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劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士 ケルディオ
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劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士 ケルディオ (げきじょうばん - せいけんし - )は、BW編第2作目のポケモン映画。2012年7月14日公開。
概要
サトシたち一行は、次の目的地である「ローシャン」を目指して、山沿いを走る列車に乗車していた。
乗車中に傷ついたケルディオを発見するが、救出しようとしたところ突然目を覚まし「キュレムが来る!」と言う。そこに突如、地上最強のドラゴンポケモンであるキュレムが奇襲を仕掛けて来る。追い詰められたサトシたちだが、間一髪で列車がトンネルに入ったために難を逃れる。
ケルディオは、世界やポケモンを守っている「聖剣士」と呼ばれる3体のポケモンのコバルオン・ビリジオン・テラキオンら三剣士の後継者とし厳しい修行をしていたという。
ケルディオが傷ついて倒れていたのは、ケルディオが聖剣士たちの忠告を聞かずに、キュレムに挑んだからだという。意気揚々と挑戦するも、恐怖に支配され怖じ気ついて逃げようとした。それをかばうために、聖剣士たちが巻き添えになり、キュレムによって氷の塊に閉じこめられるという事件も起こった。キュレムは終わっていないケルディオとの決闘のために「ブラックキュレム」・「ホワイトキュレム」に姿を変えて、圧倒的な力でサトシたちの前に立ちはだかる。閉じ込められた聖剣士たちを救うために、再び立ち上がるケルディオだった。そのケルディオを励まし、力を貸すサトシたちに触れて「仲間を思う気持ち」と「誠の勇気」が今、試される。
主な登場キャラクター
レギュラーキャラクター
- サトシ
- ピカチュウ
- ツタージャ
- ミジュマル
- チャオブー
- ズルッグ
- ガントル
- デント
- ヤナップ
- イワパレス
- マッギョ
- アイリス
- キバゴ
- エモンガ
- ドリュウズ
- ムサシ(OP・ED/セリフなし)
- コジロウ(OP・ED/セリフなし)
- ニャース(OP・ED/セリフなし)
その他の主要キャラクター
主要登場ポケモン
スタッフ
- 原案 - 田尻智、増田順一、杉森建
- スーパーバイザー - 石原恒和、久保雅一
- アニメーション監修 - 小田部羊一
- エグゼクティブプロデューサー - 都築伸一郎、福永晋
- プロデューサー - 盛武源、吉川兆二、小田原明子、岡本順哉、川瀬好一
- アニメーションプロデューサー - 神田修吉
- 制作担当 - 小板橋司
- 脚本 - 園田英樹
- 絵コンテ - 湯山邦彦、尼野浩正、吉川博明、日高政光、飯島正勝、宮尾佳和、関野昌弘
- 演出 - 飯島正勝、日高政光、吉川博明、関野昌弘、博史池畠、北崎正浩
- キャラクターデザイン - 毛利和昭、一石小百合、佐藤和巳、松原徳弘、山田俊也
- 総作画監督 - 毛利和昭、佐藤和巳、竹内杏子
- 作画監督 - 佐藤陵、新岡浩美、石川真理子、田島瑞穂、片山みゆき、志村隆行、馬場俊子、田口広一、一石小百合、松原徳弘、北崎正浩
- 動画チェック - 榎本冨士香、室岡辰一、齋藤友希、湯本真央、一条望、吉村昌輝、田中敏美、勝部知子、岡村隆
- 色彩設計 - 佐藤美由紀、吉野記通
- 色指定・検査 - 上田みず恵、渡辺美智子、奥井恵美子、伊藤敦子、中尾総子、笹愛美、長尾朱美、斎藤知津江、吉原千春、小林美代子、渡辺陽子
- 特殊効果 - 太田憲之、榊原豊彦、南條楊輔
- 美術監督 - 秋葉みのる
- 撮影監督 - 池田新助
- 2Dコンポジットアドバイザー - 吉田光伸
- CGIプロデューサー ‐ 坂美佐子
- CGIスーパーバイザー - 近藤潤
- CGIディレクター - 伊藤良太
- 編集 - 辺見俊夫
- 編集助手 - 野川仁、小守真由美(ジェイ・フィルム)
- 音楽 - 宮崎慎二
- 音楽プロデューサー - 齋藤裕二
- 音響監督 - 三間雅文
- 制作デスク - 北村卓也
- 設定制作 - 鈴森龍、藤井康晶
- 制作 - 小学館集英社プロダクション
- アニメーション制作 - OLM Team Koitabashi
- 監督 - 湯山邦彦
- 製作 - ピカチュウプロジェクト(The Pokemon Company、小学館、テレビ東京、タカラトミー、ジェイアール東日本企画、OLM、小学館集英社プロダクション)
備考
- 当初のタイトルは『キュレムVS聖剣士』だったが、ケルディオが公表されたため現在のタイトルとなった。この形式は『幻影の覇者 ゾロアーク』以来である。
- 本年は映画15周年を迎えることを記念して『おどるポケモンひみつ基地』以来9年ぶりとなる短編映画『メロエッタのキラキラリサイタル』が制作、同時上映された。そのため、短編作品が廃止された『裂空の訪問者 デオキシス』以降の作品に比べ、本作単体の上映時間は短くなり、70分程度となったのは、『七夜の願い星 ジラーチ』以来である。
- 本作公開当時にはTVシリーズが『ポケットモンスター ベストウイッシュ シーズン2』に移行していたが、本作では移行前の設定のためシリーズタイトルも移行前のものである。ただし、オープニングはシーズン2の主題歌「やじるしになって!」が使用された。
- 2013年7月11日にテレビ放送された。
- 2012年度興行収入36.1億円、年間興行成績ランキング7位(邦画のみ)、9位(洋画含め)。
- 入場者プレゼントとしてケルディオのルーキーポケモントレッタが配布された。