ポケモンメザスタ
ポケモンメザスタとは2020年から稼働しているアーケードゲームである。
目次
概要
第八世代に対応したアミューズメントマシンとして2020年9月17日に稼働開始。開発はタカラトミーアーツおよびマーベラス。ポケモンガオーレの後継機である。
バトルを繰り返しながら捕まえたポケモンに応じて機体から排出される「タグ」を集めていく。ポケモンの成長を記録するのには「メモリータグ」を使う。 2つの筐体が1つになっているのが特徴である。
バトルでゲット!
本作のメインモード。手持ちのタグを読み込ませて仲間のポケモンを呼び出し、野生のポケモンと3対3でバトルする。タグがなくてもレンタルポケモンで参加することもできる。
バトルの進行
バトルはターン制で、3体のポケモンの中から1体を選んで攻撃する。ポケモンは固有のワザを持っていて、「バトルルーレット」をまわして出た目とその後のボタンの連打の速度で威力が決まる。攻撃はそのターン戦っているポケモンを中心に3体全員が対象となる。ポケモンやワザにはタイプがあり、本編とおおむね同じ相性がある(「こうかなし」は「ほとんどこうかがない」になる)。
また、サポートポケモンがいる場合は追加の効果があり、攻撃力が上がったり、サポートポケモン自身が攻撃に参加してくれる。
プレーヤーのポケモンが攻撃を受けてHPが0になるとそのポケモンは退場し、新たなタグを読み込ませるか、レンタルポケモンを呼び出す必要がある。
相手のポケモンにはHPに相当するものに「ゲットゲージ」があり、これが満タンになる(=ポケモンを倒す)とそのポケモンを捕まえることができる(後述)。相手ポケモンを倒したり捕まえたりすると新たな相手ポケモンが出現する。
バトルは基本的に3ターンであるが、ポケモンを捕まえるたびに1ターンが追加され、最大は5ターンである。
ゲットタイム
相手ポケモンのゲットゲージを満タンにすると「ゲットタイム」になり、相手のポケモンにボールを投げて捕まえる(タグを獲得する)ことができる。タグを獲得するには1つにつき100円が必要。まずルーレットをまわしてモンスターボール、スーパーボール、ハイパーボール、マスターボールのどれを使うか選び、3体全員にボールを投げ、必ず1体は捕獲できる。2体以上同時に捕まることもあるが、その場合はどれか1体を選ぶ。
バトル中にポケモンを捕まえることができなくても、バトル後に戦ったポケモンを捕まえられる「ラストゲットタイム」が発生することがある。また、終了時に捕まえた数が5体に満たない場合、「いますぐゲット!」によく似た「ボーナスゲットタイム」が必ず発生する。バトル中に捕まえたポケモンと合計で5体になるまでポケモンを捕まえられる。
トレーナーとのバトル
野生ポケモンとのバトルの代わりにトレーナーがバトルを挑んでくることがある。
スペシャルタッグバトル
2つある筐体の両方でバトルしているプレーヤーがいると、協力プレイの「スペシャルタッグバトル」が発生することがある。
タッグバトルに入ると2つの画面が一つにつながり、2人が協力してバトルを行う。野生のポケモンもスターポケモンやスーパースターポケモンなど強力なポケモンが出現する。ポケモンを捕まえると両方のプレーヤーが同じタグを獲得することができる。
いますぐゲット!
バトルをせずに5つある草むらにボールを投げてポケモンを捕まえるゲームモード。まずポケモンをおびきよせるため、30回までボタンを叩いておかしを投げ入れる。その際に★4以上が確定で出てくる青色の「?」マーク、★5以上が確定で出てくる金色の「!?」マークが出現することがある。100円を投入するたびにタグを1つ獲得でき、最大で5つのタグを獲得できる。
タグについて
- ポケモンのタグ
- メザスタの筐体にタグをセットすることで、味方としてバトルすることができる。
- メモリータグ
- 自分のプレイ記録を保存した、ポケモンのタグと同じ形をしたプレート。読み取りは2次元コードスキャン方式である。1枚200円で、従来のように店頭などで購入する他、ポケモンメザスタの筐体で直接購入することができる。また、QRコードが記載されており、スマートフォンなどで読み込むことで、メザスタクラブのサイトにジャンプすることができる。
タグの一覧
バージョン情報
- ポケモンメザスタ 1弾 - 2020年9月17日 - タグは全70種類。ポケモンガオーレの「ながれぼしディスク」が第1弾限定で使用できた。
- ポケモンメザスタ 2弾 - 2020年11月26日 - タグは全70種類。トレーナーとのバトルが追加された。