すごいとっくん
すごいとっくんは、ポケモンのステータスを上げることができるシステム。サン・ムーンで初登場した。
概要
作品ごとに異なる特定の人物にきんのおうかんまたはぎんのおうかんを渡すことで利用可能で、ポケモンのステータスを個体値31相当になるまで上昇させることができる。きんのおうかんならHP・攻撃・防御・特攻・特防・素早さ全てのステータスを、ぎんのおうかんなら指定した1つのステータスを最大にできる。第八世代まではレベル100のポケモンにのみ、スカーレット・バイオレットではレベル50以上のポケモンのみすごいとっくんを行える。
詳しい仕様は以下の通り。
- 各種計算後のステータスの実数値を個体値31相当まで上げるのであって、個体値自体を変化させる訳では無い。
- すごいとっくんで鍛えた能力は、ボックスのジャッジ機能で表示されるパラメータグラフでは個体値31と同じ様に最大値を示し、「きたえた!」と表示される。
- 「きんのおうかん」は既に6つの個体値が全て31か鍛えてあるポケモンに使う事はできない。「ぎんのおうかん」は既に個体値が31か鍛えてある能力値に対して使う事はできない。
すごいとっくんをしてくれる人物の一覧
第八世代まではいずれもエンディング後に利用可能となる。スカーレット・バイオレットではエンディングを迎える必要はない。
- サン・ムーン・ウルトラサン・ウルトラムーン
- ハウオリシティのショッピングモールにいるすごいオヤジ
- Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ
- 5ばんどうろの育て屋にいるすごいとっくんジジイ
- ソード・シールド
- バトルタワーの受付の一番右に立っているリーグスタッフ
- ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール
- バトルパークのポイント引き換えコーナーにいるベテラントレーナー
- スカーレット・バイオレット
- フリッジタウンでユキノオーを連れている男性
注意点
第八世代以前でのレベルを上げにくいソフトでは利用可能になるまでに時間がかかる。たとえばレベル50をレベル100に上げるのは、レベル1をレベル50に上げるより必要経験値が多い。孵化厳選で理想個体を作りやすい環境が整っているなら、すごいとっくんを利用するより孵化厳選を利用した方が早く済むこともある。タマゴが見つからない伝説のポケモンなどは、厳選よりレベル上げに時間をかけた方が早く済みやすい。なお、第八世代で使いたいポケモンであっても、スカーレット・バイオレット(SV)とPokémon HOMEの利用環境があり、SVに連れて行くことができるポケモンであれば、レベル50以上にしてSVですごいとっくんを行い、第八世代のソフトに戻すという方法も利用可能である(後述するBDSP産を除く)。
第七世代
フェスサークルでトレジャーハントのランク2以上を建てれば、その直後は確実にぎんのおうかんが手に入る。
サン・ムーンの場合、レベル100にするには、ポケモンリーグを周回するか、FCを消費してフェスサークルのふしぎキッチンを利用するのが効率がいい。ウルトラサン・ウルトラムーンの場合、フレンドの協力を得られればバトルエージェントでFCとふしぎなアメを稼ぎやすい。
めざめるパワーを使う可能性があるポケモンの場合、タイプは厳選しておく必要がある。
ソード・シールド
おうかんは穴掘り兄弟やマックスレイドバトルの報酬、ウッウロボの合成などで手に入る。鍛えたい能力が4つ以上あり、全個体値(特にこうげきやすばやさ[1])を最高にすることに抵抗がなければ、ぎんのおうかん3つと任意のアイテムをウッウロボで合成し、きんのおうかんを生成した方が得。
マックスレイドバトルの報酬で手に入るけいけんアメにより、レベル上げの手間は減った。
ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール
ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール(BDSP)で入手したポケモンを、Pokémon HOMEを経由してSVに連れて行き、レベル50-99の状態ですごいとっくんをを行うことはできるが、この場合、レベル100にしない限りBDSPに戻すことができないという仕様がある。
各言語版での名称
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