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レントラー/対戦

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このページは、レントラーの対戦での扱い、および育成論を記述するところである。

レントラーの歴史

第四世代

高い攻撃を有するでんきタイプのポケモン。特殊アタッカーの多い電気タイプの中で珍しい高火力物理アタッカーでありメインウェポンとなる物理技はかみなりのキバ(10%でひるみorまひ)とスパーク(30%でまひ)。プラチナの教え技ではばかぢからを獲得したことで、レントラーならではの火力で技範囲が広がった。

でんき単タイプのいかく持ち、攻撃の種族値120で振るうこおりのキバほのおのキバばかぢからといった4倍弱点を突くための役割破壊、これらをすべて持つということはそれだけでも他のポケモンにはない個性であり、プラチナ以降のバトレボ環境ではサイクル戦を好む筋の中でそこそこ使われた。

第五世代

ボルトチェンジマシン技として、ワイルドボルトレベルアップ技として獲得し、更に強化された。隠れ特性としてこんじょうを手に入れ、火力に関してはダメージレースの加速が進む環境に追いついた形となった。耐久性能がありそこまで速くはないレントラーにとってはいかくで耐久を上げるか、どくどくだまかえんだまでこんじょうを発動するのと引き換えにダメージは受けるがトリックルームバトンタッチでんじはなどのサポートを起点とし上から殴りタイプ一致威力と同じ種族値120から繰り出される2色キバ&ばかぢから&かみくだくの広範囲+タイプ一致1.5倍超火力のワイルドボルト+ねむりやこおりにならない状態で3タテを狙うかの戦法が増え読みづらくなった。この世代には技範囲が異なる同じ電気タイプのボルトロスが登場している。

第六世代

うそなきかいでんぱつぶらなひとみなど起点作りに役立つ技を覚えるようになったが、1つ目に関しては物理アタッカーであるレントラーとあまりシナジーがないため、使用するならダブルバトルが前提となった。ファイアローのメインウエポンの片方を受けて、返しのターンにワイルドボルトで返り討ちにするというコンセプトからメタとして採用されることもあった、同じタイプとしては戦法が異なるが高速特殊アタッカーメガライボルトが新たに登場する。

PGLレーティングバトル統計データを見ると、主流技はワイルドボルトボルトチェンジかみくだくほのおのキバこおりのキバであったことが分かる。ひかりのかべエレキフィールドでんじはで味方をサポートする構成もあり、状況によってはワイルドボルトの反動で退場することもできたのでエースに繋げるのは比較的楽であった。ORASリーグで教え技が普及してからはばかぢからも火力を出す手段として多く採用された。持ち物は火力を出すならこだわりハチマキいのちのたま、耐久ベースにするならオボンのみとつげきチョッキゴツゴツメットが好まれた。ごり押しは比較的難しいのでいかくを再利用したり交代読みをしたりする必要があったが、型が読まれづらいという利点はあった。

第七世代

技範囲も戦法も異なるがでんきタイプの驚異的な速攻アタッカーであるカプ・コケコが登場。さらにいかくを考慮しなければレントラーと比べても遜色のないそれなりの耐久性能であり、さらに特攻の種族値が異常に高く、素早さの種族値でも勝っているデンジュモクが新登場。この世代はサイクル戦全盛であるため、後手でボルトチェンジを打つことで交代先を無傷で出すことができ高火力の物理の技範囲を持つという点でメガライボルトや上記の新顔とは差別化はなされている。

第八世代

鎧の孤島』の配信に伴い解禁。

マイペースきもったませいしんりょくどんかんいかくを無効化するように仕様変更された。一方、じゃれつくサイコファングを獲得している。目ぼしい起点作り技で没収されたものと言えばどくどく程度か。

元々一致物理技は威力がそれほど高くなく反動ダメージもあるワイルドボルトがメインであったが、ダイサンダー化すればデメリットを消せる上に威力も底上げできてエレキフィールドを展開して追撃に備えることができる。いかくが相対的に弱体化した分はダイスチルでカバーするのも良い。

シーズン8環境ではいかくとつぶらなひとみで起点作りする型が一定数使われた。

持ち物はオボンのみが主流。なぜ混乱木の実ではないかというと、実はいかくとつぶらなひとみにより自ら発動ラインに達することを阻害してしまうためである。

一般的な育成論

高い攻撃を有するでんきタイプのポケモン、メインウェポンとなる物理技が実用的なものがワイルドボルトばかぢからかみくだくほのおのキバこおりのキバアイアンテールと範囲が広くテッカグヤナットレイバンギラスペリッパーギルガルドを上から殴れる他、フェアリーやじめん等のレート上位の強者達へも打点を持ち、こうげき種族値120と特性こんじょうにより生半可な耐久の調整では突破してしまうポテンシャルを秘めている。

特攻も決して低くはないため、特殊技を入れる場合もある。この場合は10まんボルトかみなりめざめるパワー(主にこおりくさ)を採用しておきたい。技があまり豊富ではないため、特殊寄りに努力値を振っていても物理技を採用し、二刀型にするケースも少なくない。その場合は特性のいかくも活かすべく、防御よりも特防を下げた性格(むじゃき、うっかりやなど)がベストといえる。

また、特性のいかくをさらに活用し、物理耐久型として使うこともある。物理技を持つポケモンが相手ならば積極的に出しに行きたい。

でんきタイプにしては素早さがやや低いため、それをカバーできる補助技としてでんじはを採用するのも得策といえる。

もう一つの特性とうそうしんは、こちらと相手の性別が同性ならば攻撃が上がり火力も膨大になる。

第五世代では新技のワイルドボルトと隠れ特性のこんじょうが登場。ワイルドボルトは与えたダメージの1/4の反動ダメージがあるものの、威力が高いので採用が不可欠となり、かみなりのキバやスパークは反動を嫌う場合を除いてほとんど使われなくなった。隠れ特性こんじょうを使う場合はかえんだまどくどくだまと組み合わせることで攻撃面も大幅に強化できる。からげんきも合わせて使うと効率がよい。ブラック2・ホワイト2でばかぢからが教え技として復活したため、こんじょうとばかぢからの両立ができるようになり、さらに火力が増すようになった。

おなじでんき単タイプのいかく持ちであるメガライボルトとはばかぢからうそなきなどで差別化したい。