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コロトック/対戦

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このページは、コロトックの対戦での扱い、および育成論を記述するところである。

コロトックの歴史

第四世代

序盤むしポケモンの例に漏れない低種族値で、その合計は歴代の序盤むしポケモンの中でも最低クラス。攻撃技もメインウエポンがシザークロスの威力80止まりで、サブウエポンはおんがえし、かわらわり、つじぎり(プラチナ以降)程度しかない。加えて特性むしのしらせが、妥協して補助型として使わなければならない状況とはアンチシナジー。それらの点から実戦で使うのには大きな苦労が伴った。それでもプラチナで教え技がむしゃらを獲得したため、鈍足低耐久を活かしてきあいのタスキで耐えてからの後攻がむしゃらで奇襲することができるようにはなった。

第五世代

隠れ特性テクニシャンを獲得するが、恩恵を受けるのつばめがえしむしくい程度しかなかったのが痛かった。おしえわざではさわぐハイパーボイスといった強力な音技を覚えられたが、すべて特殊技であり救いである攻撃の種族値が活きないという仕打ちを受けた。

第六世代

とどめばりまとわりつくねばねばネットを習得。実際レーティングバトルでもねばねばネットほろびのうたで起点を作る構成、ほろびのうたまとわりつくうたうを駆使してほろびのうたの効果によって倒す構成、がむしゃらによる奇襲を軸にした構成が見られた。しかし低種族値は如何ともし難く、ORAS発売後のXYリーグでは極度に採用率が低くなり、それこそ技の採用率の欄が埋まり切らないこともままあった。

第七世代

きゅうけつが強化によりシザークロスに取って代わり、それ以外の大きな変更点はなし。Zワザが登場したことによって奇襲性は増した。ただ、Zクリスタルを持たせるということはきあいのタスキを諦めるということなので、この点は強化とは言い切れない。

余談だが、最終進化系で種族値合計が一番低かったエネコロロはこの世代に来て素早さが20増加(合計380→400)し、第六世代まで下から2番目だったコロトック(合計384)は遂に最終進化系の中で種族値合計が最弱のポケモンとなってしまった(ちなみに下から2番目は合計385のドクケイルに変わった)。

第九世代

とびつくを習得したが、第八世代と同じくがむしゃらを覚えられず、きあいのタスキ+がむしゃらのコンボが使用できなくなった。ねばねばネットを覚えられるポケモンが減り、差別化に悩むことが少なくなったが、種族値の低さが足を引っ張る。

一般的な育成論

全体的に能力は低い。楽器をモチーフとした外見からか、音系の技を習得できる。

攻撃のほうが高いため、攻撃技はきゅうけつを採用したい。つるぎのまい特性むしのしらせで威力を上げればダメージは期待できる。

またうたうほろびのうたといった補助技も是非活用したい。ちなみにコロトックはほろびのうたちょうはつねばねばネットをすべて覚えられる唯一のポケモンであり、少なくともダブルバトルではこれに加えてまもるを入れた差別化構成が一般的。

正攻法の運用をすると多くのむしポケモンの劣化になるため、とつげきチョッキを持たせて相手のダメージ計算を狂わせたり、こだわりスカーフを持たせて120族に先制(最速スカーフのコロトックの実数値192は最速120族の実数値189に勝る)したりと、持ち物を活かして意表を突くと良いだろう。ただ、とつげきチョッキと両立できる起点技がはたきおとす程度しかないのが悩ましいところ。