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ポケットモンスター ピカチュウ
提供:ポケモンWiki
(コロシアム2から転送)
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ポケットモンスター ピカチュウ | |
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ジャンル | RPG |
プレイ可能人数 | 1人 (通信:2人) |
開発元 | ゲームフリーク |
発売元 | 任天堂 |
発売/配信日 | |
日本 | 1998年9月12日 2016年2月27日 (VC) |
アメリカ | 1999年10月18日 2016年2月27日 (VC) |
オーストラリア | 1999年9月3日 2016年2月27日 (VC) |
ヨーロッパ | 2000年6月16日 2016年2月27日 (VC) |
香港 | 2016年2月27日 (VC) |
台湾 | 2016年2月27日 (VC) |
公式サイト | |
pokemon.co.jp (日本語) | |
pokemon.com (英語) |
ポケットモンスターピカチュウとは、任天堂が発売したポケットモンスターシリーズ第一世代のソフトのこと。アニメ版ポケットモンスターの人気を受けて発売されたソフトである。略称は「黄」、「ピカ版」。英語版での名前は「Pokémon Yellow」。
- ゲームの詳細についてはポケットモンスター 赤・緑を参照。
ハードなどのデータ
- 型番:DMG-APSJ-JPN
- 発売日:1998年9月12日
- 対応機種:ゲームボーイおよび互換機
- 新品価格:3,000円+税
- 売上:316万本
- ROM容量:8Mbit(1MB)
本作の特色・赤・緑・青バージョンとの違い
- 最初のポケモン
- 必ずピカチュウになる。ピカチュウはモンスターボールに入らずに主人公の後をついて歩き、振り向いてボタンを押すとそのときの機嫌に応じてさまざまな表情を示す。ハートゴールド・ソウルシルバーでもこのシステムが受け継がれている。パートナーのピカチュウはシリーズ本編では唯一の肉声で、アニメ版と同じく大谷育江の声を用いたものになっている(ポケモンスタジアム2と金銀でも大谷育江の声で鳴く。実際は本当に大谷の声を制作前に録音したものではなく、彼女の声を音声波形に変換して増田順一がゲームボーイ上で再現したものである[1])。ピカチュウが主人公の後をついてくるかどうかは、IDが一致するかどうかで判断するため、通信で入手した別IDのピカチュウ、あるいはバグなどでIDを変質させたピカチュウはついて来ない。また、ピカチュウにかみなりのいしをかざしライチュウに進化させることもできない(通信で入手したピカチュウには可)。別のカートリッジに通信に出せば進化させることは出来るが、戻したら主人公の後をついて来なくなる。金銀クリスタルバージョンに通信に出すと、でんきだまを所持している。なお、ライバルのポケモンは最初はイーブイとなっており、1,2回目の対戦結果によってシャワーズ・サンダース・ブースターのいずれかに進化する。
- 御三家の入手
- アニメに従い、フシギダネ・ヒトカゲ・ゼニガメの3種のポケモンをシナリオ中で手に入れることができる。通信なしで該当世代での御三家を全て入手できるのは、本作が初である。
- 出現ポケモンの変更
- 「赤・緑のどちらか片方でしか入手できないポケモン」はその多くが双方とも野生で出現する。「ピカチュウ版でしか入手できないポケモン」はいないが、赤・緑で野生の個体が出現しないベロリンガと赤・緑・青で野生の個体が出現しないカモネギがどちらとも野生で出現する。更に、通信せずゲーム中のトレーナーとの交換でカイリキーを入手できる。
- トレーナーの強化
- ジムリーダー(特に後半)の繰り出すポケモンのレベル、ジムリーダーと四天王の繰り出すポケモンの覚えている技が大幅に強化されている。そのため赤緑青バージョンよりシナリオクリアの難易度が高い。また、トキワのもりなどに敵トレーナーが追加されていたり、他にも所持ポケモンなど一部変更がされている。
- ムサシ・コジロウ・ニャースの登場
- アニメでお馴染みのキャラが登場。ロケット団関係のイベントの要所で何度か対戦することになる。3人の他にも、ポケモンセンターの職員がジョーイを模したキャラに変わっていたり(センター内にラッキーもいるが序盤ではなぜかほかの客が邪魔をして、ラッキーに話しかけられない)、ジュンサーを模した警官が数人登場したりと、アニメを元にしたキャラが登場している。
- バグに関連した裏技の修正
- 赤・緑バージョンで見られたセレクトを押してのバグ発生の問題が修正されたため多くの裏技が不可能になり、いわゆる完全版となった。また、赤緑青バージョンでひんしのポケモンを先頭にしたときに、戦闘後の獲得経験値がそのポケモンにも配分(表示こそ瀕死ポケモンにも「けいけんちをもらった」となるが、実際にはもらえない、無意味な表記)されていた問題も本作以降修正された。しかし、赤・緑・青とのデータのやりとりは本来あり得ない状態になっていても全面的に可能なので、バグポケモンを送ることは可能である。当然、データに支障をきたすこともあり得るので、注意が必要となる。一部、赤・緑・青から修正されていないバグも存在する。
- 覚える技の変更
- ピカチュウ、バタフリーなど一部のポケモンのレベルアップで覚えるわざが変更されている(次作の金・銀でのそれに近くなっている)。またリザードンにそらをとぶを覚えさせることができるようになるなど、わざマシンが使用できるポケモンの種類が増加した(本作で覚えさせて赤緑青バージョンに通信させることも可能)。
- 新しい施設
- 19ばんすいどうの浜辺に小屋が立っており、なみのりを覚えたピカチュウを連れてくるとミニゲーム「ピカチュウのサマービーチ」で遊ぶことができる。
- コロシアム2の追加
- 通信ケーブルを使用した本作同士での対戦では、通常のコロシアムに加えてコロシアム2が選べるようになった。コロシアム2にはニンテンドウカップ、イエローカップ、ファンシーカップがあり、公式ルールに沿った対戦が可能である。これらの対戦ではふぶきでのこおり状態にする確率が従来の3割から1割に変更となり、ねむりのターンが短くなっている。また公式ルールとは若干異なり、以下のルールは適用されない。
- ポケットプリンタへの対応
- ポケットプリンタを使用して図鑑やボックスをプリントできるようになった。これは次作の金・銀・クリスタルにも受け継がれている。
- 図鑑データの変更
- ポケモンのグラフィックがアニメ寄りなものに描き変えられている。また、図鑑の説明文も一新された。説明文は一部を除き、リメイク作であるLet'sGoピカチュウ/Let'sGoイーブイに流用されている。
ピカチュウでは入手できないポケモン
※太字は「みつけた数」にも登録できないポケモン。
通信が必要
一般トレーナーが出してこないため自分が進化させるか通信をしないと見ることができないポケモン
スタッフ
備考
- 今作は世界一売れたRPG作品である(1464万本以上)。
- 世界一早いミリオンセラーソフト(10日)でもあったが、『ポケットモンスター プラチナ』に記録を破られた。
- CMにはニャースが出ていた。
- 海外では金銀と同様にゲームボーイカラー共通ソフトとして売られていた。
- 2016年2月27日にはニンテンドー3DSのバーチャルコンソールとして配信開始。価格は1,111円+税。マグネットやシールが付属した特別ダウンロードカード、ニンテンドー2DS本体とセットになった限定版も発売。
- 当初は「黄」の仮称で開発されていたが、最終的に「ピカチュウ」のタイトルで発売された。内部データに「Pocket Monster Yellow version」の文字があり、その名残りが確認できる。
- 国外では先述の通り「Pokémon Yellow」のタイトルで発売された。
- バーチャルコンソール版ではピカチュウに正規手段でなみのりを覚えさせることができないため、最初のピカチュウを連れて行けば技に関係なくピカチュウのサマービーチが遊べる。
各言語版での名称
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関連項目
- ↑ 後のX・Y以降のゲーム作品では大谷の声をそのまま使用している。