ジャッジ
ジャッジは、ポケットモンスター エメラルド以降のシリーズに登場する、個体値を判定してくれる人物およびボックスの機能。エメラルドのみポケモントップブリーダーという名で登場。
概要
ジャッジに手持ちのポケモンを見せることで、そのポケモンの合計個体値と、各能力のうち最も個体値が高い能力およびその値を大まかに教えてくれる。最も優れている能力では、最大の31の場合対応したセリフが用意されているため、個体値31であることをゲーム内でも確認することができる。
エメラルド以外の第三世代、ダイヤモンド・パールには登場せず、その世代の後発ソフトのみでの機能であったが、第五世代以降は全てのソフトに登場している。
サン・ムーン以降は特定の条件を満たすとボックスの機能として追加される。詳細は#第七世代以降を参照。
各ソフトでの居場所
判定内容
第三世代
第三世代のみ、老人ということもあってセリフが異なる。最も優れている能力が複数ある場合はランダムでその中の1つを教えてくれる。
セリフ | 個体値の合計 |
---|---|
すばらしい のうりょく じゃな! | 151-186 |
そうとう ゆうしゅうな のうりょくを もっとるぞ | 121-150 |
へいきん いじょうの のうりょくを もっとるな…… | 91-120 |
まずまずの のうりょくと いう ところかの…… | 0-90 |
セリフ | 最高個体値 |
---|---|
ばっちりっ! ぱーふぇくと じゃ! | 31 |
すばらしい ちからを もっとる! | 26-30 |
かなりの ちからを もっとるな! | 16-25 |
まあまあの のうりょくを もっとるぞ…… | 0-15 |
第四世代以降
個体値の合計、最も優れている能力、最も優れている能力の個体値を大まかに教えてくれる。
セリフ | 個体値の合計 |
---|---|
すばらしい のうりょくを もっている すばらしい 能力を もっている |
151-186 |
そうとう ゆうしゅうな のうりょくを もっている そうとう 優秀な 能力を もっている |
121-150 |
へいきん いじょうの のうりょくを もっている 平均 以上の 能力を もっている |
91-120 |
まずまずの のうりょくを もっている まずまずの 能力を もっている |
0-90 |
セリフ | 最高個体値 |
---|---|
さいこうの ちからを もっている 最高の 力を 持っている |
31 |
すばらしい ちからを もっている すばらしい 力を 持っている |
26-30 |
かなりの ちからを もっている かなりの 力を 持っている |
16-25 |
まあまあの ちからを もっている まあまあの 力を 持っている |
0-15 |
- もっとも高い個体値が複数あった場合は以下のようになる。
- 第六世代では、個体値が0になっているものがあった場合、最後に「でも○○は、ぜんぜんダメかも…」と教えてくれる。
- 個体値0が複数あった際、2つ目以降は「あと◯◯もがっかりかもね…」と教えてくれる。
第七世代以降
第七世代以降はより詳しくジャッジしてもらえるようになった。条件を満たすとボックス整理時に「ジャッジ」する機能を追加してもらえる。
- 第七世代ではジャッジにタマゴを21個以上孵したうえで話しかけると、ボックス整理時にジャッジ機能を追加してもらえる。
- ソード・シールドでは人物としては登場せず、バトルタワーのランク4(モンスターボール級)に昇格するとジャッジ機能が自動で追加される。
- スカーレット・バイオレットでは「ザ・ホームウェイ」クリア後、ポケモンセンターの看護師と話すとジャッジ機能を追加してもらえる。
仕様は下記の通り。
- ボックスの「ジャッジ」をタッチする(第八世代以降ではプラススタートボタンを押してページを切り替える)ことで、上画面に六角形のレーダーチャートと上述のコメントが表記される。
- ソード・シールド、ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール、スカーレット・バイオレットでは、ボックスのジャッジ機能が簡易的なものとして提供され、Pokémon HOMEにレーダーチャートの機能が提供されている。
- LEGENDS アルセウスでは、ステータスの計算に個体値が使われないため、ジャッジ機能はない。
- すべての能力において、上述の「最も優れている能力」に準拠して、ダメかも (0)、まあまあ (1-15)、かなりいい (16-25)、すごくいい (26〜29)、すばらしい (30)、さいこう (31) の六段階コメントで評価される。すごいとっくんでステータスを引き上げた場合は「きたえた!」と表示される。
- 下部には合計個体値のコメントに準拠したコメントが表記される。なお最上のコメントは「素晴らしい 能力!」と、感嘆符付きになる。
- 能力の文字の色で性格による補正も判別可能。
外伝ゲームにおけるジャッジ
Pokémon GOにおけるジャッジ
Pokémon GOでは2016年8月23日のVer.0.35.0のアップデートでチームリーダーがポケモンの個体値を判定してくれる機能が実装された。本編の第四世代から第六世代におけるジャッジと似た判定方法で、個体値の合計、最も優れている能力、最も優れている能力の個体値を台詞で大まかに教えてくれる。
2019年7月16日のVer.0.149.0のアップデートで仕様が変更され、台詞ではなくグラフで攻撃・防御・HPの各個体値を直接確認できるようになった。
→詳細はジャッジ (GO) の記事を参照。
引用
ジャッジ/引用を参照。