マーキング
マーキングとは、ポケモン預かりシステムのボックス内で、ポケモンに目印を付ける機能のこと。第三世代から登場した。
概要
ポケモンの個体ごとに左から丸・三角・四角・ハート・星・ひし形(●・▲・■・♥・★・◆)の6つのマーク(第三世代では●・■・▲・♥)を付けることができ、記録することができる。記録したマーキングはポケモンの「ようすをみる」(つよさをみる)の項目で確認できるようになる。
仕様
野生ポケモンやイベントで入手したポケモンなどは既定ではマーキングなしとなる。マーキングの編集はおやにかかわらず自由に行える。通信交換で貰ったポケモンがすでにマーキングを付けられている場合は引き継がれる。
ブラック2・ホワイト2以降は手持ちからもマーキングを行うことができるようになった。第七世代では手持ちがいっぱいの時にポケモンを捕まえた直後、ステータスを閲覧することはできるがステータス内ではマーキングを付けることができない。捕まえたポケモンを手持ちかボックスに送ることで、初めてマーキングをつけることができるようになる。
第七世代では、マークなし・水色のマーク・桃色のマークと2種類の色でマーキングすることができる。ポケモンバンクやポケムーバーで第六世代以前に手に入れたポケモンを第七世代に連れ出す場合、それまでつけられていたマーキングは水色のマーキングとして引き継がれる。
Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイでは既存の6つのマークのほか、「お気に入り 登録」でお気に入りを示す六角形のマークを追加できる。お気に入りマークは「つよさをみる」画面ではモンスターボールの隣に表示され、ポケモンボックスではポケモン一覧の画面に表示されるが、Pokémon HOMEでは表示されない。お気に入り登録の機能は第八世代以降では搭載されていない。
第八世代以降では桃色のマークが赤色に変更されたが、Pokémon HOMEでの表示は桃色のままである。
使い道
主な用途としては、同じ種類のポケモンの区別をしやすくすることと、個体値が最高値(31、俗にVとも)の能力値を明らかにすることである。特に後者の手法は対戦用のポケモンを厳選する際によく用いられる。HP・こうげき・ぼうぎょ・とくこう・とくぼう・すばやさ、計6つの能力値をそれぞれのマークと対応させ、個体値が最高値となっている能力値の部分にマーキングすることで、そのポケモンの個体値を大まかに可視化することができる。
備考
- それぞれのマークを付ける・付けないによって、第三世代では2の4乗=16通り、第四世代から第六世代まででは2の6乗=64通り、第七世代以降では3の6乗=729通りのマークの付け方ができる。
- ポケッチのマーキングマップはポケモン預かりシステムと同じ6種類のマークを使用している。
各言語版での名称
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