バクガメス/対戦
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このページは、バクガメスの対戦での扱い、及び育成論を記述するところである。
バクガメスの歴史
第七世代
肝心の性能はというと、専用技のトラップシェルがシングルバトルでは使い物にならないため、「ゲームフリークはダブルバトル用にバクガメスを開発したのか」という指摘もあった。SMリーグですらバクガメス入りのパーティがレート2000以上を達成したという報告はなかった。
PGLレーティングバトル統計データからは、SMリーグシングルバトルではりゅうのはどう、からをやぶる、かえんほうしゃorだいもんじ、ソーラービームが主流技構成であったとうかがえる。ソーラービームは一致メインウエポン両方を半減以下に抑えるカプ・レヒレへの有効打である。性格はからをやぶるを積んだ後に上から相手を叩けるおくびょうが、持ち物はソーラービームをZワザ化できるクサZが好まれた。
USUMリーグでも大まかな構成は変わっていなかったが、シーズン11あたりからカプ・コケコ、ヒードランへの打点としてじしんが搭載されることが多くなった。じしん搭載の両刀型なら火力に下降補正がかからないれいせいが好まれる。
第八世代
メガリザードンXがソード・シールドに存在しないことから一般ポケモン中唯一の複合タイプの持ち主として差別化できるようになった。技としてはボディプレスを獲得しており、物理受けしながら一致技やボディプレスで攻めつつ混乱木の実で回復するという新しい戦い方が成立した。
しかしダイアース、ダイロックが飛び交う環境となった上にドラパルトが蔓延しているため、抜群火力を上から浴びせられることが殆どのバクガメスにしてみれば依然として厳しい状況。
鎧の孤島でウーラオスが登場。すいりゅうれんだとあんこくきょうだに対してシェルアーマーが実質的な耐性になるため、多少の救済となった。
一般的な育成論
防御が非常に高いポケモン。その他はHPや素早さが低い以外はほぼ平均的な能力である。ほのお・ドラゴンという優秀なタイプ複合により、弱点が3つと少ない(この組み合わせは他に禁止伝説のレシラム、メガシンカ限定のメガリザードンXだけである)。そのうちじめん、いわタイプは物理技が多いため、HPを伸ばしておけば弱点を突かれても一撃で倒されにくくなる。
なお、素早さはこれまで最低であったモノズをさらに下回り、ジジーロンと並んでドラゴンタイプの中では最も遅いポケモンの1体である。
攻撃よりも特攻の方が高く技も特殊寄りなので、特殊技を中心に採用したい。メインウエポンはかえんほうしゃ/だいもんじ/オーバーヒート、りゅうのはどう/りゅうせいぐん。サブウエポンはきあいだまやこおりまたはじめんタイプのめざめるパワーなど、物理技を採用するならじしん、ストーンエッジ、だいばくはつなどが候補。特殊技を採用する場合、チャージビームも覚えるのでみずやひこうタイプに打点を当てつつ特攻を上げるのも手。
専用技のトラップシェルは、威力は非常に高いが発動条件が厳しく、バクガメスの特攻自体そこまで高くないため採用はあまりされない。直接攻撃を多用する相手に対してピンポイントで狙う程度で、かえんほうしゃやだいもんじの方が安定性は高い。
補助技を使用するなら耐久を犠牲に火力と素早さを大きく向上させるからをやぶる程度。両刀型なら採用してもいいが、すばやさが低いため最速で使用しても最速122族の相手までしか抜けず、脆くなった耐久で上から攻撃されることもある。
持ち物は補助技を使わないならとつげきチョッキの方がよい。両耐久が高くなるだけでなく、特性シェルアーマーで急所に当たることもないので非常に安定した動きが取れるようになる。防御にも特化するならゴツゴツメットを入れるのもよい。