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かんたんかいわ

提供:ポケモンWiki
なんかいことばから転送)
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かんたんかいわは、第二世代クリスタル)から第五世代で使用された、用意された言葉で文章を作るシステム。「ばか」「しね」などの誹謗中傷な文章を作成されないために取り入れられたと思われる。

第六世代メールの廃止とともに廃止された。

第二世代

クリスタルバージョンの日本語版で初登場した。モバイルメニューにおいて、バトルタワーモバイルスタジアムの戦闘開始時・勝利時・敗北時の台詞を設定できる。3か所×2行の空欄に言葉を入れる形で設定できる。

言葉を選択するとき、言葉の並び順をしゅるいべつモードとアイウエオモードから選択できる。言葉の種類はポケモン、タイプ、あいさつ、ひと、バトル、こえ、かいわ、きもち、じょうたい、せいかつ、しゅみ、こうどう、じかん、むすび、あれこれの合計15種類。使用できる言葉の一覧はかんたんかいわの言葉一覧 (第二世代)を参照。

日本語版以外ではモバイルシステムGBを介した通信機能がなく、かんたんかいわのシステムも登場しない。

第三世代

第二世代と同じく、数箇所の空欄に言葉を入れる形。日本語版以外では初登場。

言葉を選択するとき、言葉の並び順をグループモードとあいうえおモードから選択できる。言葉のグループはポケモン、トレーナー、ステータス、バトル、あいさつ、ひと、こえ、かいわ、むすび、きもち、じょうたい、こうどう、せいかつ、しゅみ、じかん、あれこれ、くりかえし、イベント、わざ1、わざ2、ナウいことば、ポケモン2の合計22種類。使用できる言葉の一覧はかんたんかいわの言葉一覧 (第三世代)を参照。

最初からすべての言葉を入力できるわけではなく、一部の言葉は下記のように解放できる。

  • ナウイことば:キンセツシティナウイおやじがいれば、ナウイことばを1つ教えてもらえる。教えてもらった単語は使用可能になる。レコードを混ぜた後に話しかけると、再度ナウイことばを1つ教えてもらえる。
  • ポケモン、ポケモン2:ポケモン図鑑のみつけたかずに登録されたポケモンは使用可能になる。全国図鑑が解放されると、地方図鑑に含まれないポケモンは(みつけたかずに登録されていなくても)使用可能になる。
  • イベント、わざ1、わざ2:殿堂入りで解放される。

かんたんかいわで入力できる場所は下記の通り。

一部の言葉は特定のゲームでしか使用できない。ゲーム名や特定のゲームでしか登場しないシステム・施設に関連する言葉が該当する。

第四世代

第四世代より入力の仕組みが変わり、特定の雛形に開いた1,2箇所の空欄に言葉を入れる形になった。また、海外版に送ると言葉がその言語に自動翻訳される。

言葉のグループはポケモン、ポケモン2、わざ、わざ2、ステータス、トレーナー、ひと、あいさつ、せいかつ、きもち、なんかいことば、ユニオンの合計12種類。使用できる雛形と言葉の一覧はかんたんかいわの言葉一覧 (第四世代)を参照。

最初からすべての言葉を入力できるわけではなく、一部の言葉は下記のように解放できる。

  • なんかいことば:キッサキシティ北東DPPt/16ばんどうろHGSSの民家に住むおじいさんからは、一日一つ「なんかいいことば」を教えてもらえる。教えてもらった単語は使用可能になる。

かんたんかいわで入力できる場所は下記の通り。

第五世代

雛形を使った穴埋め式かんたんかいわは第四世代から継承されたが、いくつか言葉の変更がある。

言葉のグループはポケモン、ステータス、わざ、トレーナー、つうしん、あいさつ、こえ、ひと、せいかつ、きもち、ようご、ピクチャーの12種類。このうち、ピクチャーに含まれる言葉は動くカラフルな言葉になっている。使用できる雛形と言葉の一覧はかんたんかいわの言葉一覧 (第五世代)を参照。

  • メール:ブリッジメールは選んだ雛形の空欄に言葉を入れ、さらに最後に言葉を1つ入れることができる。それ以外のメールは雛形が固定で、空欄に言葉を入れる形。
  • トレーナーカード:自己紹介で雛形を1つ入力できる。
  • ヒウンシティBW:セントラルエリアにいるけんきゅういんにかんたんかいわを用いて特定の組み合わせを入力すると、てんそうマシンが使用できるようになる。詳しくはてんそうマシンを参照。
  • セッカシティのミニゲーム「クイズでハップン!」の解答はピクチャー以外の言葉から選択する。

備考

  • このシステムの欠点は自由に言葉を書けずに、書くことが可能な言葉が限られていることである。そのため、不自然な文章になることが多い。
  • 一方で言葉を別の意味に捉える・単語や形容詞・助詞を組み合わせて別の単語を作る等して巧みに文章を作る例も見られた。第三世代のバトルタワーに登場するNPC等にもその例が見られる。
  • このシステムを用いても直喩・暗喩表現までは規制できないため、単語を巧みに用いて卑猥な文章を書く例は見られた。

関連項目