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おや
提供:ポケモンWiki
(親から転送)
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おや (親) はあるポケモンについて、そのポケモンを捕まえたトレーナーのこと。OT(英語での表記、Original Trainerの略)と呼ばれることもある。
概要
基本的にはポケモンを捕まえた本人がおやとなる。ポケモンはおやの名前、ID(裏ID含む)、性別を記憶しており、これらによっておやを区別するため、通信交換で他人の手に渡ってもおやが変わることはない(例外あり、後述)。ファイアレッド・リーフグリーンを除く第三世代から第五世代にかけては、おやの性別によって文字の色が異なっていた。男の子だと青色であり、女の子だと赤色。
自分がおやでないポケモンには以下の効果が発生する。
- 経験値が多く手に入る(通常の1.5倍。第四世代以降、他言語版の場合1.7倍)。
- ジムバッジの数やスタンプの状況によって、そのポケモンが特定レベル以上の場合、言うことを聞かない。ただし、通信対戦では常に言うことを聞く。
- ニックネームを変更できない。
- 育て屋に同じポケモンの組を預ける場合、おやが自分の個体とそうでない個体の組にするとタマゴが発見されやすくなる。
おやが変更される例
- ゲーム開始時の御三家など、通信交換ではなく単に譲り受ける形でもらう場合、主人公がおやになる。
- ポケモンコロシアムに登場するダークポケモンは、他のトレーナーから横取りされたポケモン達だが、どのポケモンもリライブを終えると主人公がおやとなる。
- Nのポケモンは野生で出現し、プレイヤーが捕まえることになるが、おやはプレイヤーではなくNになる。
第一世代と第二世代におけるおやについて
- 第一世代と第二世代の間で移動をすると、元のデータに戻してもニックネームを変更できなくなる場合がある。内部データにおける文字列の終端の表記法が世代ごとに異なるために不適正と判断されて強制的に書き換わり、結果的に「おやが別人のポケモン」と判定されるようだ。
- 第一世代で主人公名が4文字以下である場合、第二世代を経由した後にニックネーム変更できなくなる。5文字であれば空白を含んでいても問題はない。
- 第二世代で主人公名を「じぶんできめる」以外の選択肢から選ぶと、第一世代を経由した後にニックネーム変更できなくなる(クリスタルでは修正)。選択肢と同じ名前(ゴールド、シルバー等)を直接入力した場合は問題ない。
- いずれの場合も、ニックネーム以外の要素(獲得経験値、言うことを聞くか否か)に影響はない。これらはおや名は無関係でIDのみで判定されている。
- クリスタル版のトレーナー・性別と出会った場所に関する情報は第一世代と互換性がなく、わざマシンの使用などを目的にタイムカプセルで第一世代へ送るとデータが消失する。おやの情報を消さずに第一世代のわざマシンを使用する場合、ポケモンスタジアム金銀で64のボックスに預けた状態で第一世代のロムからわざマシンを使用する必要がある。
備考
- 第五世代以前では、タマゴを発見した(貰った)ソフト以外のソフトで孵化させたとき、孵化カットシーンでは色違いであったのに実際は通常色のポケモンになったり、逆にカットシーンでは通常色であったのに色違いのポケモンである場合がある。これはカットシーン時点では発見したおやの情報を持っているが、カットシーン後に孵化させたおやに変更されるためである。そのため、このような状況では、マナフィのタマゴのような色違いにならないように設定されたタマゴから色違いのポケモンが産まれることがある。第六世代以降は修正されこのようなことは発生しなくなった。
- 配布ポケモンでは、配布された場所の施設名やイベント名が設定されることが多い。