アルセウス (映画)
アルセウス | |
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英語名 | Arceus |
出身地等 | ミチーナ |
年齢 | ? |
職業 | ポケモン |
声優 | 美輪明宏 |
ここでは、映画に登場したアルセウスについて説明する。
概要
劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール アルセウス 超克の時空へにて、ミチーナの神殿で、シーナとケビンの語る言い伝えの中で初登場。
大昔、星に降ってきた隕石にアルセウスが突撃することで破壊したが、アルセウスも大ダメージを受けてしまい、彼の命でもあるプレートも飛び散ってしまう。偶然居合わせたダモスがプレートを集め、アルセウスの命を救い、その礼として「荒れ果てたミチーナの土地を豊かにしたい」という彼の思いを叶えるため、自身の身体にある16個の命の源の中の「水」「草」「地面」「いかずち」「ドラゴン」のプレートで作り出された命の宝玉をいずれ返すという約束で貸し与えたが、ダモスが約束の日にアルセウスに命の宝玉を返さず、でんきタイプのわざで襲いかかってきたことで、人間に怒りを覚え、神殿ごとダモスを攻撃して、人間を滅ぼすために眠りについた。そして現在、アルセウスが目覚めようとしていた。
目覚めた後、ミチーナの曇った上空の空間を裂くようにして出現、さばきのつぶてで辺りを破壊し始める。アルセウスに命の宝玉を返したいというシーナから、遺跡で保管されていた命の宝玉を差し出されるが、それは偽物だと破壊してしまう。これによりアルセウスは騙されたとさらに怒り出し、シーナの想いも届かなくなる。 そこでシーナが説得し協力を頼んだディアルガ・パルキア・ギラティナが現れ、アルセウスに立ち向かう。しかし、そのパワーは凄まじいもので、3体を一気に追い詰めにかかる。ピカチュウも10まんボルトを撃つが、その攻撃も防いでしまう。
最後の手段として、パルキアが空間の歪みでアルセウスを捕らえている間、ディアルガが時間のエネルギーを使って、サトシたちを過去へ飛ばす。1度目の時間移動では、既にアルセウスに命の宝玉を返し、攻撃する瞬間だったため、もう一度過去へと移動する。2度目の過去移動で、命の宝玉を返す約束の日、ギシンがもしダモスが命の宝玉をアルセウスに返すと、またミチーナが荒れ地に戻ってしまうと考え、命の宝玉を所持しておくために、ギシンがドータクンのさいみんじゅつでダモスを操り、アルセウスに一斉攻撃を仕掛けさせたということが判明する。
しかし、サトシたちがディアルガの力によって、宝玉を返す約束の日に飛ばされ、ギシンのせいたと知らないシーナが未来の出来事を話してしまったことで、ギシンが「銀の水」の使用を決めてしまう。約束の日、命の宝玉を返す役をシーナに任せ、宝玉の入っていない空の杖を渡し、空の中身を見せることでアルセウスに隙を作り、銀の水で固めた上ででんき技で攻撃を仕掛ける。サトシたちがギシンとの激闘の末、命の宝玉を取り返すが、アルセウスが死に、サトシたちが消えてしまうことになる。だが、ダモスが想いの空間の中で、アルセウスの怒りを収めたことにより、アルセウスが全てを元に戻る。
サトシたちは未来に戻るものの、過去へ行く前と変わっておらず、サトシがアルセウスに呼びかけることで改変された過去のことを思い出して怒りを収めた。
ポケモン・ザ・ムービー XY 光輪の超魔神 フーパでも登場。バルザやメアリなど、アルケーの谷の人達だけが、アルセウスのペンダントを付けており、アルセウスから授かった自然を操る力を使うことが出来る。またこの映画では、いましめのツボが、アルセウスのプレートのエネルギーの一部から作られている。
ちなみに、シトロンがアルセウスを皆に紹介する際、上記の映画で見たことを忘れていて、シトロンの発言で思い出すと言った行動を取っている。その後セレナからの、「サトシは見たことあるの?」という問いに、「ああ、シンオウ地方で。」と、上記の映画におけるエピソードと思われる回答をしている。
使用した技
※フーパの映画では、技を使う描写はなかった。
備考
相手の技の相性によって、自分のタイプを自由自在に変えることができる。これはゲームでは不可能なことで、ゲームでは、一度のバトルでどれかひとつのタイプにしかなることができない。