がくしゅうそうち
がくしゅうそうちは、アイテムの一種。
概要
- 買値:3000円(売ってない)
- 売値:1500円
- 効果:がくしゅうそうちを持たせる2-5/ONにする6-7と、戦闘に参加していないポケモンも経験値が貰える。
- なげつける:威力30
効果
第一世代
戦闘に参加したポケモンが得る基礎経験値を本来の半分にする。その後、ひんしのポケモンを含む手持ちポケモン全員に追加の経験値を分配する。ただし、ひんしのポケモンに分配された追加の経験値は獲得できない。追加の経験値計算では「戦闘に参加したポケモン1匹に分配された基礎経験値」を基礎経験値として扱う。それぞれの値は分割された時点で端数が切り捨てられる。努力値についても同様である。
- 手持ちが2匹のときに、1匹のポケモンのみが戦闘に参加した場合、戦闘に参加したポケモンは1/2を獲得する。その後、1/2を2匹に分配し、手持ち全員が追加の1/4を得る。
- 手持ちが6匹のときに、2匹のポケモンが戦闘に参加していて、そのうち1匹がひんしになった場合、戦闘に参加してひんしでないポケモンは1/2を獲得する。その後、1/2を6匹に分配し、ひんしのポケモンを除く手持ち全員が追加の1/12を得る。ひんしのポケモンに分配された1/12は捨てられる。
- 手持ちが6匹のときに、入れ替えをして2匹のポケモンが戦闘に参加した場合、戦闘に参加したポケモンは1/4を獲得する。その後、1/4を6匹に分配し、手持ち全員が追加の1/24を得る。残り1/4は捨てられる。
第一世代では、がくしゅうそうちはバッグに入っているあいだ常に有効である。作動させたくない場合、パソコンに預ける・捨てる・売却する等でバッグ内に存在しない状態にする必要がある。
第二世代
戦闘に参加したポケモンが得る基礎経験値を本来の半分にする。その後、がくしゅうそうちを持っているポケモンに追加の経験値を分配する。追加の経験値計算でも同様に、基礎経験値は本来の半分になる。それぞれの値は分割された時点で端数が切り捨てられる。努力値についても同様である。
戦闘に参加したポケモンをA、がくしゅうそうちを持っているポケモンをBとすると、基礎経験値をAグループとBグループで半分に分割し、それを各グループに該当するポケモン達に等分する。Bが戦闘に参加した場合、そのポケモンはAとしてもBとしても扱われる。
第三世代-第五世代
各種補正が行われる前の経験値、すなわち経験値の計算式でいう「EXP」が、がくしゅうそうちを持っているポケモンに配分され、その値を新たな「EXP」として使って経験値の計算を行い獲得経験値が決まる。ゆえに、戦闘に参加したポケモンがしあわせタマゴを持っていたとしても参加していないポケモンの経験値には影響しない。同様に、第五世代では自分と相手のポケモンのレベルが経験値の量に影響するようになったが、がくしゅうそうちを持った自身と相手のレベルによって決まる。戦闘に参加したポケモンのレベルは無関係。
戦闘に参加したポケモンをA、がくしゅうそうちを持っているポケモンをBとすると、「EXP」をAグループとBグループで半分に分割し、それを各グループに該当するポケモン達に等分する。Bが戦闘に参加した場合、そのポケモンはAとしてもBとしても扱われる。
- Aが1匹、Bが2匹の場合、Aのポケモンは1/2、Bの2匹は1/4ずつを獲得する。
- A・戦闘に参加したB(ABと表記)・B'がいた場合、Aは1/4、ABは1/2(1/4+1/4)、B'は1/4を獲得する。
- A・ABの場合、Aは1/4、ABは3/4(1/4+1/2)を獲得する。
努力値は、第三世代以降では本来そのポケモンを倒したのと同じだけもらえる(戦闘に参加したポケモンがきょうせいギプスやパワーウエイト等を持っていても、がくしゅうそうちを持ったポケモンには影響しない)。
第六世代・第七世代
たいせつなものに分類され、スイッチを入れることで使用できる。戦闘に参加したポケモンは取得経験値の全て、出ていないポケモンには取得経験値の50%が配分される。また、努力値は第三世代-第五世代と同様に戦闘に参加したポケモンと同じだけ貰う。
なお、がくしゅうそうちで獲得した経験値の量は表示されず「がくしゅうそうちで それぞれ 経験値を もらった!」と表示される。
ピカブイ以降
アイテムとしてのがくしゅうそうちは廃止となり、ひんしポケモンを除けば、序盤から手持ちポケモン全員に配分されるようになった。努力値や経験値を意図的に振らないでおきたい場合はひんしにするかポケモンをボックスに預ける必要がある。
説明文
- 第二世代
- もっているだけで けいけんちを わけて もらえる
- ルビー・サファイア・エメラルド
- もたせた ポケモンが けいけんちを わけて もらえる
- ファイアレッド・リーフグリーン
- もたせていると せんとうに でなくても その ポケモンは けいけんちを わけてもらえる。
- 第四世代・第五世代
- もたせた ポケモンは せんとうに でなくても けいけんちを わけてもらえる べんりな そうち。
- 持たせた ポケモンは 戦闘に でなくても 経験値を わけてもらえる 便利な 装置。
- 第六世代・第七世代
- スイッチを いれると てもちの ポケモン すべてが けいけんちを もらえる そうち。
- スイッチを いれると 手持ちの ポケモン すべてが 経験値を もらえる 装置。
入手方法
- 第一世代
- ポケモンずかんを50匹以上埋めて、セキチクシティと15ばんどうろの間にあるゲート内で助手と話す。
- 第二世代
- ポケモンじいさんにあかいウロコを渡すと貰える。
- コガネシティラジオとうのIDくじ(下3ケタ一致)。
- ルビー・サファイア・エメラルド
- カナズミシティのデボンコーポレーションで貰う。
- ミナモシティのミナモデパートのIDくじ(下3ケタ一致)。
- ファイアレッド・リーフグリーン
- ポケモンずかんを50匹以上埋めて、15ばんどうろで助手と話す。
- ポケモンコロシアム
- アゲトビレッジの宝箱から手に入れる。
- ポケモンXD
- フェナススタジアムでワズルに勝利後、フェナスシティの市長の家でダグデから貰う。
- ダイヤモンド・パール・プラチナ
- コトブキシティテレビコトブキのIDくじ(下3ケタ一致)。
- ポケモンを35種類以上見てハクタイシティのゲートでナナカマド博士の助手と話す。
- ハートゴールド・ソウルシルバー
- ポケモンじいさんにあかいウロコを渡すと貰える。
- コガネシティラジオとうのIDくじ(下3ケタ一致)。
- ブラック・ホワイト・ブラック2・ホワイト2
- ヒウンシティのバトルカンパニーで貰う。
- セッカシティのポケモンだいすきクラブで会長に、出会ってからレベルを25~49上げたポケモンを見せると貰える。
- くろのまてんろうまたはしろのじゅどうをエリア10まで攻略後、サンギタウンでバンジロウから貰える色違いのポケモンが持っているB2W2。
- X・Y
- ハクダンシティでビオラに勝った後、パンジーから貰う。
- オメガルビー・アルファサファイア
- トウカのもりでマグマ団OR/アクア団ASのしたっぱと戦った後、デボンコーポレーションのけんきゅういんから貰う。
- サン・ムーン・ウルトラサン・ウルトラムーン
- 1ばんどうろのトレーナーズスクールに初めて訪れた時に、ククイ博士から貰う。
Pokémon UNITEにおけるがくしゅうそうち
Pokémon UNITEではもちものの一種として登場する。ポケモンに持たせることで、自分の経験値が味方チームの中で最も低いあいだ1秒経過するごとに得られる経験値が3/4/5増加する。また、近くにいるチームメイトが野生ポケモンをKOすると、KOしたチームメイトの獲得する経験値が少し多くなる。
備考
- 第一世代の取扱説明書では「ポケモン用睡眠学習装置」と説明されている。
- 第一世代では通常アイテム扱いで、売ったり捨てたりすることが可能。1個しか入手できないが、ポケモンスタジアム金銀のカラーケースを利用することで2個以上所持できる(入手経験値は変わらない)。
- ポケモンスタジアム金銀のカラーケースに預けておけば、ゲーム序盤から引き出して使用することもできる。
- 第一世代では「戦闘に参加したポケモン1匹あたりが獲得した値」が基準になるため、ポケモンを入れ替えるほど獲得する経験値・努力値の総量は目減りしてしまう。これを逆に利用し、端数切捨てで経験値を0にしつつ努力値を入れるというテクニックが存在する。なお第二世代では育て屋に預けることで経験値をリセットでき、実質無制限に努力値を入れられる。
各言語版での名称
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関連項目
- 学習装置(カードゲーム)