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クレッフィ/対戦

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このページは、クレッフィの対戦での扱い、および育成論を記述するところである。

クレッフィの歴史

第六世代

この世代では先制サポーターとしていわゆる害悪戦術で活躍。ただ、この世代のトップメタには半減されるブレイブバードなら優先度+と素の素早さによってクレッフィより早く打ち込めるファイアローでんじは無効のガブリアスがおり、それらの存在もあって使用率30位以内に常駐していたわけではない。さらにORASリーグではORAS発売による世代単体入手の可能化により準伝説が普及した影響でけしんボルトロスが増加し、でんじはサポーターとして役割が被る上により基礎スペックが高いあちらに需要を奪われるようになった。同リーグではウォッシュロトムも増加してでんじはの通りが悪くなったのも痛かった。

XYリーグシングルバトルでは17シーズン中ベスト30が3シーズン、ORASリーグでは11シーズン中いずれもベスト30外だった。

PGLレーティングバトル統計データからは、XYリーグではイカサマでんじはいばるみがわりorリフレクターが主流技構成であり、性格は優先度を活かせば素早さがいらないということでその分物理偏重時代に合致したずぶといが好まれた。持ち物はたべのこし、ひかりのねんどが好まれ、特にたべのこしが使われていたことから回復して居座りつつイカサマでじわじわと削りいれるという形で運用されていたとうかがえる。ORASリーグでも構成は大きく変わらなかったが、けしんボルトロスというこれより速いいたずらごころ持ちが存在していたため、ミラーマッチで有利になるようにおだやか型が主流化。

主戦場はローテーションバトルであり、無効2つの流し性能と状態異常のエキスパートであることがローテーションを繰り返すバトル運びにマッチした。ORASリーグローテーションバトルでは11シーズン全てで使用率ベスト30入りを果たしており、最高位はシーズン8の8位。ローテーションバトルでは有利なポケモンで受けることが常であったため、闇雲にでんじはを撃っても旨味は薄く、むしろリフレクターひかりのかべという、いわゆる「両壁」を張るポケモンとしての性質が強かった。

第七世代

いたずらごころ、状態異常の弱体化、状態異常や先制技に耐性を与えるフィールドメイカー特性を持つカプの登場など、これでもかというほどの逆風を受ける。

USUM発売までのSMリーグでは使用できるメガシンカポケモンの都合上メガバシャーモとメガリザードンが解禁され次第3位以内の常連となり、仮に補助技を使っても1発で落ちることざらであった。複数回動くことで十分なアドバンテージを始めて稼げるクレッフィにとって、SMリーグ環境は最悪の相性であった。

それでも、SMリーグシーズン5にはだっしゅつボタン型のクレッフィを投入したパーティが最終レート2100を記録している。そのクレッフィは素早さ努力値4振りのメガハッサムバレットパンチを打たれても先制されないように調整されていた。

USUMリーグでは準伝説が普及してから瞬く間に使用率2位の常連となったれいじゅうランドロスにでんじはが通りづらく、カバルドンにも有効な手段が無いという状況であった。それらはその性質上先発で出ることが多いため、エース運用がざらであり必ずしも慌てて出す必要が無かった第六世代のガブリアスよりクレッフィにとっては性質が悪かった。

いばるの実用性が大幅に低下し、それに伴いみがわりで耐久戦法を行うことが難しくなったため、SMリーグシングルバトルではそれらの技をリフレクターとひかりのかべに入れ替えるケースが多発。持ち物に関してもひかりのねんど型が主流になった。

第八世代

鎧の孤島』配信に伴い解禁。

わざマシンのラインナップ変更によっていばるを没収された。そのため、レーティングバトルではいばみが型の使用は不可能になった。

フェアリーいたずらごころサポーターとしては火力もそこそこあり種族値も優秀なオーロンゲが新規に登場している。オーロンゲは弱点タイプのメジャー度がクレッフィよりまだ高くないという優位性も持つ。それでも、この世代に自主退場技としててっていこうせんを獲得しているため、差別化は容易。

カジュアルバトルでいばるイカサマみがわりまもるという技構成のたべのこし耐久型として使う場合、環境に多いすりぬけドラパルトの存在が痛い。

てっていこうせんは火力としても有効な場面があり、例えばダブルバトルピッピに刺すために覚えさせることもある。

一般的な育成論

はがねフェアリータイプのポケモン。フェアリータイプの弱点を全てはがねタイプで補え、またはがねタイプが苦手とするかくとうタイプもフェアリータイプによって半減できるため、弱点はほのおじめんタイプと少ない。種族値は平均的だがやや耐久寄りになっている。

特性ちからもちを添えた圧倒的な攻撃力でねじ伏せるメガクチートとは違い、こちらは変化技に対して先制できるいたずらごころを利用してサポート型もしくは耐久型として活躍することが多い。

なんといってもクレッフィは優秀な特性と耐性、技を持ち合わせる上、相手に嫌がられる技を多く持っている。特にいたずらごころを生かしたいばる+みがわりコンボはあまりにも有名。それに加えていばるの攻撃上昇を生かせるイカサマ、相手をさらに行動不能にさせるでんじは等を組み合わせるのが基本。いやなおとは覚えられないものの、まきびしで交代を躊躇させることもできる。

攻撃も特攻も同じ数値を持つが、特殊技の方が割と多く覚えられる。特殊技はラスターカノンマジカルシャインドレインキッスをメインに、サイコキネシスサイコショック、ほのおタイプのめざめるパワーなど。めざめるパワーはみずタイプなら自身の弱点2タイプ共に対抗できる。物理技はじゃれつくおんがえし程度か。攻撃に努力値を振らず耐久を重視するならイカサマも候補に挙がる。

変化技はレベル技ではきんぞくおんかいふくふうじリサイクルふういんマジックルームなど、わざマシンではひかりのかべリフレクターでんじはどくどくないしょばなしみがわりいばるめいそうなど、遺伝技ではてっぺきすりかえと言ったたくさんの技を覚える。パーティに応じて選択しよう。

持ち物はみがわりを使うならたべのこしがオススメ。リサイクルがある場合はオボンのみを持たせておけばHP半分以下に限るがたべのこしよりも多くのHPを回復できる。

隠れ特性はマジシャン。前述のように弱点が少ない耐久寄りのポケモンなので、基本的にオボンのみで回復を図ってから攻撃技で道具を奪い取るのがベターか。ただ、いたずらごころが優秀すぎる上、マジシャン自体非常に不安定な特性であるため、殆ど採用されない。