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シザリガー/対戦

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このページは、シザリガーの対戦での扱い、および育成論を記述するところである。

シザリガーの歴史

第三世代

当時はみずタイプあくタイプの攻撃技が特殊技扱いであったので[1]、高い攻撃は完全に宝の持ち腐れであった(とくこう自体は低くは無い)。物理耐久はともかく当時すべての攻撃技が特殊扱いであったでんきタイプの技に対して特防の低さが祟って手も足も出なかった。対戦ではひらいしんガラガラのお供として有名でダブルバトルでメジャー級であったギャラドスを攻めるためのでんきポケモンがそのままシザリガーに刺さってしまい、結局は鈍足低耐久アタッカーに過ぎないシザリガーの立場は同複合タイプのサメハダーと五十歩百歩であった。

一応ルンパッパジュカインなどのくさへの物理打点であるヘドロばくだん(当時どくの攻撃技は全て物理技)を覚える点は同じ複合タイプのサメハダーにはない利点であった。

第四世代

クラブハンマーの物理化、かみくだくのレベルアップ技としての習得、タマゴ技としてばかぢからの獲得が主な強化点。さらにHGSSタマゴ技としてりゅうのまいを獲得し、攻撃に回れば強いという面を持つようにはなった。

第五世代

隠れ特性としててきおうりょくを獲得し、火力だけは一線級となった。

第六世代

アクアジェットすりかえを取得、はたきおとすの仕様強化が変更点。特にアクアジェットは鈍足を補う為に有用であり、りゅうのまいを積むタイムラグを要さず先手を取れるようになった点は強化と言える。アクアジェットにより一致弱点を突いて大ダメージを与えることを仄めかせて交代を誘うプレイングも可能になった。すりかえは鈍足を補うこだわりスカーフとの相性が良く、技の通りが悪くて困ったらすりかえで奇襲を行うというプランも新たに獲得した。PGLレーティングバトル統計データを見ると、テンプレ技構成ははたきおとすアクアジェットクラブハンマーりゅうのまいであったとうかがえる。りゅうのまいと相性が最悪であるためとつげきチョッキやこだわり系アイテムは採用率が伸びず、きあいのタスキが持ち物としては主流となった。

第七世代

Zクリスタルの登場によりはたきおとすの有効性が低下し、はたきおとす単体としては火力が弱体化。また、メガシンカしたターンにメガシンカ後の素早さが参照されるように仕様変更されたため、メガシンカポケモンに対してはりゅうのまいを1回使った程度では素早さで太刀打ちできなくなった。そこで素早さの底上げを捨てて火力に特化するということで、りゅうのまいのかわりにつるぎのまいが積み技として主流化した。カプの登場といかくの蔓延により環境が特殊寄りになっている中特防の種族値55というのは非常に心細く、実際のところこだわりメガネを持たせたおくびょうゲッコウガのハイドロポンプを特防努力値を全振りしてHPに4振りしたいじっぱりシザリガーが受けた場合、最小乱数で48.2%と、ダメージ1回込みで確定2発の計算。半減できるタイプに対して受け出しできないというのは、サイクル戦が主流であり引いてはこだわり系アイテムが広く使われているこの世代の環境にそぐわない。

それでもアクZの獲得によって、かみくだくZワザ化することでそれまで一撃では倒し切れないこともあったしんかのきせきサマヨールを沈めることができるようになった。具体的にはアクZを持たせたいじっぱりシザリガーがかみくだくをZワザ化した場合、てきおうりょく適用下でしんかのきせき型の物理耐久完全特化サマヨールを確定1発(最低乱数で106.1%)にできる。

第八世代

トップメタの内、バンギラスドリュウズドラパルトに相性上で有利なのが大きい。こだわりハチマキを持ったいじっぱりドラパルトのドラゴンアローは防御に努力値を252振ってHPに20振ったいじっぱりシザリガーで受けると最高乱数で99.2%の確定2発になるため、環境的に物理耐久は信用できる。

等倍範囲は非常に恵まれており、シザリガーの一致メインウエポン両方を半減以下にできるのは環境にはエルフーンサザンドラ程度しか存在しない。

ランクバトルシリーズ2シーズン2シングルバトル最終1位の構築に投入されていた。この型はきあいのタスキ型でありながらいのちのたまドラパルトのドラゴンアローを耐えるためにHPに努力値をある程度振った型でもあった[2]

鎧の孤島』の配信に伴いサメハダーが解禁され、みず/あくとして唯一の立場ではなくなった。

一般的な育成論

サメハダー等と同じみずあくの複合タイプであり、高い攻撃を持つが、HP特防素早さは低い。性格をいじっぱり等にして、物理アタッカーに育成すると良いだろう。耐久と素早さが低いので、何もできずにやられないよう工夫が必要になる。

通常特性はかいりきバサミシェルアーマーであり、物理アタッカーに致命的な攻撃力ダウンを無効にするかいりきバサミの方が採用されやすい。隠れ特性はてきおうりょくであり、タイプ一致技の威力が1.5倍から2倍に上昇する優秀な特性である。

攻撃技の候補としては、タイプ一致のクラブハンマーアクアジェットかみくだく/はたきおとす、それ以外ではばかぢからシザークロスがんせきふうじがむしゃら等が挙げられる。一撃必殺技ハサミギロチンも良い。ゆきなだれは第四世代のみ習得できる。変化技の候補としては、つるぎのまいりゅうのまい等が挙げられる。

とくこうも90と低くなく、わるだくみを覚えられるため意表をついて特殊型に育成することもできる。メインウエポンはなみのりねっとうあくのはどうと使いやすいわざはある。ただしサブウエポンが弱点対策にはくさタイプ対策のれいとうビームふぶき、フェアリータイプ対策のヘドロばくだんヘドロウェーブ程度。とはいえ、あくタイプはともかく、みずタイプとしてはほぼ一般的なみずタイプとしての戦闘法しかないのは残念。

脚注

  1. なお、ルビー・サファイア期にタイプ一致で使えるあくタイプの技は当時威力20だったはたきおとすしか無かったが、ファイアレッド・リーフグリーンでかみくだくを覚えるようになり、多少改善された。
  2. 剣盾S2使用構築 最終メイン1位 サブ22位 オコリッポ - 便所の落書き