無印編第38話
(※ポケモンショックがなかった場合は次回はルージュラのクリスマスの予定であった。)
でんのうせんしポリゴン | |
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話数 | 第38話 |
放送日 | 1997年12月16日 |
主題歌 | |
OP | めざせポケモンマスター |
ED | ポケットにファンタジー |
スタッフ | |
アニメ制作 | Team Ota |
脚本 | 武上純希 |
絵コンテ | 井硲清高 |
演出 | 井硲清高 |
作画監督 | 志村隆行 |
でんのうせんしポリゴンとは、ポケットモンスター第38話のこと。再放送に当たるポケットモンスターアンコールでは放送されなかった。
注意:以降の記述には、作品の内容やあらすじ、登場人物などのネタバレが含まれます。ご理解の上ご利用ください。
あらすじ
旅を続けるサトシたちは、マッチャシティのポケモンセンターに立ち寄った。マッチャシティのポケモンセンターはポケモン転送装置に障害が発生し、パニック状態になっていた。
ポケモン転送プログラムを作ったアキハバラ博士の研究所に侵入したサトシたちは、ポケモン転送システムの中である電脳世界に人間を送り込む「人間転送システム」に連れ込まれる。アキハバラ博士は、電脳世界への侵入者が問題を起こしていることに気が付いたため、それを解決するため、サトシたちにポリゴン初号機を与え、一方的に電脳世界に送り込んだ。
電脳世界では、ポリゴン0号機を盗み出したロケット団がバリケードでモンスターボールをせき止めることで、ポケモン転送システムを機能不全に陥れていた。サトシたちはロケット団を探し出し、ポリゴン初号機と0号機のバトルの隙を盗んでバリケードを取り除いたことで、ポケモン転送装置の問題を解決した。
一方、それとほぼ同時刻に、ポケモンセンターではシステムの障害を防ぐために、ワクチンソフトが使用された。ワクチンソフトはサトシたちやロケット団を攻撃し始め、攻撃を受けたロケット団は電脳世界のバグの穴に落ちてしまう。
ワクチンソフトがロケット団ごとバグの穴をふさごうとし、穴ごとロケット団も消えてしまう寸前、サトシのフシギダネがつるのムチを使い、ロケット団を穴から救い出した。
サトシたちは電脳世界から元の世界に戻るため、ワクチンソフトからのミサイルをかわしながら転送ポイントにたどり着く。しかし、サトシたちが転送ポイントにたどり着いたと同時に、ワクチンソフトが放ったミサイルも転送装置に入り、人間転送システムは研究所を巻き込み爆発した。
サトシたちの活躍で、ポケモン転送装置は正常に戻り、マッチャシティのポケモンセンターの混乱も解消された。サトシたちはまた次の街に向かって旅を続けるのであった。
重要なイベント
登場キャラクター
太字は新登場キャラクター
人物
ポケモン
ポケモンショック
ミサイルの爆発時に使用されたパカパカという効果のため、この回を視聴した視聴者の一部が、光過敏性発作で病院に運ばれた。病院に運ばれた視聴者は大部分が18時51分ごろに意識を失ったと証言しているようだ。実際、パカパカが入ったのは18時51分35秒から5秒間である。この放送の影響で、映像のチェックが厳しくなり、ガイドラインも設けられた。そして、ほとんどすべてのアニメ、特撮にテレビは部屋を明るくして離れてみるという旨のメッセージが追加された。特に、テレビ東京は極端に映像のチェック、規制を厳しくしたため(俗に言うテレ東チェック)、一部非難を浴びている。
関連: ポケモンショック
備考
- 本来なら次週は「ルージュラのクリスマス」を放送する予定であり、テレビ東京系での本放送時には「ルージュラのクリスマス」の次回予告も流された。
- 先述したトラブルが原因で、次回放送予定分から1998年4月16日までポケモンは休止された。「ピカチュウの森」から再開しているため遅れ地域では再開までの間にこの回より前の話数が未放映になったものも存在する。
- ポケモンショックの影響で本38話は欠番となり、コミックス、書籍、ビデオでも除外されているほか、以後テレビアニメにおいてポリゴン2、ポリゴンZ含めたポリゴン系統はキャラクターとしての出番はない[1]。
- リメイク回の製作、動画配信サービスでの無料配信やオンデマンド配信も行われていない。
- この回のロケット団はサトシたちに助けられたため、去り際に「ありがとう」と感謝して逃げ去る。
- 2020年9月にポケモン英語版公式Twitterでは「Porygon did nothing wrong.(訳: ポリゴンは何も間違ったことをしていなかった。)」とこの話を彷彿させるようなツイートが行われた(奇しくもこの日は、新無印編第38話の放送前日である)[2]。
脚注
- ↑ 劇場版アニメの冒頭ムービーなどには登場している。
- ↑ Pokémon [@Pokemon]. "Porygon did nothing wrong." (ツイート). 2020年9月19日 午後9時58分. 2020年9月19日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2023年6月1日閲覧。
この話は、アニメポケットモンスターシリーズに関する書きかけです。加筆・修正を求めています。(アニメポケットモンスタープロジェクト)