ヒスイ地方
ヒスイ地方は、Pokémon LEGENDS アルセウスの舞台となる地方。過去のシンオウ地方である。
概要
テンガン山を中心に、各々の地域で特色ある環境を持ち、それに応じたポケモンが生息している。シンオウ地方の大昔の名称。
時代としては「人とポケモンが親密に暮らすことが珍しく」、登場人物の話からも「ポケモンは人間と共に生活する存在」というより「自然に棲む恐ろしいもの」と考えていることが窺える。また、実際にポケモンの中には主人公を直接攻撃してくるものもいる。一方で、人間に力を貸してくれる特別なポケモンを敬う文化や、ポケモンと家族や兄弟のように親密に接する人間も数少ないが存在する。
ポケモン勝負の文化はヒスイ地方ではまだ珍しく、戦える者はごく一部に限られる。また、モンスターボールの製造も始まったばかりで、ポケモンの捕獲自体が珍しいこととして見られる時もある。
ポケモンが生息する未開の土地の方が圧倒的に多く、人が暮らす村や集落はごく少ない。物語開始時点の2年前に、ギンガ団という組織を中心に、ヒスイ地方への移住のために各地から集まった人々によってコトブキムラが作られた。物語中で村の整備が整うにつれ、徐々に住人も増えている。先住の共同体としてコンゴウ団、シンジュ団という集団がおり、両者共に「シンオウさま」という存在を崇めているが、伝わっている姿や司るものが異なるとして争った歴史があり、その不和が作中時点でも尾を引いている。
各地にはシンオウさまの加護を受けた特別なポケモン(キング・クイーン、ライドポケモン)が存在し、コンゴウ団とシンジュ団それぞれから敬われ、キャプテンによって世話をされている。また、この地方の環境に適応したリージョンフォームのポケモンも生息している他、体格が通常の最大値を大きく上回り、気性が荒いポケモンが出現することがあり、それらのポケモンはオヤブンと呼ばれている。
各地には崩壊した建造物などの遺跡・遺構が点在し、物語時点で築かれているものとは異なる文明があったと窺わせるような形跡も残っている。
世界観
町・村
自然・ダンジョン
神話・伝説・歴史
- ヒスイ地方はシンオウさまが創ったという言い伝えがある。
- 大昔にシンオウさまの雷を受け、シンオウさまの加護を得て人を助ける10匹の特別なポケモンが生み出され、今もその子孫がヒスイ地方に生息している。強力な力で野生のポケモンから人を守る「キング・クイーン」、ポケモンライドの助けとなってくれるライドポケモンがそれにあたる。ライドポケモンを呼び出す道具としてかつてシンオウさまから授かったとされるカミナギのふえを吹く必要がある。
- 古代に英雄と呼ばれた人物が存在し、シンオウさまの加護を得た10匹のポケモンを従えて、深奥に人の強さを示す戦いを挑み、見事深奥に人の強さを認められ、深奥はどこでもない世界に戻ったという神話が残っている。
- 1000年-2000年以上昔には古代シンオウ人と呼ばれる人々が生活しており、ヒスイ地方を生み出したポケモンとしてアルセウスを崇めていた。しかし、人々は「太陽がお隠れになった」ことをきっかけとしてヒスイの地を離れ、ヒスイ地方は一時期無人のポケモンだけがいる土地となった。
- 同じく古い時代にはカミナギという名の町があった。時が経ち、シンオウさまを信仰するコンゴウ団とシンジュ団が海を越えて訪れ定住するが、互いに異なるシンオウさまを崇めていたことから諍いが生じ、それぞれが正当性を示すために「カミナギの民」を名乗って争った。
各言語版での名前と由来
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外部リンク
関連項目