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改造ポケモン

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改造ポケモン(かいぞう - )とは、

  1. プロアクションリプレイなどの改造ツールを用いて作られたポケモンのこと。
  2. プロアクションリプレイなどの改造ツールを使用してセーブデータを書き換えたポケットモンスターシリーズのこと。1の行為のほかに、アイテム・フラグなどの改造を行うことが多い。
  3. ポケットモンスターシリーズのROMイメージを改造する行為のこと、またそれによって生成されたROMのこと。→改造ポケモン_(ソフト)
  4. フォトモンタージュで作った存在しないポケモンの画像のこと。→合成ポケモン

ここでは、1及び2の改造ポケモンについて述べる。

概要

第一世代第二世代においては、育成の簡略化と幻のポケモンの取得という点で改造が行われてきた。ルビー・サファイアで出現するポケモンの総数を202種類にしたために、202種類に入らなかった旧世代のポケモンを出現させるために改造をする人が増加した。第四世代からWi-Fi通信による通信交換が行われるようになったため、GTSを通して改造ポケモンが多く流通しており、問題となっている。

第五世代では夢特性が順次解禁という方式を取っており、一部を除いて解禁されているのかいないのか曖昧なものもあったため、改造・配布するプレイヤーが現れる温床にもなっていた。

現在、改造ポケモンを作る手段は、プロアクションリプレイコードフリークなどの改造ツールのほか、Pokesavなどのセーブデータ改造ツール、スマートフォンのアプリ「Pokecreater」などの通信交換やGTSを利用したものなど多岐にわたる。

判定

改造ポケモンかどうかの判定はID[1]おや、出会った場所、名前、覚えているわざ、捕まえたボールなどが異常でないかを確かめるのがよい。また、通常手に入れられないレベルのポケモンや、現在改造を使わないと捕まえることができないポケモン、野生では出現しないポケモンなどで見分けることも必要である。ただ、これらの点を合格している(もしくは意図的にあわせている)改造ポケモンもいないわけではないので、注意が必要である。[2]

上記のとおり、一部の入手方法が限定されているポケモンについては入っているボールの種類も改造かどうかを判定する手がかりの一つになっていたが、第五世代においてはポケモンドリームワールド経由でのポケモン配布が多数行われている関係上、今までは改造だと断定できるパターンであったものが改造とは限らなくなってきてしまっているケースが存在する。

例えば御三家のポケモンは原則としてゲーム開始時に貰ったものか、タマゴで生まれたものしかいないため、入っているボールは必ずモンスターボールである。しかし攻略本の特典等によって配布された個体はハイリンクのもりでボールを投げて捕まえるため、プレシャスボールサファリボールなどを除いたほとんどのボールに入り得る。

改造ポケモンによく見られる特徴

改造ポケモンは以下のような特徴を持つことが多い。ただし、これに当てはまるからといって改造であるとは限らず、当てはまらないからといって改造ポケモンでないとも限らない。

  • GTSランキングの「欲しいポケモン」トップ10に入るポケモン

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種類

見分け方の例

あくまで、見分け方の例である。この項目に当てはまらなかったからといって、改造ポケモンでないとは限らない。

  • 出会った場所、レベルがおかしい。例:フリーザーの説明文が、「1ばんどうろでレベル76の時に出会った」となっている。
  • 通常のポケモンで、説明文が「運命的な出会いをした」になっている。
  • 通常では覚えないわざを覚えている。(配布限定で覚えている場合もあるので注意。タマゴわざやおしえわざもチェックすること。)
  • 特性がおかしい。(夢特性もチェックすること。)
  • 名前がおかしい。(「ヤドキングラン」などひらがな、カタカナやハングルを含む名前で7文字以上になっている。アルファベット、数字、記号類のみなら断定不可)
    • カロス地方以外出身のポケモンは、欧米言語版のソフトで出会った場合「Hippopotas」のような英数で10文字までの名前をつけられる。名前の文字数が多いからといって必ずしも改造とは限らない。なお、おや名にひらがな、カタカナが含まれている場合やひらがな、カタカナ込みの名前で7文字以上ある場合は改造。
    • 全角6文字、英数12文字が上限になるのは第六世代からではあるが、親名が5文字(英数10文字)以内であれば、仕様上全角6文字、英数12文字の第5世代以前産のポケモンは正規で存在しうる。
  • 経験値がおかしい。(マイナスになっている、アルファベットが入っているなど)
  • ポケモンが入手不可能なアイテムを持っている。(サファリボールプレシャスボールなど。)
  • 捕まえているボールが正規の入手ではありえないボールに入っている(シンオウ産なのにガンテツボール、プレシャスボールでもモンスターボールでもない第五世代御三家など)
  • アルセウスビクティニゼクロムレシラムケルディオメロエッタゼルネアスイベルタルジガルデ色違い
  • 進化させる前は夢特性だったのに、進化させると通常の特性になる場合は改造。(ただし、進化後のポケモンの夢特性が通常特性と同じである場合を除く。)
  • 通常では不可能な技の組み合わせを覚えている。例:ステルスロック(Pt・HGSS・BW2教え技)とワイドガード(XYタマゴ技)同時に覚えているプテラ
  • かわらずのいしを持たせたポケモンを育て屋さんに預け入れて、何回もタマゴを孵化させているのに、別の性格のポケモンばかりが生まれてくる。(第四世代までは特定の条件下でかわらずのいしの効果が無効になることもあるが、大抵の場合親のポケモンが改造であることが原因)
  • 珍しくないポケモンや配信限定のポケモンがマスターボールに入っている。(前者は改造でない場合や裏技で増やしていることもあり得るが、改造である可能性が高い。)

ゲームプレイへの影響

ステータスを見たり戦闘で使おうとするとフリーズすることがある。

第二世代以前は不正なポケモンがバグを発生させて、セーブデータが壊れることもあったが、システムが大きく変わった第三世代以降はポケモンのデータがそのポケモン以外のデータに影響を及ぼすことはほとんどなくなった。

また、一部では「改造ポケモンを受け取ると改造がうつる」と言われているが、第三世代以降は改造ポケモンを受け取っただけならそのポケモンを逃がしてしまえばセーブデータ内に不正なデータは残らない[3]

GTSとの関連

  • GTSでは乱数ポケモンに見せかけた高個体値の改造ポケモンも多く流通している。(見極めが難しいので注意すること。)
  • GTSで、伝説のポケモンを希望してくるトレーナーに対しては、それが改造ポケモンであっても、御三家やミロカロスなど、交換レートが高いポケモンと交換されることが多い。
  • GTSを模したアプリを利用してポケモンを転送する改造手段も存在する。(Pokecreater)

改造ポケモンに対する賛否

改造ポケモンの是非については、否定意見が大半を占めるものの、賛否両論がある。

ポケットモンスターシリーズにおいては、配布ポケモンなどのその地域や場所に出向かなければ入手できないポケモンや、映画を見る、攻略本を購入するなど金銭を支払わなければ入手できないポケモンが存在する。そのため、金銭的時間的地理的な問題でそれらを入手できなかったユーザーや、いわゆるポケモン商法に批判的なユーザーが改造ポケモンを利用するという例が見受けられる。

また、未公開の幻のポケモンや解禁されていない要素をプレイしたり、解析を行うためには改造的手法が不可分であり、解析手法として実際に改造または改造と類似した手法が用いられていると考えられる。

解析手段としての改造の利用、また通信を行わない、もしくは自らが保有しているソフトの間でのみ通信を行うなど、ほかのユーザーを巻き込まない範囲で行われる改造については、通信交換・対戦を利用する場合と比べると、比較的否定的な意見が少ない。

一方、通信で利用する場合は事情が異なる。特に不特定多数との通信では、改造ポケモンに否定的な意見を持つ人と対戦、交換が行われる可能性があるため、同意がない対戦での改造ポケモンの利用や、通信交換などについては否定的な意見を持つ人が極めて多い。

大多数のポケモンユーザーにとって改造ポケモンの不特定多数の環境での利用は望まれないため、不特定多数との通信でのポケモン交換の利用は両者の納得がある場合以外はほぼ禁止行為とされる。たとえば、ポケモン対戦界において改造ポケモンの保持や利用は強く忌避される禁止行為とされており、改造ポケモンの保持、利用をした場合、単一のみならず複数のコミュニティから追放等制裁を受ける例がしばしば見られる。

改造に関する意見の例

  • 肯定的な意見
    • 改造の利用もひとつの楽しみ方である
    • 自己責任として改造を利用するのはかまわない
  • 否定的な意見
    • 改造の利用がゲームバランスを破壊する
    • 製作者側のストーリーなどゲーム構成に反するプレイを行えてしまうため、製作者に対する冒涜である。
    • 製作者側が改造を想定していないためセーブデータなどが壊れる可能性がある

公式サイドの見解

その他

  • 改造ツール使用中の通信を改造ツール製作側は推奨していない。[5]
  • 乱数ポケモンを改造ポケモンと同一とみなす人が存在するが、これは大きな勘違いであり、全くの別物と言う認識が正しい。
  • ジムリーダーなど登場人物のポケモンを改造によって再現しようとする人もいる[6]
  • 捕まえたボールの情報が不正な改造ポケモンを別の世代のソフトに移すと、捕まえたボールの色がおかしくなることがある。
  • GTSなどで改造ポケモンを受け取ってしまった場合、IDをメモするなどして、今後の交換に備えて自己管理をすることが重要である。

脚注

  1. スタート時のIDを任意のものにするという乱数調整の手法が確立しているため、正規のポケモンでもIDが一見不正のものに見えるようなポケモンも存在する。
  2. つじつまを合わせた改造を行う、Pokesavなどのソフトが存在する。もちろんこれも見た目を合わせただけなので不正なポケモンである。
  3. しかし、逃がすことができない不正なポケモンも存在する
  4. 改造ポケモンを利用して公式大会に出たことが判明したプレイヤーは、各種ランキングから除外される等の措置がとられている。
  5. コードフリークARでは「オンラインモードで影響が出る可能性のある改造コードは公開しない」旨を明らかにしている。
  6. 金銀におけるワタルなど、改造を行わないと再現できないポケモンを持っているトレーナーも存在する。

関連項目