デカグース/対戦

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デカグースの歴史

第七世代

PGLレーティングバトル統計データからは、じしん、あばれる、あくび、とんぼがえりが主流技構成であったとうかがえる。特性ははりこみ、てきおうりょくがメインであり、性格は火力を追求したいじっぱり、ゆうかんが中心であった。持ち物ははりこみを発動できるようにしてくれるレッドカード、単純にてきおうりょくと合わせて火力をアップさせることができるこだわりハチマキ、とっておきを威力200のウルトラダッシュアタックに変換できるノーマルZが主流であった。

USUMでタマゴ技にほのおのキバ、こおりのキバ、かみなりのキバが追加されたが、基本的には同時期に覚えた教え技であるほのおのパンチ、れいとうパンチ、かみなりパンチが優先される。アイアンヘッド、しねんのずつきなども教え技として獲得したため、SM期よりも大幅に技範囲が広がった。

USUMリーグシングルバトルではとんぼがえりの枠をほのおのパンチかれいとうパンチに変える構成が一般化。特にほのおのパンチはデカグースの売りであるノーマル技の通りが悪いナットレイに一泡吹かせることができる技として有用。シーズン9あたりから明確にはりこみ型がてきおうりょく型を上回るようになった。シーズン11からシーズン12にかけては、先発の変化技中心の起点型にちょうはつを打って交代を誘い、はりこみによる超火力を叩き込む型が流行。

一般的な育成論

ゲーム序盤に登場するノーマルタイプの最終進化形態の中では攻撃が1番高い。なので、物理アタッカーとしての育成が望ましい。一方、素早さが非常に低いため、トリックルームによるサポートが必要になるが、そのサポートさえ受ければ動きやすくなる。

特性は通常がはりこみとがんじょうあご、隠れ特性がてきおうりょく。

はりこみの場合、あくびと組ませることでねむりかポケモンチェンジかの二者択一を迫れるが、耐久が高くなく流しにくいため過信は禁物。攻撃してきた相手を強制的に交代させて控えに大ダメージを与えられるレッドカードとの相性が良いので、効率よく使うならリフレクターやひかりのかべのサポートを受けたほうがよい。すなかけでも一応二者択一を迫ることはできるが、攻撃技のZワザなど必中技には無力。

がんじょうあごについては、対象となる技がひっさつまえばとかみくだくのみなので、採用はされにくい。

範囲さえ無視すれば、てきおうりょくを使うのも手で、こちらはまもるととっておきのコンビが非常に高い火力で利用できる。その際ノーマルZを持たせて発動させるウルトラダッシュアタックは威力200のタイプ一致ボーナス2倍となり、半減以下にできるタイプでない耐久型のポケモンでさえひんしになりかねないほどの驚異的な火力となるうえ、そのZワザ発動の際のみコンボを無視して利用できる。

攻撃技はメインのおんがえし/ひっさつまえば、とっておきを中心に、サブにかみくだく、じしん、とんぼがえりなどが候補。補助技はあくび、みがわりなど。