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ねむり

提供:ポケモンWiki
眠りから転送)
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ねむりとは、状態異常の一つ。

ねむりの効果

  • いびきねごと以外のわざを使えない。数回行動順が来ると回復する (#ターン経過の項目を参照)。
  • 第二世代以降ではねむり状態でも「たたかう」コマンドでわざ選択はできる。ねむり状態でも繰り出せるわざを使ったり、わざを使う前に何らかの手段で回復すればそのわざを繰り出せる。
    • ただし第一世代では「たたかう」を選んだ時点でわざ選択をスキップしてコマンドが決定される。起きるかどうかに関わらず、そのターンにわざを出すことはできない。

ねむりの発生

相手に発生

わざ

とくせい

その他

  • 第二世代、第四世代でずつきを使ってポケモンを出現させた場合、ポケモンが眠った状態で落ちてくることがある。どのポケモンが眠った状態で落ちてくるかは時間帯とポケモンの種類によって決まる。

自分に発生

わざ

その他

ねむりの回復

わざ

自分を回復

ねむり状態では直接これらの技を使えないため、ねごとでこれらの技を出す必要がある。

味方を回復

相手を回復

とくせい

自分を回復

味方を回復

どうぐ

ターン経過

他のポケモンからねむり状態にされたとき、以下のように眠るカウントが決定される。ただし、ねむるによってねむり状態になったときは、カウントは3で固定される。

バージョンとカウントの関係
バージョン カウント 行動できない回数
第一世代 2~8 2~8
ポケモンスタジアム
ポケモンスタジアム2
2~4 2~4
第二世代 2~7 1~6
バトルタワー (第二世代)
ポケモンスタジアム金銀
2~4 1~3
第三世代
ダイヤモンド・パール (日本語版以外)
プラチナ
ハートゴールド・ソウルシルバー
2~5 1~4
ダイヤモンド・パール (日本語版)
ポケモンバトルレボリューション
3~6 2~5
第五世代以降 2~4 1~3

カウントは技を使う直前に1ずつ (とくせいはやおきのポケモンの場合は2ずつ) 減っていき、0になると技を使う直前にねむり状態から回復する。よって第二世代以降では、実際に行動できない回数は決定されたカウント数よりも1少ない (第一世代のみ起きたターンには行動できない)。 ねむるの説明欄に"2ターン"眠ると書いてあるのは、行動できない回数のことを指している。

消費してもカウントが残っているときは「<ポケモン名>は ぐうぐう ねむっている/ぐうぐう 眠っている」とメッセージが出て、0になったときは「<ポケモン名>は めを さました!/目を 覚ました!」とメッセージが出る。第二世代以降の「行動できない回数」は「ぐうぐう ねむっている」が表示される回数と言える (はやおきのポケモンは除く)。

厳密にはカウントはターン経過ではなくポケモンの行動によって消費される。バッグから道具を使用したときや、逃げようとして失敗したときはカウントを消費しない。

第四世代まで

  • 反動で動けなくなるわざの反動がねむり状態のときに現れた場合、ねむりのカウントは消費されるし、反動も解消される。表記上は「ぐうぐう ねむっている」のメッセージが優先される。
  • 交代したときや、戦闘が終了したときも残りのカウントは保持される。

第五世代以降

  • 反動で動けなくなるわざの反動がねむり状態のときに現れた場合、反動による「攻撃の 反動で 動けない!」のメッセージのみ表示され、ねむりのカウントは消費されない。
  • ねむっているポケモンが交代した場合、第五世代のみ消費したカウントがリセットされ、ねむり状態になったときに決定されたカウントに戻る。第六世代以降では、第四世代までと同様に交代しても残りのカウントは保持される。
  • ねむり状態のまま戦闘が終了した場合、その戦闘で消費した分はリセットされ、次の戦闘開始時に2~4のカウントが決定される (ねむるで発生したねむり状態も含む)。このリセットは第六世代以降でも起きる。
  • フリーフォールで連れ去られて行動順を飛ばされたときはカウントを消費しない。
  • トリプルバトルでMOVEを使用したときはカウントを消費しない。
  • さいはい/おどりこの効果で1ターンに複数回行動する機会を得たときは、各行動ごとにカウントを消費する。
  • スカーレット・バイオレットで背後からボールを当てた野生ポケモンを行動前にねむり状態にした場合、「野生の <ポケモン名>は 不意を つかれて 動けない!」のメッセージが優先されて、ねむりのカウントは消費しない。

その他

ねむりの予防

とくせい

その他

詳細な仕様

  • ねむり状態のポケモンは通常よりも捕獲しやすくなる。
  • 特性がこんじょうのポケモンはねむり状態の間、こうげきが1.5倍になる。
  • 特性がふしぎなうろこのポケモンはねむり状態の間、ぼうぎょが1.5倍になる。
  • 特性がはやあしのポケモンはねむり状態の間、すばやさが1.5倍になる。
  • いびきねごとは自分がねむり状態のときしか使えない。
  • ゆめくいあくむは相手がねむり状態のときのみ効果がある。
  • たたりめひゃっきやこうは相手がねむり状態のときに使うと威力が2倍になる。
  • めざましビンタは相手がねむり状態のときに使うと威力が2倍になり、ねむり状態を回復させる。
  • 特性がナイトメアのポケモンが相手の場に出ている場合、ねむり状態のポケモンはターン終了時にHPが最大HPの1/8だけ減少する。
  • なかよし度うるおいボディだっぴいやしのこころでねむり状態が回復する場合、あくむ・ナイトメアのダメージが発動する前に回復する。
  • 直接攻撃連続攻撃技を使ったポケモンが、攻撃中に特性ほうしの効果でねむり状態になった場合、わざは中断される。ただし、ねごとで連続攻撃技が出された場合や、ねむりをカゴのみラムのみで回復できた場合は中断しない。
  • ふみん/やるきでねむりを治せるポケモンが同時にカゴのみラムのみを持っていた場合、第四世代まで特性が先に発動してきのみは消費しない。第五世代からはきのみが先に発動して消費される。
  • ねむり状態のポケモンがこんらん状態になった場合、眠っている間はこんらんで自傷することはなく、眠りカウントも消費されない。ただし、いびき・ねごとを使用したときはこんらんの判定が行われる。
  • 他の状態異常とは異なる以下の仕様がある。
    • ねむり状態になっても特性シンクロは発動しない。
    • ねむり状態のときねごとでからげんきを出しても威力は2倍にならない。
    • ねむり状態のときねごとでリフレッシュを出してもねむり状態は治らない。
  • 初期の公式ルールでは2匹以上ねむりにしてはいけないというルールが定められていた。
    • その公式ルールでは、ゆびをふるなどでねむり状態にする技が出た場合も同じであった。
    • ポケモンスタジアムでは、相手のポケモンがすでに1匹眠っていた場合、ねむり状態にする技は必ず失敗する。ただしねむるを使って能動的に眠る場合、何匹でも眠ることができる。
    • ポケモンスタジアムではこおり状態もパーティごとに1匹しか発生しないが、ねむりとこおりが別のポケモンそれぞれに発生することはある。
  • 2007年以降の公式ルールでは、2匹以上ねむりにしても構わなくなった

備考

各言語版での名称と由来

言語 名前
日本語 ねむり
ドイツ語 Schläft
英語 Sleep
スペイン語 Dormido
フランス語 Sommeil
イタリア語 Addormentato
韓国語 잠듦
中国語 簡体字 睡眠
繁体字 睡眠
ポルトガル語 ヨーロッパ Adormecido
ブラジル Dormindo (アニメ、漫画)
Adormecido (カード)
ロシア語 Спящий (Spyashchiy)
タイ語 หลับ (Sleeping)
ベトナム語 Ngủ
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言語 名前
日本語 ねむり
ドイツ語 SLF (第五世代以前)
Schläft (第六世代以降)
英語 SLP (第五世代以前)
ASLEEP (第六世代以降)
スペイン語 DOR(第五世代以前)
DORMIDO (第六世代以降)
フランス語 SOM (第五世代以前)
イタリア語 DRM (第五世代以前)
ADDORMENTATO (第六世代以降)
中国語 簡体字 睡眠
繁体字 睡眠

関連項目