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けつばん

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けつばんバグポケモンの一つであり、バグポケモンの中でも特に有名である。英語名は「MISSINGNO.」。一部のサイトでは漢字の「欠番」となっているものもある。

概要

初代ポケットモンスター 赤・緑に登場するポケモンは151種類であるため、当然ながら152番目以降のデータはダミープログラムとなっている。そのダミープログラムの名前が「けつばん」である。名前の由来は、開発上での便宜的なネーミング「欠番」ナンバーであると思われる。「欠けている数字」や「存在しない番号」を指すプログラム用語であり、「空欄」「未定」「未登録」「なし」などと同じ意味を持つ。

けつばんは、裏技によるポケモン変更でNo.151ミュウを狙った時などに出現することがある。本来表示されるはずの無いポケモンではあるが、ポケモン図鑑にはNo.152として登録される。そのため、金・銀発売までは「152番目のポケモン」などと言われ、一躍有名になった。なお、現在正規の152番はチコリータにあてがわれている。

グラフィックは、細長いドット絵を滅茶苦茶につなぎ合わせた「板」のような四角い物体である。正規ではないポケモンのデータを読み込んでいるため、ステータス値が異常である。青版のけつばんは現在までの全てのポケモンの中でも最高の合計種族値1000を超えることで有名。逆に赤・緑版のけつばんは、青版と異なり、合計種族値5という低種族値になっている。

ステータス画面での名称は「ナンバー000」であり、図鑑説明欄には「コメントさくせいちゅう」とかかれる。高さ1.0m、重さ10.0kg、タイプはノーマルかくとうのものが有名。青版における種族値はHP:201・攻撃:250・防御:240・特殊:167・素早さ208となっている。レベルアップにより「わざマシン08」「わざマシン14」「わざマシン01」などのわざを覚えるが、実際のわざマシンの内容と効果が異なり、正規のわざマシンによって覚えさせることができない(一部を除く)。鳴き声サイドンになることが多い。

No.152以降のポケモンデータにあてがわれているナンバーの中で「けつばん」と名前がついているものだけで38種類も存在し、それぞれステータス値が大きく違う。その中には、正面のドットが「カブトプスのカセキ」「プテラのカセキ」のグラフィックを持つけつばんも存在する。

詳細

ここに記述されている詳細は下記の裏技で出した場合のデータであり、その他の方法で出した場合「Lv」及び「技」などのデータが正しくないものが多い。また、このバグ技を試した場合、やり方が正しければ大抵見ることができるが、まれにフリーズするデータも存在する。

図鑑

  • No.152、235等‥(図鑑)No.000(ステータス画面)
  • 分類:??? ポケモン(青版のみ表示)
  • 身長:1.0m
  • 体重:10.0kg
  • 鳴き声:サイドン(図鑑表示時)、サンドパンニドラン♂(図鑑の「なきごえ」を押した時)。他に実在しないポケモンの鳴き声のものもある。
  • 図鑑説明文:コメント さくせいちゅう(青版のみ表示)

ステータス

戦闘時

その他

  • オーキドせんせいがたまにけつばんを使ってくる。
  • 裏技で出したけつばんは、HPの表示がゲージをはみ出している。
  • 裏技で出したけつばんは、最初からねむり状態(表示がやけどの場合有り、状態は必ずねむり)
  • 裏技で出したけつばんは、どくやけど状態のダメージでは1ターンでひんしになる場合もある。
  • けつばんを捕まえると他のポケモンを捕まえたことになり、捕まえたポケモンの数が増える。
  • 00~FFの中に複数のデータがある。
  • タイムカプセルを用いた第二世代から第一世代の通信の際、第二世代新出ポケモンの第一世代への持ち出しは制限されるが、逆は制限されていない。そのためけつばんを第一世代から第二世代へ送付した場合、何らかの第二世代新出ポケモンに変化する可能性がある(基本的に金・銀側で「異常があるポケモン」と判断されて、送ることが出来ない事がほとんどであるが)。
  • バーチャルコンソール版ではこのポケモンをボックス1に入れてポケムーバーで送ろうとしても不正なポケモンとしてはじかれる。

出し方

関連項目

脚注