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メガヤンマ/対戦

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このページは、メガヤンマの対戦での扱い、および育成論を記述するところである。

メガヤンマの歴史

第四世代

かそくを活かして上からさいみんじゅつで相手を妨害できるポケモンとして環境でも使用されていた。当時はねむりの仕様が眠らせる側に非常に有利に設定されていたため、実質最速のさいみんじゅつ使いというだけでも十分強力であった。プラチナさいみんじゅつが仕様変更され、弱体化。

バトレボ環境ではヘラクロスソーナンスの両方に抜群を取れるアタッカーとしてはスペック、汎用性共に申し分ないポケモンとして活躍。世代序盤から中盤は催眠技使いとしての毛色が強かったが、HGSS期あたりからヘラクロスソーナンスのコンビ「ソーヘラ」が増えたため純粋なアタッカーとしての評価を得るに至った。

ダブルバトルではかそくによりラティオスを上から叩けるポケモンとして需要があった。

WCS2009マスターカテゴリ準優勝のメンバーに入っていた実績を持っている。同大会決勝戦1本目ではむしのさざめきで攻める様子を見せていた。

第五世代

ねむりの仕様変更によって第四世代のプラチナ期よりもさらに弱体化。そして「公式完全ぼうけんクリアガイド」のシリアルナンバーを用いて隠れ特性かそくを持ったアチャモを入手することができるようになってからは立場が一変。バシャーモから上から叩かれることもあり得る立場となった。フェイントの仕様変更によってみきりを行っても襷潰しをされるようになった。

単体では微妙な存在になりつつあったが、この世代に登場したサザンドラと、この世代でも相変わらずのトップメタであるメタグロスとを組み合わせた「サザングロスヤンマ」という相性補完トリオとしてダブルバトルでは一定数使われた。このトリオはどの2匹を取っても相性補完が良いため、攻めの軸にすると中々の使い勝手を発揮した。

第六世代

ファイアローの登場によってどれだけかそくで積んでも上からブレイブバードで叩かれるようになった。交代によるねむりのターンリセットもなくなったため、さいみんじゅつも第五世代と比べてさらに弱体化したが、ねむり依存の戦略はすでに消えていたのでこれは弱体化とは言い切れない。音の技にみがわりを貫通する効果が生まれた一方でフェアリータイプが登場したため、むしのさざめきの運用性はこの世代では一長一短である。

PGLレーティングバトル統計データからは、XYリーグシングルバトルではテンプレ技構成としてはエアスラッシュむしのさざめきげんしのちからorめざめるパワーまもるorみきりが成立しており、さいみんじゅつは廃れていたことが分かる。性格は火力が出やすいひかえめが中心であり、持ち物は同じく火力を出すためのいのちのたまが主流であった。ORASリーグではメガシンカが一般解禁されたバシャーモが重いため、きあいのタスキ型が中心となったが、それ以外の点では単体構成はXYリーグと変わらなかった。

漫然と使うとやはりファイアローが重いが、ORASリーグシングルバトルではヘラクロス、クレセリア、ヒードランのトリオに対してエアスラッシュ、むしのさざめき、めざめるパワー(じめん)で役割を遂行できる点から利用されることもあった。

第七世代

Zワザの登場によって火力の底上げが図られ、Zワザ型もそこそこ見られるようになった。ファイアローが弱体化によって環境から姿を消したのも追い風。一方、環境においてこだわりスカーフが蔓延したため、メガヤンマが素早さのランク補正を1段階上げた程度では抜けないケースが激増。新たなむしタイプのアタッカーとしてはより攻撃性の高い複合タイプで素の素早さが高いアブリボンが登場。

JCS2018(全国ダブル)ライブ大会マスターカテゴリではスイスドロー落ちだがメガヤンマとラッキーがエントリーされたパーティが報告されている。メガヤンマは同大会出場者中1人が使用。

一般的な育成論

高い特攻特性かそくを活かした特殊アタッカーとして育てるのが一般的。性格おくびょうひかえめといったすばやさとくこうを重視したものを選び、努力値もそれに沿って振り分ける。

初ターンにまもるあるいはみきりで安全にかそくを発動させて素早さを上げ、次ターンに先手を取る戦術が一般的で、まもる/みきりの採用率は高い。メインウェポンは、むしのさざめきエアスラッシュ、サブウェポンとしては、サイコキネシスシャドーボールギガドレインがある。弱点であるいわほのおタイプやストーンエッジいわなだれなどのいわタイプの技を所持している可能性の高いじめんタイプ、それらタイプとはがねタイプ複合の相手を想定して、めざめるパワーみずとして、コンパクトにまとめるのもよい。さいみんじゅつを覚えさせる場合は、げんしのちからをいったん忘れさせヤンヤンマの状態でレベル38まで育ててから思い出させて進化させるか、レベル38まで進化キャンセルする必要がある。

攻撃の種族値もそれほどひどくないため、不利対面に対しては一致とんぼがえりを浴びせて交代するのもあり。とんぼがえりの火力を考えるなら攻撃の個体値はV、性格はおっとりうっかりやむじゃきせっかちといった火力か速度に上昇補正が掛かって耐久に下降補正が掛かるものが無難。