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トドゼルガ/対戦

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このページは、トドゼルガの対戦での扱い、および育成論を記述するところである。

トドゼルガの歴史

第三世代

レベルアップアンコールぜったいれいどタマゴ技じわれを覚えるなど、重要な技はほぼ当初から揃っていた。通常攻撃手段を放棄してねむるねごと一撃必殺技の試行回数を増やす構成で、中々使い勝手のよいポケモンであった。当時のアタッカーはケンタロスケッキングカビゴンなどのノーマルタイプが主流であったため、一致弱点を突かれない点で環境的にも多少なれど恵まれていた。特攻の種族値も95とこおりタイプ耐久型の中では恵まれているため通常火力をダメージ手段とした耐久型も十分成立した。

第四世代

の仕様変更とアイスボディの追加による強化、それに伴うふぶきの実用化、ユキノオーという霰パの始動役獲得などが主な強化点。特にユキノオーの獲得は大きく、これにより「無限トドゼルガ」と呼ばれる受けループが誕生した。新たに登場しトップメタに躍り出たガブリアスに対してタイプ一致で4倍弱点を突く事ができたため、環境的に見ても第三世代よりも恵まれていた。プラチナ教え技としてアイアンヘッドを、HGSSでタマゴ技としてアクアリングをそれぞれ獲得。

ただ、スイクンが最速トドゼルガ抜きの素早さ実数値129に調整される場合もあった。そもそも準速スイクン(実数値137)も環境では十分使われていた上に、バンギラスすなおこしで天候を書き換えればアイスボディをその場では封じることができため、対策自体は容易なポケモンであった。

第五世代

新技のじならしこおりのいぶきを習得。隠れ特性としてどんかんを獲得したが、当時はマイナー技のメロメロゆうわくを無効化するだけの特性で実用性がなく、強化されたとは言いづらい。一方で隠れ特性としてさまざまなポケモンがアイスボディを獲得してしまった。高耐久を兼ねているので一番使われていたものの、固有の戦法を失うことになった。対戦環境面ではローブシン聖剣士などのかくとうタイプが台頭しており、この世代になって初めて環境の逆風にさらされることになった。 それでも戦術の核が失われていたわけではなく、天候の奪い合いにさえ勝利できれば戦術が成立するため環境には残り続けていた。

第六世代

はらだいこを習得。はらだいこを活かしやすい耐久性能をしているが、素早さが低く先制技も持たないため、マリルリのような目覚ましい活躍には至らなかった。また、天候特性の弱体化によってゆきふらしによるサポートからなる「無限トドゼルガ」が実質的に不可能になった。この世代ではメガバシャーモが活躍していたため、上手くまもるとびひざげりを不発にさせないと下手すれば一撃で倒される恐れがあった。PGLレーティングバトル統計データを見ると、この世代ではアンコールで起点を作り、なみのりれいとうビームで攻め、決め手を欠いて困ったらぜったいれいどで運に任せて突破する構成が主流であり、特性はあついしぼうが殆どであった。持ち物は確定数をずらすためのオボンのみ、無限戦術が消滅したとはいえ相手が攻めあぐねている場合は効果が大きくなるたべのこし、特殊耐久を上昇させるとつげきチョッキなどが好まれた。性格は物理攻撃に大きく傾倒した環境に適したずぶといが最もシェアを伸ばし、次いでとつげきチョッキとのシナジーを発揮するおだやかが多く選択された。

第七世代

メインウェポンぜったいれいどこおりタイプに対して無効、こおりタイプ以外が使用すると命中率が30から20になるよう仕様変更された。無効化される相手が増えたとはいえ、トドゼルガ自身もぜったいれいどを受けない、自身は命中率低下のデメリットを負わないなど、トドゼルガにとってはむしろ強化に該当する。アイスボディ型の相方としてアローラキュウコンバイバニラを獲得。前者はゆきふらしと素早さの種族値109によりオーロラベールを最大活かせる、後者は攻撃性能が高いと言う長所を持つ。しかしながらZワザによる高火力環境ゆえそもそも耐久型が成立しづらく、天候パとしてみてもペリッパー率いる雨パに対して天候を奪われやすいなど逆風が強い。メガバシャーモがその天敵となるファイアローの弱体化によって第六世代時よりも立場を強め、みずタイプの耐久型としても、どくタイプであるため必中のどくどくと、高速回復技のじこさいせいを使えるドヒドイデの登場など、トドゼルガの立場は第六世代よりも厳しくなった。

第八世代

冠の雪原で追加。

つるぎのまいを獲得。

耐久型を行う場合には同複合タイプでキョダイセンリツが使えるラプラスという強力なライバルが存在するため、ダイマックスを消費しない動きやラプラスが使えない技で差別化したい。

一般的な育成論

HPが非常に高く、素早さが低い。他の能力は平均のやや上をいく数値で高水準。4倍弱点も存在しないので耐久型をベースに育成するのが妥当だが特攻も低くないのでアタッカーでも悪くはない。能力の傾向は同じタイプのラプラスに似ているが、技の範囲はあちらの方が広い。

特性アイスボディにより、天候あられ状態ならば、たべのこしの効果と併せて毎ターン最大HPの1/8を回復でき、さらにアクアリングも組み合わせると3/16、まもるでターンを稼げば回復量は最大HPの3/8になり、非常に粘り強く戦うことができる。第五世代までは特性ゆきふらしによるあられは他の天候に上書きされるまでは永続するためまもるみがわりを交互に繰り返してたべのこしアイスボディでみがわりで消費したHPの回復を繰り返す「無限トドゼルガ」という構成が特に強力であった。

無限トドゼルガの場合、努力値は回復の効率を高めるためにHPの実数値が208か211になるように調整し、先手でみがわりを使えるようできるかぎり素早さにも振っておきたい。決定力やダメージ源は一撃必殺技ぜったいれいどじわれやあられのダメージ蓄積、いばるによる自滅ダメージ等を利用するので、攻撃面の能力には努力値を振る必要はあまりない。

上述の通り、第六世代以降は無限戦術は成立しなくなっているので、ねむるねごと一撃必殺技を連発する戦術や、耐久力があり撃ち合いに強いアタッカーとして育成するとよい。 その場合の技候補は、なみのりれいとうビームじしんかみくだくいわなだれのしかかりいかりのまえばなど。ぜったいれいどじわれも不利な相手に勝ち筋を見出す手段として有効。