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サンダー (GB専用)
提供:ポケモンWiki
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No.145 | |
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サンダー (C) | |
レベル | LV.68 |
種類 | たねポケモン |
HP | 100 |
色 | 雷 |
特殊能力 | カミングサンダー |
この力は、このカードを手札から場に出したとき、1度だけ使える。(対戦の初めに場に出したときには、使えない)このカード以外の、場にいるすべてのポケモンの中から1匹に、「弱点・抵抗力」に関係なく、30ダメージ。ダメージを受けるポケモンは、自動的に選ばれる。 | |
ワザ1 | ビッグサンダー |
雷雷雷 | |
場にいるすべてのポケモンのうち、このカード以外の1匹に、「弱点・抵抗力」に関係なく、70ダメージ。ダメージを受けるポケモンは、自動的に選ばれる。 | |
にげるコスト | -無無 |
弱点 | なし |
抵抗力 | 闘-30 |
シリーズ | (GB専用) |
レアリティ | ★(R) |
ポケモンカードGBでのパック | プロモーションカード |
ポケモンカードGB2でのパック | プロモーションカード |
サンダーはポケモンカードGBシリーズにのみ登場するポケモンのカード。
解説文
雲の上から巨大な稲妻を落としながら現れる、伝説の鳥ポケモンである。
解説
ポケモンカードGBおよびポケモンカードGB2の対戦バランスを大きく崩壊させたとの評が高いカード。
- GBのルールではゲーム開始時にたねポケモンが1枚も手札に無かった際の引きなおしにおけるリスクが何も無かったため、デッキ内のポケモンカードそのものをこれ1枚のみにし、初手で必ずこれのみを引き当てるようにすると言う常識破りのデッキ構築がまかり通っていた。
- こちらの場にポケモンがこれ1匹しか居ない場合、ワザの「ビッグサンダー」は必ず相手のポケモンに当たる。HP80を超えるポケモンはそう多くない(ゲーム開始直後のたねポケモンばかりの状況ならば尚の事少ない)ため、3ターン目に雷エネルギーカードの3枚目が付いた瞬間から相手のポケモンが一方的に毎ターン1匹ずつきぜつしていく事になる。
- しかし、こちらはデッキの残りの59枚を全てエネルギーカードとトレーナーカードで埋めることが出来るため、このサンダーはめったな事では倒されない。少なくとも、サイドカード4枚戦ならば7ターン経てば大抵サイドカードを全て取って勝利できるが、このターン内にサンダーが気絶する事はまずあり得ない。
- ワザの性質上苦手でてこずるタイプも存在しなかったため、あらゆるデッキを蹂躙できる文字通りの最強デッキとなってしまった。
- GB2でもほぼ同様の事が可能であったが、それに加えて通常プレイでこのカードが複数枚手に入るようになったため、このカードを複数枚投入し、さらにトラッシュや場から回収するトレーナーカードを繰り返し使って特殊能力の「カミングサンダー」を1ターンの間に何度も発動させるデッキも作られた。
- ダメージ量の違い、自爆の危険性の有無などから安定性では上述の単騎デッキに劣るものの、上手く回れば1ターンで相手のたねポケモンを全滅させ、「1ターンキル」さえも起こり得ると言うとんでもない爆発力を内包するデッキである。
備考
対象ポケモンの決定方法
ビッグサンダー、カミングサンダーともに以下のようにして攻撃対象が決定される。
- どちらの場のポケモンが攻撃を受けるかが決定される。ここでの確率は1/2である。
- 選ばれた側の場に出ている全ポケモンから、ランダムに1匹が選ばれる。多少の切り捨て誤差は発生するが、これもほぼ等確率である。
- 能力を使ったサンダー自身が選ばれた場合は、1からやりなおす。
能力を使った側の場にいるポケモンの総数 (サンダーを含む) をnとすると、使用者側のポケモンに当たる確率は(n-1)/(2n-1), 相手側のポケモンに当たる確率はn/(2n-1)であり、使用者側に有利な仕様となっている。サンダー使用者側はベンチが空いているほど自滅率を下げることができるが、相手側はポケモンの数が少なくても被弾率を下げることはできない。極端な例を挙げれば、控え0匹 vs 控え5匹の状況で控え5匹の側がビッグサンダーを使用した場合でも、5/9の確率で相手側に当たる。
バグ
ポケモンカードGBでは自分の対戦ポケモンにプラスパワーがついている状態でこのカードをベンチに出し、特殊能力「カミングサンダー」が対戦ポケモンに当たった場合、プラスパワーの影響でダメージ量が増えるというバグがある (サンダーにプラスパワーがついているわけでもなければ、そもそもワザによるダメージではなく、本来は加算されるべきではない)。続編のGB2では修正されている。