アーシア島

アーシア島は、オレンジ諸島の最果てに位置する島。劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕に登場。

概要

アーシア本島と3つの小島で形成されており、それぞれ「火の島」「雷の島」「氷の島」と呼ばれている。各島に火の神ファイヤー・雷の神サンダー・氷の神フリーザー（伝説の鳥ポケモン (映画)）が棲んでいる。本島に海の神の祭壇が、3島に各神を祀る祭壇があり、それぞれに対応する宝が奉納されている。宝は中に炎が閉じ込められた赤色、冷気が閉じ込められた青色、雷が閉じ込められた黄色の3種類。

海底は世界の天候を左右する深層海流の拠点となっており、3つの島に棲む火の神ファイヤー、雷の神サンダー、氷の神フリーザー、そして海底に棲む海の神ルギアが司っている。4体のうち誰かが捕まったり、荒ぶったりすると深層海流のバランスが崩れ、世界滅亡クラスの天候異常が世界中で発生する。マサラタウンでは夏に雪が降るなど異常気象が起こった。

年に一度、優れたる操り人(ポケモントレーナー)による儀式を行う祭が行われている。儀式の内容は3つの島に奉納された宝珠を集めて、海の神の祭壇に安置した後、巫女が笛を吹くというもの。この儀式は実際に怒り狂った三鳥を沈める効果がある。

儀式に使う笛は丸いでこぼこのあるサンゴに似た見た目をした、オカリナに似た形状の右側面に回転機構をつけたもの。

伝説

アーシア島には以下のような伝説が伝わっている。

火の神、雷の神、氷の神に触れるべからず。
されば、天地怒り世界は破滅に向かう。
海の神、破滅を救わんと現れん。
されど、世界の破滅を防ぐことならず。　
すぐれたるあやつり人現れ、神々の怒り静めん限り…。

各言語版での名称と由来

言語 名前 由来 日本語 アーシア島 earth（英語:地球）、Asia（英語:アジア） ドイツ語 Shamouti 英語名に同じ 英語 Shamouti Island shamouti orange（シャムーチ、ジャッファ・オレンジ） スペイン語 Isla Shamouti 英語名に同じ フランス語 Île Shamouti 英語名に同じ イタリア語 Isola di Shamouti 英語名に同じ 韓国語 아시아섬 (Asia Seom) 日本語名の音写 中国語 大陸 亚西亚岛 (Yàxīyà Dǎo) 日本語名の音写 香港 台湾 亞西亞島 (Yàxīyà Dǎo) 日本語名の音写 フィンランド語 Shamouti-saari 英語名の同じ ポーランド語 Wyspa Shamouti 英語名の同じ スウェーデン語 Ön Shamouti 英語名に同じ