ゆめのけむり
ゆめのけむりは、主にブラック・ホワイトに登場する物質。ブラック2・ホワイト2などにおけるムシャーナの図鑑説明文では夢の煙とも表記される。
概要
ムンナ・ムシャーナが人やポケモンの見た夢を食べたときに吐き出す煙で、その夢に出てきたものに姿を変える。内容によって様々な色に変化し、楽しい夢ならピンク色、悪夢なら黒色に変化する。
上記の「その夢に出てきたものに姿を変える」という現象を、プラズマだんのしたっぱやベルは「夢をみせる」と言い表している。一方で、マコモはそれを「夢を現実にする」ことだとベルと主人公に諭している。
ゆめのけむりを利用することにより、眠っているポケモンの記憶を取り出しトレーナーのレポートを集めるというゲームシンクのシステムが成り立つ。ストーリーではこの稼働を行うため、マコモはベルと主人公にゆめのあとちにいるムンナからゆめのけむりを採取するよう依頼する。そのゆめのあとちでは、ゆめのけむりをムンナから奪い取り、それをポケモンの解放のために利用しようと目論むプラズマ団が存在していた。主人公とベルがその現場に遭遇する際、ムシャーナは幻を用いてゲーチスを実体化し[1]プラズマ団を追い払い、その後ムンナとともにゆめのけむりを残してその場を去った。
設定で漢字モードにしていても、原則的に「ゆめのけむり」というひらがなの表記が徹底されている。この様式は公式の攻略本[2]やウェブサイト[3]でも用いられている。例外として、漢字モードにしている状態でのムシャーナの図鑑説明文のみ「夢の煙」と表記される。
備考
七賢人のアスラはムシャーナのゆめのけむりについて、それで見る夢は幻に過ぎず、叶えてこそ本物の夢だと述べている。
ゆめのあとちの地下にいるサイキッカーの1人は、夢を実現させることはゆめのけむりの性質と同じであるためにゆめのけむりは誰でも持っていることになると発言している。 また、同じフロアのけんきゅういんの1人はゆめのけむりの解明に至っていないものの、その潜在能力に期待を寄せている。
アニメにおけるゆめのけむり
マンガにおけるゆめのけむり
各言語版での名称
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脚注
- ↑ 元宮秀介&ワンナップ編著『ポケットモンスターブラック・ホワイト 公式完全ぼうけんクリアガイド』株式会社ポケモン・株式会社ゲームフリーク監修、2010年、p. 98。ISBN 978-4-8401-3558-0。
- ↑ 元宮秀介&ワンナップ編著『ポケットモンスターブラック・ホワイト 公式完全ぼうけんクリアガイド』株式会社ポケモン・株式会社ゲームフリーク監修、2010年、pp. 94, 98。ISBN 978-4-8401-3558-0。
- ↑ "Wi-Fi |『ポケットモンスターブラック・ホワイト』公式サイト". 2023年11月14日閲覧。