バルキー (穴久保)
バルキーは、穴久保幸作の漫画、「ポケットモンスター」の登場キャラクターである。
概要
性別は♂。一人称は「おれ」。人間の言葉をしゃべり、語尾に「バル」をつける。
レッド達に付いてきただけなのに、妙に馴れ馴れしかったため、ピッピやレッド、ピカチュウにまで、嫌がれていたが、近年では、正義感が強いということになっている。仲間を思いやる気持ちもあり、いっしょに旅をして戦ってきたピッピとは特に仲がいい。
物語では、ピッピが突っ込むほどボケだったが、だんだんレッドとのダブルツッコミに役になっていた。また、よくピッピと競いあっていることもあるので、ピッピの良きライバルポジションでもある。
たいあたり、ずつき、いわくだき、マッハパンチ、かげぶんしん、こうそくいどう、こうそくスピン、メガトンキックなどが使える。
元々は故郷でエビワラー・サワムラー・カポエラーと暮らしていたが、一人前になって、進化したら故郷へ帰る約束をして故郷を出る。そして、「闘魂の館」という喧嘩道場で、実力をあげる。そして、ポケモン大好きクラブのおじさんのポケモンになるが、恵まれた生活をしていたが、自由を求めるため、ポケモン大好きクラブの元を離れて、ビンボー生活をしているレッド達に勝手についてきたのであった。最初はピッピが嫌がるほど妙に馴れ馴れしかったり、トラブルメーカーであった。
しかし、話が進むにつれて、ピッピにツッコミを入れるようになり、レッドとのダブルツッコミとして、旅の仲間に馴染んでいった。
バトルスタイルは、喧嘩殺法という上記の技を使いながら、戦う。
正義感も強いため、インチキするピッピをライバル視している。また、家族関係が崩壊寸前の家族の絆を取り戻す、男らしいところもある。しかし、かわいい子に目がなく、ミカン、イブキ、さらには舞妓さんの格好をしたピッピにまで、情熱的に告白する一面もある。また、ポケモン大好きクラブのおじさんの元で色々習い事をしていたためか、以外と文武両道である。しかし、バトルオタク、蒸気機関車・電車オタク、自転車オタクという意外な面もある。
金銀編の途中から、HG・SSまでにかけて、レッド達の旅の仲間にいたバルキーだが、HG・SSの最終話で別れることになる。ピッピの鞄の中から、とても貴重な電車の模型が壊れてた状態で発見され、激怒したバルキーがピッピをボコボコにしたところ、進化が始まってしまう。それに気づいたのか、エビワラー・サワムラー・カポエラーが自転車で駆けつけて、ピッピ達に連れて帰る訳を話す。ピッピたちは、進化を止め引きとめようとするが、バルキーは「俺だってみんなと別れるのは辛いバル…。」「でも、進化したら故郷に帰るのは約束だったんだバル！！」「レッドに黙っていたのは、この日を迎えるのが怖かったからだバル！！」と涙をこらえて語った。レッドも、その思いやバルキーの成長に答えて泣くのをこらえて、バルキーとは別れることになった。
送別会もピッピの照れ隠しのお陰で明るく行われ、バルキーはピッピ達のもとを去っていた。
