シルヴァディ/対戦
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このページは、シルヴァディの対戦での扱い、および育成論を記述するところである。
シルヴァディの歴史
第七世代
当初は特化した種族値が無い上に実質特性無しのハンデを持っていたため評価は非常に低かったが、程無くして最大威力のだいばくはつ使いである点に注目され、つるぎのまいを積んでからのノーマルZを使ってのだいばくはつが主流化。SMリーグではつるぎのまい、だいばくはつ、すてゼリフ、れいとうビームorかえんほうしゃorニトロチャージが主流となった。メモリを使う実質持ち物無しになってしまうため、レーティングバトルにおけるシルヴァディ=タイプ:ノーマルと見做して差し支えが無い状況となった。性格はいじっぱり、ようきが主流だが、両刀型にする場合はむじゃきが選択された。
USUMリーグではすてゼリフ起点型としての色合いが強くなり採用技としては2番手レベルになったが、特殊耐久特化メガボーマンダを崩せるほどの火力ではないためれいとうビームの採用率は比較的下がった。代わりに、メガリザードンYのひでりに乗ることができるかえんほうしゃ、ニトロチャージにサブウエポンを絞ることが多くなった。素の耐久は並程度だがとつげきチョッキを持つとそこそこ場持ちが良くなるため、とつげきチョッキ型が1番手のノーマルZ型に次いで多い。
第八世代
前作と違い、だいばくはつのわざマシンが削除されたが、シルヴァディの基本技に含まれるようになったため、引き続き使用することが出来る。Zワザの廃止により「ノーマルZで倒した後、だいばくはつで高火力の攻撃を兼ねて退場する」コンボが使えなくなり弱体化した一方で採用が薄かったマルチアタックの威力が120となり、命中不安・デメリット無しそのままにすてみタックルの上位互換となりだいばくはつを使わないアタッカーとして大きな採用意義を上げた。他にも、てっていこうせんを習得。
はたきおとす無効の汎用アイテムであるメガストーンとZクリスタルがなくなったため、メモリを持たせたシルヴァディは道具を奪う、手放させる技が無効の数少ないポケモンとなった。このため、メモリ型は他にない利点を得られることとなった。持ち物なしに等しくなる点を考慮してもタイプ一致で威力120の物理技を放てるメリットは大きい。
シングルバトルではフライングメモリを持たせてエアスラッシュをダイジェット化して素早さを積む構築が比較的人気。
シーズン7最終11位構築には、はかいこうせん、てっていこうせんを覚えたダイマックス逃げ切り先行特殊型がエントリーされていた。ダイマックスが切れた後に最後っ屁として素ではかいこうせんやてっていこうせんを放つのがこの型の使い方[1]。
一般的な育成論
やや弱体化した代わりにレートや対戦施設で使えるアルセウスと言われるが、実際の使い勝手は大きく異なる。アルセウスとの共通点は、専用の持ち物で自身のタイプや専用技のタイプを変えられること、すべての能力の種族値が同じ値であることが挙げられる。決定的な違いは、タイプを変えるためのアイテムのメモリにプレートのように技の威力を上げる効果がないこと、先制技を覚えないこと。
全ての能力が均等でそこそこの耐久力を持つが、耐久型ならば進化前のタイプ:ヌルにしんかのきせきを持たせた方が優秀なため、アタッカー型が望ましい。ただし素早さは中途半端であり高速環境にはついていきづらいことに注意したい。専用技のマルチアタックをはじめ物理技を多く覚えるが、特殊技もそこそこ覚えるので特殊型、両刀型として使うこともできる。
特性ARシステムでタイプを変更するなら、専用技のマルチアタックは必須。もしくはそのタイプにあわせたメインウェポンが欲しい。なお、前述の通りメモリには技の威力を上げる効果はないため、メモリを持たせる場合は、「実質持ち物なし」のハンデを負った状態であることに留意したうえで、パーティの穴を埋めるようなタイプを選ぶようにしたい。タイプ:ノーマルのまま戦う場合は、物理なら(第八世代でデメリット無しで威力120に強化された)マルチアタック、特殊ならトライアタックは採用しておきたい。先制技は覚えない。
サブウェポンは多数あるので、パーティに関して色々と決めておくとよい。ただし、自身が覚えないじめん、かくとう、エスパー、フェアリータイプの技はARシステム+各種メモリ+マルチアタックでカバーしたいところ。また中途半端な素早さを補うならニトロチャージも採用するとよいだろう。通常フォルムであることを見せ合いで知られた時点でだいばくはつ型であることを特定される場合が多いので、だいばくはつを無効化するゴースト (タイプ)への交代を読んで打つためのシャドークローも候補内。
覚える技は多いが、補助技はつるぎのまい、ふるいたてる、すてゼリフ程度。つるぎのまいはだいばくはつと、すてゼリフはアクZとの相性がよく、相手の能力を下げつつ交代先の味方のHPを回復できるコンボは有名である。つるぎのまいとタイプ一致のだいばくはつを両方取得できるポケモンはこれとベロベルトのみであり、威力は落ちるが、ノーマルZでだいばくはつをウルトラダッシュアタックにして使った場合はひんし状態にならないため、つるぎのまいと併用してZワザで1体を倒し、次のターンにだいばくはつで自身の犠牲と引き換えにもう1体を倒す戦法も有効。また上記のニトロチャージと併用してニトロチャージ+ウルトラダッシュアタックで1体、もう1体をニトロチャージで上がった素早さを利用してだいばくはつで倒す戦術もとれる。耐久力は並程度なので、ニトロチャージとつるぎのまいを両方使えるほどの余裕はない。
特殊技を主体にする場合、ノーマルタイプで戦うならハイパーボイスかはかいこうせんはほぼ必須。なみのり、れいとうビーム、10まんボルト、かえんほうしゃといった威力、安定性に優れたわざをサブウェポンにすると戦いやすい。なお、ほのおタイプにした場合はくさのちかいを覚えれば威力不足ではあるものの弱点を全て補える。両方のタイプに効果が薄いドラゴンタイプ対策としてれいとうビーム、ほのおタイプ対策になみのりがあれば全てのタイプに対応できる。
ノーマル単タイプで唯一おいかぜを使える上にだいばくはつ、すてゼリフ、とんぼがえりなど退場技にも恵まれるのでシングルバトルでのおいかぜ要員としても優秀。弱点が少ないので何なら相手の攻撃を受けることを前提にだっしゅつボタンを持たせても悪くない。
バークアウト、ハイパーボイスを覚えるのでのどスプレー型も悪くない。