きゅうしょアップ

きゅうしょアップとは、ポケモンの状態変化の一つ。

第六世代までは、きあいだめ状態と呼ばれていた。

きゅうしょアップの効果

自分の技が急所に当たりやすくなる (ポケモンスタジアム2以降)。

第一世代 (ポケモンスタジアム2以外) : 急所率を (すばやさの種族値÷2)/256 ではなく、((すばやさの種族値÷2)÷4)/256 で求める (急所率が下がる)
ポケモンスタジアム2 : 急所率を ((すばやさの種族値+76)÷4)/256ではなく、((すばやさの種族値+236)÷2)/256 で求める
第二世代 : 急所ランク+1
第三世代以降 : 急所ランク+2
- ドラゴンエールをドラゴンタイプでないポケモンが受けたときのみ+1

交代
きゅうしょアップ状態でないポケモンに対するじこあんじ (第六世代以降)
きゅうしょアップ状態でないポケモンへのへんしん (第六世代以降)
きゅうしょアップ状態のない味方に対するきょうえん
くろいきり (自分と相手、第一世代のみ)
ターン経過 (Pokémon LEGENDS アルセウスのみ)
- クリティカッター: 5ターン
- きゅうしょアップ状態を発生させたわざによってターン数が異なる

厳密な急所率は急所#急所率の計算を参照とする。
バトンタッチで引き継がれる。
第二世代以降ではくろいきりやクリアスモッグなどで消すことはできない。
第六世代以降ではじこあんじ/へんしんでコピーする対象になる。
すでにきゅうしょアップ状態であるとき、きゅうしょアップ状態になる技や道具の効果は発動しない。
- ドラゴンタイプ以外のドラゴンエールのみ補正が異なるが、同じ状態変化と見なされて重ねがけはできない。
急所に当たりやすい技、特性きょううん、持ち物ピントレンズ・するどいツメ、キョダイシンゲキによる効果など、きゅうしょアップ状態によらない急所率上昇効果を受けると急所率はさらに上がる。第三世代以降ではラッキーパンチ・ながねぎの効果があるポケモンもきゅうしょアップ状態の効果を受ける。
- すでにきゅうしょアップ状態でありキョダイシンゲキによる効果を1回受けている場合、2回目以降のキョダイシンゲキでは「張り切っている!」のメッセージが表示されなくなる。

ポケモンスタジアム2以外の第一世代では設定ミスにより、「きあいだめ状態ではないとき急所率を1/4倍」とすべき処理が「きあいだめ状態であるとき急所率を1/4倍」となっていた。ポケモンスタジアム2で急所の仕様が改訂された際にこのミスも解消され、急所率を4倍前後にする効果が与えられた。
- 第一世代では急所率は最大でも255/256だが、きゅうしょアップ状態や急所に当たりやすい技の効果を計算した後に分子を255以下にする処理をする。
- 「ポケモンスタジアム2ではきあいだめ状態は全ての技の急所率を急所に当たりやすい技と同じにする」という情報が広まっていたことがある。
第五世代のミラクルシューターでクリティカットを使用した場合、急所ランクの上昇値が異なる。クリティカットを使用した場合は+1、クリティカット2を使用した場合は+2、クリティカット3を使用した場合は+3になる。
なかよし度が最大のポケモンは、急所率が2倍となる（バトルハウスや通信対戦など経験値が入らないバトルでは無効）。そのため、なかよし度が最大の状態できゅうしょアップ状態になると確定急所になる。