デンジュモク/対戦
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デンジュモクの歴史
第七世代
シングルバトルではガブリアス、ランドロスに素早さの種族値で劣り、ようきマンムーにもひかえめ型なら抜かれて上からじしんを撃たれるため、異常に高い特攻を持っているが環境を揺るがすほどの活躍は無かった。しかしZさいみんじゅつやほたるびなどを活かせば全抜きも現実的に起こり得るため、レート2100を超える上位構築にエントリーされることもあった。
PGLレーティングバトル統計データからは、SMリーグシングルバトルでは10まんボルト、めざめるパワー、エナジーボール、ほたるびorさいみんじゅつが主流技構成であったとうかがえる。性格はおくびょう、ひかえめが半々程度。初期のシーズンではエスパーZ型が主流であり、シーズン5あたりからデンキZによる瞬間火力型がメインとなった。
ダブルバトルではWCS2017(アローラ図鑑限定のダブルバトル)ルールにおいて、世界大会のマスターカテゴリ決勝にまで残る。オーロラベールを盾にほたるびを積む戦術で大いに会場を沸かせたが、最終的には読み切られて集中攻撃で倒されている。
USUMでは教え技にシグナルビーム程度しか強化技が無く、相対的に弱体化。USUMリーグ初期には80族を抜ける素早さからこだわりスカーフ型が20%強存在していたが、シーズン12あたりになると20%弱程度になった。
第八世代
冠の雪原で復活。新しい教え技としてライジングボルトを習得。Zさいみんじゅつは使えなくなったもののさいみんじゅつと相性のいい道具からぶりほけんが登場。しかし、ほたるびが技のデータごと消去されており、特攻をあげる積み技がめいそうのみになったため大きく弱体化。また、ダイマックスとの相性に関しても、サブウェポンとして採用していることが多いくさ技のダイソウゲンによってフィールドが書き換わるため、良いとは言えない。
こだわりスカーフ型として使おうにも、サブウエポンの範囲がより広いことを考慮しなければよりでんき火力と速度に優れるレジエレキで十分。
一般的な育成論
ウルトラビーストの1体であり、専用特性のビーストブーストで得意な相手であれば勢いに乗りやすい。非常に高いとくこうを持つ。性格をおくびょうやひかえめにして、特殊アタッカーに育成するとよいだろう。
攻撃技の候補としては、10まんボルト、シグナルビーム、エナジーボール、マジカルシャイン、めざめるパワーこおり等が挙げられる。変化技の候補としては、ほたるび、でんじは、さいみんじゅつ、みがわり等が挙げられる。すばやさが物足りないので、エスパーZとさいみんじゅつを合わせたZさいみんじゅつか、こだわりスカーフを持たせて増強することが多い。特に後者についてはボルトチェンジで一旦退くのも一つの手。
同時期に同じくでんき(とフェアリー)タイプで10万ボルトやマジカルシャインを得意とするカプ・コケコが登場しているが、努力値・性格など全て同条件で育成した場合、エレキフィールドとタイプ一致補正を加味してもデンジュモクの方が僅かに与ダメージが大きい。フィールドを意識しなくてよい分安定性も高く、攻撃力を重視するならこちらを選ぶと良いだろう。