ポケモン竜王戦
ポケモン竜王戦(ポケモンりゅうおうせん)とは、2014年から開催されているポケットモンスター・ポケモンカードゲームの公式大会。株式会社ポケモンが主催、読売新聞社と日本将棋連盟が共催している。
目次
2014年
小学生を対象とする大会として、2014年1月19日〜3月9日にかけて予選大会が、3月21日にラストチャレンジ大会が、3月22日に決勝大会が行われた。6つの予選大会上位2名およびラストチャレンジ大会の上位2名が決勝大会に進んだ。
ラストチャレンジ大会はコロコロコミック3月号に掲載の漫画ポケットモンスターX・Y ポケモン竜王伝で使用されたわざの名前をあいことばとして応募することで参加申込ができた。
優勝者は「2014年ポケモン竜王」の称号およびポケモンワールドチャンピオンシップス2014への参戦権、優勝トロフィー、「ポケモン竜王戦」オリジナルデザイン ニンテンドー3DS LLを獲得した。
予選
会場
全国6会場で予選大会が行われた。各会場にはプロ棋士が来場した。
開催日 | 大会名 | 会場 | 来場棋士 |
---|---|---|---|
1月19日 | 次世代WHF'14 Winter 名古屋大会 | ナゴヤドーム | 中村太地六段 |
1月25, 26日 | 次世代WHF'14 Winter 東京大会 | 幕張メッセ | |
2月2日 | 次世代WHF'14 Winter 福岡大会 | 福岡 ヤフオク! ドーム | 中田功七段 |
2月9日 | 次世代WHF'14 Winter 大阪大会 | 京セラドーム大阪 | 福崎文吾九段 |
2月22, 23日 | 札幌大会 (22日はゲーム大会のみ、23日はカードゲーム大会のみ) | JRタワー プラニスホール | 鈴木環那女流二段 |
3月9日 | 仙台大会 | 夢メッセみやぎ | |
3月21日 | コロコロコミックプレゼンツ ポケモン竜王戦 ラストチャレンジ大会 | 東京ドームシティ プリズムホール | - |
賞品
1戦勝ち抜くごとに以下のプレゼントが手に入った。
対戦回数 | ゲーム大会 | カードゲーム |
---|---|---|
1 | かいふくのくすり×30 | 基本エネルギーカードからランダムで1枚 |
2 | おだんごしんじゅ×10 | ポケモンカードゲームXY 拡張パック コレクションX×1 |
3 | げんきのかたまり×10 | ポケモンカードゲームXY 拡張パック コレクションY×1 |
4 | ふしぎなアメ×5 | ポケモンカードゲームXY 拡張パック コレクションX×1 ポケモンカードゲームXY 拡張パック コレクションY×1 |
5 | マスターボール×1 | デッキケース ハリマロン・フォッコ・ケロマツ×1 |
6 | 決勝大会出場権 | 決勝大会出場権 |
決勝
3月22日によみうり大手町ホールで開催された。参加者全員にオリジナルTシャツがプレゼントされた。
決勝大会はニコニコ生放送で生中継されたほか、キッズステーションで放送された。
準決勝の前には中村太地六段・阿久津主税八段・野月浩貴七段・及川拓馬五段の4名の将棋棋士によるポケットモンスター X・Yのエキシビションマッチが行われ、野月七段が優勝した。
森内俊之竜王も登壇し、ポケモンバトルに挑戦した。
レギュレーション
ゲーム
- ポケットモンスター X・Yを使用
- ダブルバトル
- 全国図鑑No.001〜718のポケモンのうち、以下の禁止級伝説ポケモン・幻のポケモンを除く
- 4匹のポケモンをあらかじめバトルボックスに登録して戦う。
- 4匹のうち1匹以上を、ドラゴンタイプのポケモンか、メガシンカしてドラゴンタイプになるポケモン(メガリザードンX・メガデンリュウ)を対応するメガストーンを持たせた状態にする必要がある。
- レベル51以上のポケモンは50になるが、50以下のポケモンはそのままになる。
- 図鑑ナンバーが同じポケモンは2匹以上エントリーすることができない。
- ポケットモンスター X・Yの通常プレイおよび公式に配布されたポケモンのみ出場可能。ポケモンバンクで連れてきたポケモンは使えない。
- 不正な手段でわざを覚えさせたポケモンは使えない。
- 2匹以上同じどうぐを持たせてはいけない。
- 不正な手段で入手したどうぐは使用できない。
- 地形の効果は通常の通信対戦と同様、すなわちしぜんのちからはトライアタックに、ひみつのちからは3割の確率でまひにする追加効果になり、ほごしょくはノーマルタイプに変化する。
- お互いに最後のポケモンが同時にひんしになった場合、
- 対戦時間は15分、1ターンあたりの選択時間は30秒。
- 時間切れの場合、以下を順番に判断し、多い方が勝ちとなる。以下すべて同じ場合は引き分けとする。
- 残ったポケモンの数
- 残ったポケモンのHP合計/手持ちポケモンの最大HPの合計
- 残ったポケモンのHPの合計
カードゲーム
- 60枚デッキ、サイド6枚
- 1試合30分
- 終了コールの番までが制限時間内となり、終了コールから1分でその番は終了とする。ポケモンチェック中に終了コールがあった場合、その時点で対戦終了。
- 対戦終了時にサイドの残り枚数が同じ場合はそこから延長戦を行い、先にサイドを1枚取ったほうを勝ちとする。
- 勝敗規定により引き分けとなった場合(延長戦を含む)、サドンデス(サイド1枚)を行う。
- BWレギュレーションに従ったうえで、予選は1枚以上、決勝は4枚以上ドラゴンタイプのポケモンのカードを入れる。
- 日本語以外のカード、海外で配られた日本語のカード(チャンピオンズフェスティバル・トロピカルビーチ)は使用不可。
- 大会中はデッキの交換、入れ替えは不可。
結果
ゲーム大会ではともにラストチャレンジ大会を勝ち抜いたてらさわ りん (12歳)とおおぐし かずき(11歳)の対決となり、てらさわが初代竜王となった。カードゲーム大会ではラストチャレンジ大会を勝ち抜いたはせがわ あさき (8歳)と名古屋大会1位のにしむら こうと(11歳)の対決となり、はせがわが初代竜王となった。
決勝戦で使用したパーティとして公開されているのは以下のとおり。太字はレギュレーションの対象となるドラゴンタイプのポケモン。
てらさわ りん (優勝) | |
---|---|
ナットレイ | オッカのみ |
クチート | クチートナイト |
ボーマンダ | いのちのたま |
ウォッシュロトム | オボンのみ |
おおぐし かずき (準優勝) | |
ガブリアス | きあいのタスキ |
クチート | クチートナイト |
トゲキッス | ラムのみ |
ウォッシュロトム | オボンのみ |
2015年
第2回ポケモン竜王戦として2015年12月27日に開催された。第1回と同じく小学生が対象となった。今年度は2015年の公式大会上位入賞者による招待制で行われた。
優勝者は第2期ポケモン竜王の称号、ポケモンワールドチャンピオンシップス2016参戦権、晴月作 彫駒 巻菱湖書(竜王の面にメガリザードンXが手彫された特注)を獲得した。
出場枠
ゲーム大会の出場枠は以下のとおり。
- ポケモンワールドチャンピオンシップス2015 日本代表決定大会ジュニアカテゴリ上位4名
- コロコロチャレンジ 東日本王者決定大会/西日本王者決定大会の各上位6名
カードゲーム大会の出場枠は以下のとおり。
- レックウザメガバトル 日本チャンピオン決定戦 Aリーグ上位4名
- コロコロチャレンジ 小学生リーグの以下の上位入賞者
- 広島会場上位2名
- 神奈川会場(1日目)上位2名
- 神奈川会場(2日目)上位2名
- 愛知会場上位2名
- 大阪会場上位3名
- 初代ポケモン竜王
大会
12月27日、よみうり大手町ホールで開催された。参加者全員にオリジナルTシャツがプレゼントされた。渡辺明竜王が来場した。
レギュレーション
ゲーム
- ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイアを使用
- ダブルバトル
- 8匹選び、対戦前に4匹をバトルボックスに登録して対戦
- 予選中は入れ替え不可
- 準決勝・決勝はサイドボード方式、各ラウンド開始前に入れ替えが可能。3ラウンド目については入れ替える数を司会者が決定してポケモンの入れ替えが行われた。
- レベル51以上のポケモンは50になるが、50以下のポケモンはそのままになる。
- 対戦時間は15分、対戦に出すポケモンの選出は90秒、1ターンあたりの選択時間は45秒。
- 全国図鑑No.001〜720のポケモンのうち、以下の禁止級伝説ポケモン・幻のポケモンを除く
- 図鑑ナンバーが同じポケモンは8匹の中で2匹以上エントリーすることができない。
- バトルボックスの4匹のうち1匹以上を、ドラゴンタイプのポケモンか、メガシンカしてドラゴンタイプになるポケモン(メガリザードンX・メガデンリュウ)を対応するメガストーンを持たせた状態にする必要がある。
- 以下のドラゴンタイプの禁止級の伝説ポケモンは使用する8匹のうち1匹まで入れてよい。アルセウスはりゅうのプレートを持たせても参加不可。
- 8匹の中で2匹以上同じどうぐを持たせてはいけない。
- 不正な手段で入手したどうぐは使用できない。
カードゲーム
- 60枚デッキ、サイド6枚
- XYレギュレーションに従ったうえで、以下のポケモンのカードを合計4枚以上入れる(タイプは問わない)。
- MリザードンEX
- ミニリュウ
- ハクリュー
- カイリュー・カイリューEX
- MデンリュウEX
- キングドラ
- MジュカインEX
- ビブラーバ
- フライゴン・フライゴンEX
- チルタリス
- タツベイ
- コモルー
- ボーマンダ
- ラティアス
- ラティオス・ラティオスEX・MラティオスEX
- レックウザ・レックウザEX・MレックウザEX
- フカマル
- ガバイト
- ガブリアス・ガブリアスEX・MガブリアスEX
- ディアルガ・ディアルガEX
- パルキア・パルキアEX
- ギラティナEX
- キバゴ
- オノンド
- オノノクス
- クリムガン
- モノズ
- ジヘッド
- サザンドラ・サザンドラEX
- レシラム
- ゼクロム
- キュレムEX・ホワイトキュレム・ブラックキュレム
- ドラミドロ
- チゴラス
- ガチゴラス・ガチゴラスEX
- ヌメラ
- ヌメイル
- ヌメルゴン
- オンバット
- オンバーン・オンバーンBREAK
- 予選はグループリーグによる総当り形式で各グループ上位1名が本戦に進出する。
- 本戦は2本先取によるシングルエリミネーション形式。
- 大会中デッキの交換や入れ替えは不可。本戦では予選で使用したデッキのほか、大会側で用意したカードを用いたデッキを組み使用した。1本目は当日組んだデッキ、2本目は予選で使用したデッキ、3本目は司会者が抽選で選んだどちらかのデッキを使用した。
- 1試合30分。
- 予選では結果ごとに「勝ち」「引き分け」「負け」が決まり、それぞれ勝ち点3点、1点、0点を得る。対戦時間終了時点で勝敗が決定していない場合の結果は以下のように決定する。
- どちらかのプレイヤーのサイドの残り枚数が2枚以下の場合、サイドの残り枚数が少ないプレイヤーが勝ち(時間外勝利)、同じ場合は引き分けとする。
- お互いにサイドの残り枚数が3枚以上の場合、引き分けとする。
- 予選順位は以下の順に決定する。
- 勝ち数の合計が多い順
- 上が同じ場合、勝ち点合計が多い順
- 上が同じ場合、時間内勝利が多い順
- 上が同じ場合、負け・引き分けの対戦で取ったサイドの枚数合計が多い順
- 上が同じ場合、負け・引き分けの対戦で取られたサイドの枚数合計が少ない順
- 上が同じ場合、直接対決の結果に従う
- 上で引き分けの場合、じゃんけんの勝者が上位
- 本戦では「勝ち」「負け」を決定する。対戦時間終了時点で勝敗が決定していない場合の結果は以下のように決定する。
- どちらかのプレイヤーのサイドの残り枚数が2枚以下の場合、サイドの残り枚数が少ないプレイヤーが勝ち、同じ場合はそこから延長戦を行い、先にサイドを1枚取ったほうを勝ちとする。
- お互いにサイドの残り枚数が3枚以上の場合、対戦終了時点から再開し、上記条件を満たすまで試合を続ける(以降の勝敗決定は上の条件に従う)。
- 勝敗規定により引き分けとなった場合(延長戦を含む)、サドンデス(サイド1枚)を行う。
- 終了コールがあった時点までを対戦時間とする。
- ワザの宣言後である場合はワザの処理を終えるまでが対戦時間となる。
- ポケモンチェック中である場合は、ポケモンチェックの処理を終えるまでが対戦時間となる。
結果
ゲーム第2期ポケモン竜王はタシロ コウタが、カードゲーム第2期ポケモン竜王はオカダ レオは獲得した。
2018年
第3回ポケモン竜王戦として2018年1月14日に開催された。本大会より、小学生だけでなくすべての年齢で参加可能となった(小学生にあたるジュニア枠は他の出場枠より多めに取られるなどある程度優遇されている)。対象となる大会の上位入賞者と特別招待選手が参加可能であった。
優勝者は第3期ポケモン竜王の称号、特性将棋駒(竜王の面にウルトラネクロズマが手彫された特注)を獲得した。
これまでの大会では大会名に従いゲーム・カードゲーム共にドラゴンタイプのポケモンを使用するレギュレーションとなっていたが本大会では廃止された。
出場枠
ゲーム大会は以下の中から招待された。
- インターネット大会「第3回 ポケモン竜王戦 予選」のジュニアカテゴリ (2006年以降生まれ) 6名、シニアカテゴリ (2002年以降2005年以前生まれ) 5名、マスターカテゴリ (2001年以前生まれ) 5名。
- 日本在住の上位入賞者から招待される
- ポケモンワールドチャンピオンシップス2017の上位入賞者、ジュニア代表(TOP16入賞)、シニア代表(TOP8入賞)、マスター代表(TOP8入賞)
- ポケモンジャパンチャンピオンシップス2017の上位入賞者、ジュニア代表(TOP4入賞)、シニア代表(優勝、準優勝)、マスター代表(優勝、準優勝)
カードゲーム大会の出場枠は以下のとおり。
- ポケモンカードゲーム チャンピオンズリーグ2018 横浜の上位入賞者
- ポケモンカードゲーム チャンピオンズリーグ2018 公認大会1st上位入賞者
- ポケモンワールドチャンピオンシップス2017の上位入賞の日本代表選手、ジュニア代表(TOP16入賞)、シニア代表(TOP8入賞)、マスター代表(TOP8入賞)
- ポケモンジャパンチャンピオンシップス2017の上位入賞者、ジュニア代表(TOP4入賞)、シニア代表(優勝、準優勝)、マスター代表(優勝、準優勝)
- ポケモンカードゲーム 日本チャンピオン決定戦2017の上位入賞者、ジュニア代表(TOP4入賞)、シニア代表(優勝、準優勝)、マスター代表(優勝、準優勝)
- 第3回 ポケモン竜王戦(カードゲーム部門)ラストチャレンジ上位入賞者、オープンリーグ上位1位、ジュニアリーグ上位1位
- 2017年12月9,10日にポケモンセンター トウキョーベイで開催された。
特別招待選手
以下の著名人、開発者が特別招待選手として参加した。
- ゲーム部門
- カードゲーム部門
大会
参加者全員にオリジナルTシャツがプレゼントされた。解説は橋本崇載八段と香川愛生女流三段によって行われた。表彰式には羽生善治竜王が登壇した。大会はニコニコ生放送でストリーミング配信され、サニーゴ (はじめ)が配信された。
レギュレーション
ゲーム
インターネット大会予選についても同じレギュレーションであった。
- ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーンを使用。
- シングルバトル
- バトルチームに登録するポケモンは3〜6匹、バトルに選出するポケモンは3匹
- すべてのポケモンのレベルが自動的に50になる。
- 全国図鑑No.001〜806のポケモンのうち、以下のポケモンを除く
- ポケットモンスター サン・ムーン・ウルトラサン・ウルトラムーンで手に入れたポケモン以外にポケモンバンクで過去作から連れてきたポケモンをそのまま使用することが可能。
- 以下のポケモンの中から最大1匹まで登録が可能。
- 6匹の中で2匹以上同じどうぐを持たせてはいけない。
大会では以下に従って優勝者が決定された。
- 4名ずつの8グループによるリーグ戦の後、各グループ1位によるトーナメント戦により優勝者を決定。このうち1グループはジュニアカテゴリ選手のみで構成される「ジュニアチャレンジ枠」。
カードゲーム
- 60枚デッキ、サイド6枚。
- ポケモンカードゲーム XY〜ポケモンカードゲーム サン&ムーンのカードが使用可能なスタンダードレギュレーション
- 4名ずつの7グループ+5名の1グループによるリーグ戦の後、各グループ1位によるトーナメント戦により優勝者を決定。5名のグループはジュニアカテゴリ選手のみで構成される「ジュニアチャレンジ枠」。
結果
ゲーム部門はシニアカテゴリのスナオシ ケイスケ (インターネット予選上位入賞者)が第3期竜王を獲得した。スナオシのバトルチームは以下のとおり。太字はレギュレーションで制限されたポケモン。
スナオシ ケイスケ | 優勝 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
カプ・コケコ | エレキメイカー | おくびょう | とつげきチョッキ | Lv.50 | 不 | 10まんボルト | マジカルシャイン | エレキネット | めざめるパワー |
ルナアーラ | ファントムガード | おくびょう | ルナアーラZ | Lv.50 | 不 | シャドーレイ | さいみんじゅつ | ムーンフォース | めいそう |
バシャーモ | かそく | しんちょう | バシャーモナイト | Lv.50 | ♂ | まもる | つめとぎ | おにび | バトンタッチ |
カプ・テテフ | サイコメイカー | おくびょう | きあいのタスキ | Lv.50 | 不 | サイコショック | ムーンフォース | じゅうりょく | ちょうはつ |
マンムー | あついしぼう | ようき | こだわりスカーフ | Lv.50 | ♀ | じわれ | じしん | つららばり | がんせきふうじ |
ジュペッタ | おみとおし | のんき | ジュペッタナイト | Lv.50 | ♂ | シャドークロー | みちづれ | おにび | ちょうはつ |
カード部門はマスターカテゴリのナナヤマ リョウタロウ (チャンピオンズリーグ2018 公認大会1st オープンリーグ2位) が第3期竜王を獲得した。
ナナヤマが使用したデッキは以下のとおり。ナナヤマは「竜王戦は第2回までジュニアの大会だったので、マスターとして参加するのであればジュニア達が使わないデッキで出たほうが意義はある」として以下のデッキを使用したと語っており、インタビュアーからも「個性的」と評されている。また「竜王戦だから「竜」にはこだわりたい」としてギャラドス (SM3N)を採用した、としている[1]。
種類 | タイプ | カード名 | 枚数 |
---|---|---|---|
ポケモン | 水 | コイキング | 4 |
ポケモン | 水 | ギャラドス | 3 |
ポケモン | 雷 | カプ・コケコ | 2 |
ポケモン | 闘 | エルレイド | 1 |
ポケモン | 超 | オドリドリ | 1 |
ポケモン | 超 | カプ・テテフGX | 2 |
ポケモン | 無 | ヤレユータン | 3 |
トレーナー | グッズ | エネくじ | 2 |
トレーナー | グッズ | おとりよせパッド | 4 |
トレーナー | グッズ | スペシャルチャージ | 1 |
トレーナー | グッズ | 時のパズル | 4 |
トレーナー | グッズ | トレーナーズポスト | 4 |
トレーナー | グッズ | ハイパーボール | 4 |
トレーナー | グッズ | バトルコンプレッサー | 4 |
トレーナー | グッズ | バトルサーチャー | 4 |
トレーナー | グッズ | フィールドブロアー | 1 |
トレーナー | グッズ | ロトム図鑑 | 1 |
トレーナー | ポケモンのどうぐ | かるいし | 1 |
トレーナー | ポケモンのどうぐ | こだわりハチマキ | 3 |
トレーナー | サポート | アオギリの切り札 | 3 |
トレーナー | サポート | N | 1 |
トレーナー | サポート | グズマ | 1 |
トレーナー | サポート | プラターヌ博士 | 1 |
トレーナー | サポート | フラダリ | 1 |
トレーナー | サポート | マツブサの隠し玉 | 1 |
トレーナー | スタジアム | パラレルシティ | 1 |
エネルギー | 無 | ダブル無色エネルギー | 4 |
2020年
2021年2日6日に開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染症の流行による影響に中止となった。
ゲーム部門は2020年11月開催のカンムリビギニングおよび12月開催の「ポケモン竜王戦2020 予選」の2大会の各カテゴリ上位入賞者が出場権を獲得する予定であった。カードゲーム部門は「チャンピオンシップシリーズ2020における様々大会で活躍したプレイヤーが出場権を獲得する」とされていた。
ポケモン竜王戦2020 予選
ポケモン竜王戦2020 予選は、2020年11月26日〜12月11日にエントリー受付が行われ、12月11日〜12月14日に開催されたインターネット大会。ジュニアカテゴリ (2005年以降生まれ)、マスターカテゴリ (2004年以前生まれ)の2カテゴリで開催された。
ルールは以下のとおり。
- シングルバトル
- ガラル図鑑No.001〜400、ヨロイ島図鑑No.001〜210、カンムリ雪原図鑑に登録できるポケモンと以下のポケモンが使用できた。
- ミュウツー・ライコウ・エンテイ・スイクン・ルギア・ホウオウ・キモリ・ジュプトル・ジュカイン・アチャモ・ワカシャモ・バシャーモ・ミズゴロウ・ヌマクロー・ラグラージ・ラティアス・ラティオス・カイオーガ・グラードン・レックウザ・ユクシー・エムリット・アグノム・ディアルガ・パルキア・ヒードラン・レジギガス・ギラティナ・クレセリア・トルネロス・ボルトロス・レシラム・ゼクロム・ランドロス・キュレム・ゼルネアス・イベルタル・ジガルデ・モクロー・フクスロー・ジュナイパー・ニャビー・ニャヒート・ガオガエン・アシマリ・オシャマリ・アシレーヌ・カプ・コケコ・カプ・テテフ・カプ・ブルル・カプ・レヒレ・コスモッグ・コスモウム・ソルガレオ・ルナアーラ・ウツロイド・マッシブーン・フェローチェ・デンジュモク・テッカグヤ・カミツルギ・アクジキング・ネクロズマ・ベベノム・アーゴヨン・ツンデツンデ・ズガドーン
- 以下のポケモンの中から最大1匹まで登録が可能。
- バトルチームに登録するポケモンは3〜6匹、バトルに選出するポケモンは3匹
- すべてのポケモンのレベルが自動的に50になる。
- 総合時間は最大20分、各持ち時間は最大7分、対戦ポケモンの選択時間は90秒、1ターンあたりの選択時間は45秒。
- 1日あたりの対戦可能回数は15戦で、残った対戦数は翌日以降に繰越可能。
使用率上位ランキング10位は以下のとおり。太字はレギュレーションで制限されたポケモン。
順位 | マスター | ジュニア |
---|---|---|
1 | エースバーン | エースバーン |
2 | ランドロス | ランドロス |
3 | メタモン | メタモン |
4 | ミミッキュ | ミミッキュ |
5 | サンダー | レジエレキ |
6 | ゴリランダー | ゴリランダー |
7 | ザシアン | ザシアン |
8 | レジエレキ | サンダー |
9 | バンギラス | ドラパルト |
10 | イベルタル | イベルタル |
最終順位ランキング10位までの構築として公開されているものとして以下がある。
- kazukiのツイート / Twitter (マスターカテゴリ最終1位)
- ポケモン竜王戦2020予選使用構築 カバルドン+イベルタル展開 最終3位 レート1882 - nine_poke’s diary (マスターカテゴリ最終3位)
- 【ポケモン竜王戦予選使用構築】ムゲンメタモン - ガラクタ構築製造所 (マスターカテゴリ最終6位)
脚注
外部リンク
- ポケモン竜王戦 (2014年)
- 『ポケモン竜王戦』公式サイト (2015年)
- 「第3回 ポケモン竜王戦」公式サイト (2018年)
- トップページ|「ポケモン竜王戦2020」 公式サイト (2020年)