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クリーチャーズ

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ウィキペディアにも「クリーチャーズ」の項目があります。

株式会社クリーチャーズ(英語: Creatures Inc.)は、企画・開発会社。ポケモン関連のゲームソフトの開発やゲーム内に登場する3Dコンピューターグラフィックスの制作、ポケモンカードゲームの開発などを手がける。代表取締役社長は北野祐司、代表取締役副社長は小村知孝。

概要

石原恒和株式会社エイプから独立したのち、岩田聡からの支援を受けつつ、1995年11月8日に設立した会社である[1][2]。開発終盤に差し掛かっていた『赤・緑』の開発に携わり、スタッフクレジットには開発元のゲームフリーク、発売元の任天堂とともに社名が掲載されている。これ以降、ポケモン関連のゲームソフトやポケモンカードゲームの開発・制作、3DCGの制作など多岐にわたる業務を担当しており、ゲームフリーク・任天堂とともに「ポケットモンスター」シリーズの原作権を保有する3社のうちの1社となっている[3][4]

1998年4月、ゲームフリーク・任天堂との共同出資により、店舗運営事業を担うポケモンセンター株式会社(現・株式会社ポケモン)を設立した[5]。石原が同社の代表取締役社長に就任し、2000年に株式会社ポケモンへ社名変更した際にも同社の代表取締役社長・CEOに改めて就任している[6]。2001年2月、石原が社長を退任して田中宏和が2代目の代表取締役社長に就任している[7]。石原は2008年に代表取締役会長に就任している[6]

2017年6月26日、ゲームフリークがデザインした公式イラストを3DCG化する「ポケモンCGスタジオ」を社内に新設した[8][4]

2020年10月16日、ポケモン関連ゲームソフトの開発を行っていたアンブレラとの合併公告を官報に掲載し、アンブレラを吸収合併することを発表し、同年11月30日に合併した[8]。これにより、アンブレラは解散され、アンブレラの権利義務はクリーチャーズがすべて承継した[9]

2023年4月6日、同年4月1日をもって、石原が代表取締役会長を、田中が代表取締役社長をそれぞれ退任し、代わりに北野祐司が代表取締役社長、小村知孝が代表取締役副社長に就任する役員人事を行ったことを発表した[10]。石原と田中は取締役も退任し、石原はファウンダー、田中はクリエイティブフェローとしてクリーチャーズの開発・制作に携わる[11]。2024年4月1日には執行役員制度を導入し、役員体制を一部変更している[12]

作品

ゲーム

カードゲーム

3DCG制作

その他

関連人物

脚注

  1. スペシャル対談/後編1・田尻さんと石原さんの6年、任天堂ホームページ、2000年10月18日時点のInternet Archive。
  2. 社長が訊く『ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー』、任天堂ホームページ
  3. 『ポケットモンスター』を支えるクリーチャーズとは? 開発者インタビュー、IMAGICA GEEQ、2019年9月11日配信。
  4. 4.0 4.1 ポケモンの設定画に命を吹き込むクリーチャーズ アセット制作にとどまらない現状と未来とは、CGWORLD.jp、2017年7月12日配信。
  5. あゆみ|株式会社ポケモン|The Pokémon Company
  6. 6.0 6.1 第13回 AMD Award 功労賞 | 石原 恒和 - AMD 一般社団法人デジタルメディア協会
  7. "クリーチャーズについて - 株式会社クリーチャーズ". 株式会社クリーチャーズ. 2016年2月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月18日閲覧。
  8. 8.0 8.1 COMPANY - 株式会社クリーチャーズ
  9. クリーチャーズ、ゲーム開発会社アンブレラを吸収合併 | オタク産業通信 :ゲーム、マンガ、アニメ、ノベルの業界ニュース、2020年10月16日配信。
  10. 代表取締役交代のお知らせ - 株式会社クリーチャーズ、2023年4月6日公開。
  11. 役員人事に関するお知らせ - 株式会社クリーチャーズ、2023年5月29日公開。
  12. 執行役員制度の導入および役員体制に関するお知らせ - 株式会社クリーチャーズ、2024年4月1日公開。

関連項目

外部リンク