ブリガロン/対戦
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ブリガロンの歴史
第六世代
蓋を開けるとぼうだんによって上手く行けばメガフシギバナを完封できるポケモンという個性を出した。ゲンガーの攻撃技も全体的に流せる傾向があるため、そちらに強いという面も光った。
ORASで教え技のしねんのずつきを獲得すると、メガフシギバナに対して攻め手には困らなくなった。同じく教え技であるドレインパンチの獲得によって、ニードルガード、やどりぎのたね、こうごうせい、ドレインパンチという技構成の耐久型が確立された。
PGLレーティングバトル統計データからは、ORAS発売までのXYリーグシングルバトルではやどりぎのタネ、アームハンマー、ニードルガード、タネばくだんorこうごうせいorウッドハンマーが主流技構成であったとうかがえる。性格は物理耐久を追求したわんぱくが一番手で、火力を追求したいじっぱりが二番手であった。持ち物はゴツゴツメットが最もメインで、次いでたべのこしが需要を集めた。ORASリーグシングルバトルではやどりぎのタネ、ニードルガードが確定で、残り2枠をウッドハンマー、こうごうせい、ドレインパンチのどれかで埋めるという状況であった。
ブリガロン入りの構築としてはヒードランとの相性補完を活かしたコンビ「ブリガドラン」、あついしぼうブーピッグとの相性補完を活かした「ブーブリ」がこの世代に成立している。ファイアローを何とかするための相性補完を考えさせられることから分かるように、有利体面を作ってこそのポケモンであるという側面がブリガロンの場合は強い。
第七世代
Zワザの登場によって耐久型全般に強い逆風が吹いた。シーズンが進むにつれてサイクル戦が過熱し、居座りを前提とするブリガロンの立場が非常に悪くなった。一応ファイアローがはやてのつばさの弱体化によって死滅したのは追い風だが、カプやミミッキュの登場などフェアリーの普及によってどこからでも崩される不安が増したため一概に救済されたとは言い難い。くさの通りもはがねが蔓延していることから非常に悪く、かくとうで対処しようにもミミッキュ、ギルガルド、ゲンガーなどゴーストタイプの導入化が進んだ中では無償降臨される危険との隣りあわせとなる。
第六世代の「ガロンドラン」にはブリガロンをカプ・ブルルに入れ替えた「ブルルドラン」が取って代わり、「ブーブリ」も単にエスパー枠の鉄板の1つとなったカプ・テテフの枠をブーピッグが奪えないということで下火になった。
USUMリーグでは依然として耐久型もブリガロンの型としては生き残っているが、一致火力のアームハンマー、ウッドハンマーに加えてはがね全盛環境に合わせたじしん、後出しされたリザードン、ウルガモスを出落ちに終わらせるためのストーンエッジを搭載したとつげきチョッキ型も成立。ブリガロン=耐久型のイメージは徐々に薄れていった。
一般的な育成論
くさ、かくとうタイプを持つ。素早さは低いが攻撃、防御が高く、物理耐久または物理アタッカーとして活躍できる。
メイン技は、ウッドハンマー/タネばくだん、アームハンマー/ドレインパンチ/かわらわりがある。 サブウエポンはストーンエッジ/いわなだれ、じしん、シャドークロー、ドラゴンクロー、どくづき、しねんのずつき、アイアンテール/アイアンヘッド、かみなりパンチなどとかなり豊富に揃っている。
特に、ストーンエッジ/いわなだれはひこう、ほのお、こおりタイプ対策に、じしんはほのお、どくタイプ対策に、アイアンテール/アイアンヘッドはこおり、フェアリータイプ対策にと、それぞれ、1つの技で、2つ以上のタイプの弱点対策を担える。かくとう技を無効化するゴーストタイプにはしっぺがえしやシャドークローなどで対策できる。
補助技は元の高い攻撃と防御をさらに上げるビルドアップ、回復技のこうごうせい、さらにニードルガードも活用したい。ニードルガードは上手く使えば特性のさめはだ、てつのトゲと同様の効果が期待でき、持ち物のきあいのタスキ、特性のがんじょうを潰すことも可能。ただし覚えるポケモンが少ない故読まれやすいため、敢えてこれらの技を使わずフルアタッカー型で意表を突くこともある。
隠れ特性はぼうだん。玉、ボール、爆弾系の技を無効化できるので、多用する相手に出すと無償で降臨が可能。シャドーボールとヘドロばくだんを完全無効にできるため、見せ合いで相手に見せただけでも相手の選択肢を狭めることができる。