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ニャオニクス/対戦

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このページは、ニャオニクスの対戦での扱い、および育成論を記述するところである。

ニャオニクスの歴史

第六世代

レーティングバトルではニャオニクス=♂であり、実際ニャオニクス♀の目立った使用率入選実績はなし。

シングルバトルではニャオニクスのでんじはあくびリフレクターひかりのかべを駆使して起点を作り、後続のオボンのみバシャーモとびひざげりで攻めつつかそくビルドアップを積んでからバトンタッチメガガルーラに繋ぎ、そのままメガガルーラで詰めるという「ニャオバシャガル」が成立。

XYリーグダブルバトルではポケモンバンク解禁前のシーズン1に使用率7位を記録。しかし、ニャオニクス程度の耐久では補助技を連発する余裕が無いため採用率は徐々に下がり、シーズン6には30位まで下落。一応ORAS発売のシーズン7まで使用率30位以内はキープ。

ダブルバトルではねこだましトリックルームを両立できる点、いたずらごころにより優先度+4になるファストガードを使える点が評価された。

WCS2014(カロスダブル)ジュニアカテゴリベスト4を果たしたパーティに♀のニャオニクスがエントリーされていた。

トリプルバトルではカポエラーに対してねこだましの打ち合い、タイプ相性という2つの点において有利であったため、主流ポケモンの1体となった。ただ、いたずらごころによって先制で変化技を打てるからといって素早さに努力値を振らないと最速カポエラーにねこだましを先手で打たれる恐れがあったため、どんなに遅くとも最速カポエラー抜き程度には素早さを調整する必要があった。

ポケモンバンク解禁前のXYリーグトリプルバトルシーズン1では使用率8位を記録。以降ORAS発売のシーズン7まで12位に甘んじたシーズン5を除いて10位以内をキープし、最高位はシーズン3からシーズン4の5位。ORASリーグトリプルバトルではこんらん自傷の効果が薄いニンフィアせいぎのこころ+ふくろだたきのコンボがありいばるによるこんらん自傷が引けない場合のリスクがあまりにも高いテラキオンが幅を利かせていたため、中盤まで10位前後を推移していたが、終盤のシーズンには20位前後まで落ち込んだ。

PGLレーティングバトル統計データからは、ORASリーグトリプルバトルではファストガードしんぴのまもりトリックルームいばるという技構成のフルサポート型が主流であったとうかがえ、攻撃技は入れてもせいぜいねこだましサイコキネシス程度であった。性格いたずらごころで先制できる分耐久を厚くすることができる上に物理全盛環境に合致したずぶといが1番手、2番手としては先制合戦に強くなるようにおくびょうが好まれた。性格の3番手はおだやかであった。もちものはメンタルハーブが最もメインで、次いでオボンのみが積極採用された。

第七世代

いたずらごころあくタイプポケモンを対象にすると無効になるよう弱体化され、さらに活躍の場であったトリプルバトルが廃止されたことで、一気にマイナーポケモンに。

USUMリーグダブルバトルではテンプレすら固まらなくなった状況であり、試行錯誤が練られている。シーズンによってサイドチェンジ型の割合が伸びたりリフレクター型が伸びたりであるが、少なくともフルサポート型が気軽に使えるとは言えない環境であることが統計データからはうかがえる。

第八世代

いたずらごころサポーターとして新たにオーロンゲが登場。攻守ともに優れたタイプのあちらに見劣りするようになったが、こちらにはあくびという差別化点が存在する。ねこのてが廃止された技になったため、これを使った戦法は出来なくなった。

そんな中、ランクマッチシリーズ2シーズン3シングルバトルではでんじはリフレクターひかりのかべあくびというノーウエポン型のニャオニクス♂を入れたパーティが最終3位に入賞した。そのニャオニクスは性格がおだやかであり、持ち物はひかりのねんどであった。環境的に特殊ギルガルドトゲキッスが重く、それらに合わせた調整をしたのだと見られる[1]

一般的な育成論

性別によって特性や習得技が異なる珍しいポケモン。♂は変化技に優れ、♀は攻撃技を得意とする。♂のみ習得可能な技はファストガードくろいまなざしあまえるミストフィールドなど。♀のみ習得可能な技はアシストパワーさきどりマジカルリーフみらいよちなど。

高い素早さと低い攻撃を持ち、その他のステータスは並である。性格をおくびょうにして、サポート型か特殊アタッカーとして育成することになるだろう。♂の場合はずぶといにして耐久サポートに徹することがある。努力値は、用途に応じて素早さ・特攻・HPなどに振ると良い。

通常特性はするどいめすりぬけだが、するどいめを活かせる技を習得しないため採用されない。隠れ特性は♂のいたずらごころと♀のかちきだが、いたずらごころが強力な特性であるため♂でサポートに徹する型のほうが採用されやすい。元々の特攻が高くないため、♀のアタッカー型は火力を強化できるかちきの採用率が高い。また、♂♀を問わずすりぬけを活かしたアタッカー型として育成されることもある。

攻撃技の候補としては、サイコキネシス サイコショックシャドーボールエナジーボール10まんボルト シグナルビームねこだまし等が挙げられる。変化技の候補としては、ひかりのかべリフレクターでんじはあまえるあくびねこのて等が挙げられる。♂限定の戦術としては壁貼りのほか、特性で優先度が+4に強化されるファストガードを活かし、ねこだましを確実に防御するというものがある。自身もねこだましを使用できる上にS104なので、メガガルーラよりも速くねこだましを使用できるポケモンの1体でもある。♀限定の戦術としてはめいそうやバリアーを積み、高威力のアシストパワーで攻撃を行うというものがある。ねこのてを活かし、からをやぶるやちょうのまいなどで積んでも良い。

脚注