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キュワワー/対戦

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このページは、キュワワーの対戦での扱い、および育成論を記述するところである。

キュワワーの歴史

第七世代

キュワワーの主戦場と言えばダブルバトルであり、SMリーグ、USUMリーグ共に、フラワーヒール、ドレインキッス、トリックルーム、てだすけorまもるが主流技構成であったとうかがえる。性格はずぶとい、おだやか、おくびょうがメインで、持ち物メンタルハーブマゴのみなどの半分回復木の実が主流。耐久型にするならやどりぎのタネこうごうせいまもるドレインキッスがメインで、エルフーンとはやどりぎのタネに優先度が+されずサイコフィールド状態などに邪魔されない点で差別化可能。特性は基本的にヒーリングシフト一択だが、いかくサイクルが流行していたUSUMリーグシーズンダブルバトル10からシーズン11にかけては、多くのシーズンで5%にも満たないフラワーベール型が10%台まで採用率を伸ばした。

SM期には味方のコータスメガリザードンYひでりこうごうせいを強化する「晴れキュワワー」やトリックルーム状態であっても相手の場がおいかぜ状態であっても、優先度を活かして上から味方のカビゴンを回復する「カビキュワ」が使われた。また、ヒーリングシフト優先度が上がったドレインキッスすいすい発動状態の味方のキングドラを攻撃し、じゃくてんほけんを発動するという「キュワグドラ」がこの世代に成立。

第八世代

鎧の孤島』の配信に伴い解禁。

この世代ではダイマックスわざによる天候奪取が常態化したため「晴れキュワワー」が弱体化。一方、おいかぜが仕様変更により強化されたため、素早さに関係なくキュワワーが動ける「カビキュワ」は相対的に地位を上げた。

ダブルバトルではドラパルトじゃくてんほけんドレインキッスで発動する「キュワドラパ」が成立。こだわりスカーフ最速型なら素早さ実数値が250となり、この世代の登場全ポケモン中最速となるテッカニンすら抜けるため、ヒーリングシフトのおかげもあって事実上相手のどんな高速ポケモンのねこだましにも先んじることができる(ねこだまし要員はこだわりスカーフを持たない)。そこまで極端ではなくとも元々の素早さ種族値が100あるため、最速ならゴリランダーのねこだまし辺りには先制してヒーリングシフト+ドレインキッスを放てる。相手のゴリランダーのグラスメイカー発動によるいわゆる「友情コンボ」でフラワーヒールの回復量が上がるのも美味しい。ヒーリングシフト+ドレインキッスはこのゆびとまれ優先度すら上回り、こうしたことからもパーティアタック構築に向いていると言える。

『ポケモン日本一決定戦2020』王者決定戦ジュニアカテゴリ優勝パーティも「キュワドラパ」を採用しており、決勝戦2本目と3本目でコンボを決めた。

シーズン8ダブルバトルでは使用率30位を記録。 シーズン8後半から、ドラパルト・エースバーン・トゲキッス等のトップメタにラプラスが強いことが判明し、「キュワドラ」よりも人気となった。こちらはじゃくてんほけんの発動ためのトリガーがドレインキッスではなく、ギガドレインになっている。 以前にはキョダイラプラスをまともにデコレーションで強化する「マホイップラプラス」と呼ばれる構築もあったが、こちらはキュワワーがトリックルームを覚えるため、こちらが主流となっている

冠の雪原期にガラルファイヤーが解禁されると、相方となるじゃくてんほけんエースとしてガラルファイヤーに乗り換えた。ごく一部の例では、同じく追加組のカプ・レヒレのじゃくてんほけんをヒーリングシフト+ギガドレインで上から発動する構築もある。

一般的な育成論

フェアリータイプ単体のポケモンだが、フラージェスと同様にくさタイプの技を多く覚えられる。ステータスは特防素早さが高く防御もそこそこあるがそれ以外は平均的な数値である。育成するならHP・防御を中心に振り耐久型にするのが良い。

特性はキュワワーのみが持つヒーリングシフトが強力。自らのHPを回復する技を選んだ場合優先度+3で行動することができ、HPが尽きかけており尚且つ相手が先制技を持っている場合でも、相手の先制技に対しこちらが先制して回復行動を取ることが可能となる。これを活かせる技として攻撃技はドレインキッス一択となり、補助技にこうごうせい、ダブルバトルなら専用技フラワーヒールもある。フラワーヒールはグラスフィールド上の場合味方のHPが2/3回復し、尚且つ特性で先制できるため実質いやしのはどうの上位互換になれる。

その他の特性としてダブルバトル専用ではあるが、味方のくさタイプのポケモンの能力が下がらないフラワーベールや、手持ちに引っ込むと状態異常が治るしぜんかいふくがある。どちらも優秀だが上記のヒーリングシフトがかなり有能な特性であるがために採用はされにくい。

特性ヒーリングシフトは適用されないが、めいそうで自身の特攻や耐久を高めたり、やどりぎのタネで体力を毎ターン奪ったりと補助技は豊富にある。

なお、ヒーリングシフトの効果の関係上、特性も含め優先度がプラスになる攻撃技を無効化するサイコフィールドに十分注意したい。ドレインキッスが使えなくなるので、サイコフィールド上では止む無く交代するか、搦め手をうまく使う必要がある。また、自身はくさタイプではないため、やどりぎのタネを特性のマジックミラー、技のマジックコートで跳ね返されるとこちらの体力を毎ターン奪われてしまうので要注意。