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フィオネ/対戦

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このページは、フィオネの対戦での扱い、および育成論を記述するところである。

フィオネの歴史

第四世代

後述の通りマナフィの完全下位互換。各ステータス種族値が20もマナフィに劣るということは、個体値の差ではカバーできないという意味である。さらに、当時の40サイクルのポケモンの孵化には約10分を要するため、そもそもフィオネを厳選すること自体かなりの根気を要した。

プラチナではたきおとすこごえるかぜを獲得。

第五世代

ローテーションバトルが登場。ローテーションバトルで後攻とんぼがえりを活かした運用法が発掘されるのは次の世代まで待つこととなった。

第六世代

ローテーションバトルで使い道が発見された。それは、他のポケモンで壁を張ってからフィオネにローテーションし、とんぼがえりで控えのゲンシグラードン交代することで、壁が張られている上でおわりのだいちが発動した状態のゲンシグラードンを用意できる、というものである。これより遅い準伝説禁止級伝説は第六世代時点では伝説の巨人(レジギガススロースタート込みの場合)、通常のディアンシーいましめられしフーパボルケニオンのみであり、ボルケニオンを除けばフリー対戦でもそれほど使用率は高くないため、このコンボはそこそこ決まりやすかった。

第七世代

この世代ではローテーションバトルが廃止されたため、後攻とんぼがえりによるコンボは過去のものになった。

一般的な育成論

能力はマナフィの完全な下位互換、覚える技も全てマナフィが覚える技で、それでいてバトル施設で使用できないため、対戦環境ではマナフィを差し置いて採用する理由がほとんどない。唯一の差別化点は、マナフィより素早さが低いため後攻とんぼがえりを打てるケースがより多い、という点である。

耐久を伸ばし、雨パに入れれば使えなくもないが、それならマナフィを使用すればよいのでやはり通好みのポケモンと言える。第四世代を最後にマナフィ (ゼンリョク)が配布されるまでマナフィの再録がなかったのにもかかわらずGTSには未だにフィオネがずらりと並んでおり、御三家化石ポケモンなどの孵化余りであっさり手に入るなど入手は極めて楽である。