものも確立されておらず、強いて言えば壁張り役としての運用が多いという傾向がつかめる程度であった。
第七世代
エーフィが壁張り役としてそこそこ人気になったため、速攻アタッカーを兼ねることができるエーフィと比べて見劣りするレディアンは第六世代と比べてもさらなる相対的な弱体化の憂き目にあった。それでも、いたずらごころの仕様変更による弱体化の影響で同タイプのバルビートとはあくタイプを起点にできる点で一応は差別化可能になった。USUMでタマゴ技としてカウンターを獲得。USUMリーグ最初期には奇襲として需要を集めたが、徐々にこうした奇襲型が浸透すると容易に対策を打たれてしまうためシーズン9になると下火になった。
一般的な育成論
ソード・シールドのVer.1.3.2時点で未解禁であるため、第七世代における育成論を記す。
特防を除いてかなり能力が低い。そのため対特殊の耐久型となりつつサポート役となるのが適している。
レディアンにはトリッキーな技が多い。バトンタッチを習得できるため、こうそくいどうやつるぎのまいなどを他のポケモンに繋げる戦法が候補となる。またアンコールでコンボを封じたり、リフレクターやひかりのかべで後続に貢献することもできる。こうそくいどう、バトンタッチ、リフレクター、アンコールという技構成にできるのはレディアン系統のみ。
隠れ特性はてつのこぶしであるが、マッハパンチ・かみなりパンチ・れいとうパンチくらいしか適用される技がないことと、攻撃が低いため採用されないことが多い。