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メレシー/対戦

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このページは、メレシーの対戦での扱い、および育成論を記述するところである。

メレシーの歴史

第六世代

第五世代で猛威を振るったほのおを半減、ドラゴンを無効にできるといえば聞こえが良いが、はがね4倍弱点というのがネックであり、環境トップのギルガルド、上位のヒードランクチート、依然として一線級であったハッサムには如何ともし難かった。特にハッサムはバレットパンチをメインウエポンとするため、ハッサムとの対面ではトリックルーム状態が意味をなさず、1回動くだけで精一杯になりがちであった。そのため、隠れ特性がんじょうを活かして1発耐えしてからトリックルームを展開し、ステルスロックを撒いて退場するという動きがメインであり、高い耐久種族値は飾りになりがちであった。いたずらごころ持ちもトリックルーム状態を貫通するため手を焼き、とことん環境的には恵まれなかった。

PGLレーティングバトル統計データからは、ステルスロックトリックルームだいばくはつパワージェムムーンフォースの5つから選んで技構成を行うことが主流であったとうかがえる。性格は素早さの種族値が同速のマリルリを意識して上を取られないようにずぶといにするケースが主であった。持ち物は後出ししてメガガルーラを削るためのゴツゴツメットが一番手であった。

ORASでだいちのちからを教え技で習得。

ORASリーグシングルバトルシーズン11最終1位(最終レート2254)には、パワージェムトリックルームスキルスワップステルスロックという技構成のふうせんメレシーがエントリーされていた[1]

第七世代

サイドチェンジテレキネシスじだんだ教え技で習得した。

USUMリーグは使用率ベスト30に7体以上はがねがランクインするシーズンがざらなはがねゲーであり、立場は第六世代よりも悪くなっている。がんじょう潰しのステルスロックが蔓延する中ではスリップダメージを避けるために先発で出す必要が増し、選出順が歪められる場面が増えた。

この世代ではマリルリが環境パーティの主要メンバーを離れたため意識する必要が無くなり、その影響で性格はトリパと相性のよいのんきなまいきがメインになった。持ち物は起点役としての役割遂行を助けるメンタルハーブが最大母数になり、第六世代でも一定数使われていたじゃくてんほけんが採用率2位の常連となった。

シングルバトルでは登場から相も変わらず非常に肩身の狭い思いをしているが、この世代ではダブルバトルにおけるラッキーとの組み合わせ「メレラキ」が発祥。「メレラキ」とはメレシーとラッキーが並んだ状態でメレシーがガードシェアを使ってラッキーの防御を上昇させ、マジックガード持ちのスキルスワップでラッキーにマジックガードを渡し、ラッキー自身のちいさくなるまるくなるを使ってラッキーの耐久性能をさらに上げ、ちきゅうなげで攻めて相手のポケモン4匹を倒して勝つ構築。ラッキーが1匹だけ残った時は必然と2匹の時よりも操作時間が短く済み、「メレラキ」ではコンボが成立すればラッキー1匹で相手が2匹状況で粘り続けることも現実的なので、相手の持ち時間を使い切らせるという勝ち方もできる。持ち時間が10分であったWCS2017でも十分強力であったが、WCS2018では持ち時間が5分に短縮されたため、「メレラキ」のいわゆる「害悪」と呼べる性質はさらに上がった。共通時間制とそれに付随した時間切れ判定勝負が存在した第六世代では残機の少ない状況からコンボが本格始動するため実用性が無かったが、レーティングバトルや公式大会が持ち時間制に移行したからこそ日の目を見たコンボと言える。

第八世代

冠の雪原で追加。

ボディプレスミストバーストを獲得。特化ボディプレスの火力指数17760は特化ムーンフォースの15960を上回り、この事から努力値配分を歪めないまともな火力を手に入れたと言える。ミストバーストは抜群を突きさえしなければ、相手を起点にするために倒さず場に残すことができる。

メレシーを敢えて使うならのんきHB特化でメンタルハーブを持たせたトリパ始動役だろう。

一般的な育成論

すばやさや攻撃面・HPが低く、防御面が非常に高いポケモン。能力的にはツボツボに似ているが、あちらほど極端ではない。だがはがねにはめっぽう弱いので過信しないように。

しんぴのまもりステルスロックひかりのかべリフレクターなどの補助が得意で、ムーンフォースパワージェム/ストーンエッジなどの技を覚えさせておこう。ただし、弱点をつけなければ大した威力は出ないので、退場用と割り切ってだいばくはつを覚えさせるのもいい。ダブルバトルならあらかじめガードシェアをしておけば、相方の被害も少なく済む。

持たせる物は、だいばくはつを起用するならばノーマルジュエルトリックルームならひかりのねんど、より確実に仕事をさせたいならラムのみリリバのみ。ステルスロックを使った後ならダメージも狙えるレッドカード等が候補にあがる。

隠れ特性のがんじょうであれば一撃で落ちる確率が大幅に下がるため、サポート役として活躍させやすい。

がんじょうスキルスワップを両立できる唯一のポケモンである。

レベル1ポケモンとして使う場合、ステルスロックを撒いてトリックルームを展開してからガードシェアで起点を作るのがメインの使い方だろう。