ポケモンWikiでは記事の投稿、加筆、検証、修正等参加、協力してくださる方を必要としています。方法や詳細はポケモンWikiに投稿するにはをご覧ください。

通信ケーブル

提供:ポケモンWiki
ナビゲーションに移動検索に移動
このページでは周辺機器の通信ケーブルについて解説しています。ポケモン不思議のダンジョンのアイテムについてはつうしんケーブルを参照してください。

通信ケーブルとは、ゲームボーイ系、またはゲームボーイアドバンス系での本体同士の通信に使用するケーブルである。

ニンテンドーDS以降のゲーム機では無線通信を使用するため存在しない。

ゲームボーイ系

ゲームボーイ同士を接続するために用いられ、ポケットモンスターシリーズでは通信交換、通信対戦時にはほぼ必須であった[1]。旧型のゲームボーイと新型のゲームボーイシリーズ(ゲームボーイポケット以降)では端子の形が異なるが、変換コネクタを使用することで接続できる。

1500円程度する別売り商品である上に対応ソフトも限られていたので赤・緑発売当時のプレイヤーで通信ケーブルを持っている人は決して多くなく、後の世代より若干通信のハードルが高いものだった。ポケモンを遊ぶ子供の中でも自然と通信ケーブルを持っている子が中心になり、通信が利用出来る人とそうでない人の差が大きかった。

  • 旧型のゲームボーイ[2]
    • ゲームボーイ専用通信ケーブル(DMG-04A)
    • 4人用アダプタ(DMG-07)[3]
  • 新型のゲームボーイシリーズ[4]/スーパーゲームボーイ2用
    • 変換コネクタ(MGB-004)(DMG-04Aと接続して使用)
    • ゲームボーイポケット専用通信ケーブル(MGB-008A、MGB-008B)
    • ゲームボーイシリーズ専用通信ケーブル(CGB-003、上記と同一品)
      • コネクタの持ち手にフィギュアが乗っている等、特別仕様になったゲームボーイシリーズ専用通信ケーブル「ピカチュウケーブル GBC」「トゲピーケーブル GBC」も発売された。

そのほか、DMG-14(CGB-003を旧型のプラグに変換)、MGB-010(片方が新型のプラグ、片方が旧型/新型両方のプラグをもつケーブル)等の海外専用品も存在する。

なお、ゲームボーイカラーの赤外線通信は通信ケーブルの代用にはならない。モバイルアダプタGBクリスタルのみの対応であるが、携帯電話を介した遠距離かつピアtoピアの通信対戦・通信交換が可能であった。

ゲームボーイアドバンス系

ゲームボーイアドバンス系のゲームを通信する際に必要である。両端のプラグは青色の親機側と灰色の子機側に分かれており、ケーブルの中央にある接続ボックスに別のケーブルの青色のプラグを挿入することで複数のケーブルを接続し、最大で4台までの通信が可能である。ポケモンシリーズではマルチバトルレコードを混ぜる時などに使われた。青色のプラグを本体に挿している側が「1P(ホスト)」として扱われる。

ゲームボーイミクロ用の通信ケーブルは両端のプラグが黒色だが、ノーマルな形状の親機側と接続ボックス誤挿入防止の突起付きの子機側という形で区別されている。ケーブル中央の接続ボックスにはゲームボーイミクロ用の通信ケーブルの親機側のプラグのみ接続可能である。

ゲームボーイ系の通信ケーブルでゲームボーイアドバンス系のゲームの通信をすることはできない。また、ゲームボーイアドバンス系の通信ケーブルでゲームボーイ系のゲームの通信をすることもメーカーの仕様上は不可能である[5]

ゲームボーイ系の通信ケーブルと同様に1500円近い価格であったが、ルビー・サファイアの同時購入特典として通信ケーブル(AGB-005)[6]が付属したこともありポケモンファンにおける普及率は比較的高かった。

  • ゲームボーイアドバンス/SP/ゲームボーイプレイヤー/カードeリーダー+
    • ゲームボーイアドバンス専用通信ケーブル(AGB-005)
  • ゲームボーイミクロ用
    • ゲームボーイミクロ専用通信ケーブル(OXY-008)
    • ゲームボーイミクロ専用変換コネクタ(OXY-009、OXY-008の子機側をGBA用の端子に変換するもの[7]。)

サードパーティ製の互換品もいくつか存在している。それらの中には1つのケーブルに4本の端子が存在し最大4人通信が可能なものや、1つのケーブルでGBAモードとGBモードの切り替えが可能なものもあった。ただし、端子の形状などにより一部の接続に制限がかかるものもある。

なお、ゲームボーイアドバンス専用ワイヤレスアダプタはポケモンシリーズではファイアレッド・リーフグリーンエメラルドのみ対応している。それらのソフトでは、通信ケーブルを使う通信は全てワイヤレスアダプタでも可能となっている。ワイヤレスアダプタ専用の通信要素も存在する。

備考

  • 第一世代の通信ケーブルクラブにある階段はダミーで、実際には使用されていない(その場から直接通信ルームにワープする)。このため非正規の手段でカウンターの中に入っても階段から通信ルームに入ることはできない。
    • 通信ケーブルをつないでいないと「通信ケーブルを使用したお客様をご案内しております」旨のメッセージが出てくる。なお、バーチャルコンソール版では常に通信ケーブルをつないだ状態のフラグが立っているため、このメッセージを見ることは無い。

脚注

  1. NINTENDO64ソフトのポケモンスタジアムシリーズを利用することでも通信可能。ポケモンスタジアムでは通信交換ができず対戦可能ポケモンも限定されていたが、ポケモンスタジアム2からは問題なく利用できる。通信交換にはコントローラーと64GBパックが各2個必要。
  2. ゲームボーイ、ゲームボーイブロス(ゲームボーイブラザーズ)が該当。
  3. ポケモンシリーズに対応作品は無い。
  4. ゲームボーイポケット、ゲームボーイライト、ゲームボーイカラーが該当。
  5. ゲームボーイアドバンス系の通信ケーブルを2つ用意しお互いのゲームボーイアドバンス系の本体に灰色のプラグを挿入、それぞれの青色のプラグをもう一方の接続ボックスに挿入してケーブル同士を連結すればゲームボーイ系のゲームの通信が可能になる。
  6. 通信ケーブル自体は市販品と同じだが箱はルビー・サファイア仕様の特別版。
  7. 端子の突起が干渉するため、ゲームボーイプレイヤーに挿入することが出来ない。

関連項目

通信の手段
第一世代 通信ケーブル - 赤外線通信 - 64GBパック
第二世代 通信ケーブル - 赤外線通信 - 64GBパック - モバイルシステムGB
第三世代 通信ケーブル - GBAケーブル - ゲームボーイアドバンス専用ワイヤレスアダプタ - ダブルスロット - すれちがい通信
第四世代 DSワイヤレス通信 - ニンテンドーWi-Fiコネクション - ダブルスロット - 赤外線通信
第五世代 DSワイヤレス通信 - ニンテンドーWi-Fiコネクション - ニンテンドーネットワーク - 赤外線通信 - すれちがい通信 - いつの間に通信
第六世代 ローカルプレイ - ニンテンドーネットワーク - 赤外線通信 - すれちがい通信 - いつの間に通信
第七世代 ローカルプレイ - ニンテンドーネットワーク - 赤外線通信 - Nintendo Switch Online
ピカブイ ローカルプレイ - Nintendo Switch Online - Bluetooth
第八世代 ローカル通信 - Nintendo Switch Online
第九世代 ローカル通信 - Nintendo Switch Online