カエンジシ/対戦
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このページは、カエンジシの対戦での扱い、および育成論を記述するところである。
カエンジシの歴史
第六世代
オンリーワンの複合タイプ、ギャロップ抜きの素早さの種族値106、この世代で強化されたみがわりを貫通するハイパーボイスなど、優秀なものを持って生まれた。ただ、抜群範囲がほのお単タイプより広がらない点はやや物足りなかった。
PGLレーティングバトル統計データからは、XYリーグシングルバトルではハイパーボイス、だいもんじorオーバーヒート、あくのはどう、がむしゃらorあくびが主流技構成であったとうかがえる。持ち物は低耐久を補うきあいのタスキがメインであり、性格は素早さの絶妙なラインを活かしたおくびょうが大半であった。
ORASでねっぷうを獲得。
ORASリーグシングルバトルではハイパーボイス、あくび、がむしゃら、だいもんじという主流技構成が固まった。XYリーグシーズン1からシーズン7にかけては概ね20%台であったあくびの採用率がORASリーグでは60%台から70%台へと上がっている。このことから、単純な速攻型ではなく対面操作できるサポーター寄りのアタッカーとしての性質が強まったと言える。
ORASリーグシングルバトルでは多くのシーズンでカエンジシが倒したポケモン1位としてボルトロスの名前が挙がっており、やはり等倍範囲の広いハイパーボイスが活きていたのだと思われる。
第七世代
ミミッキュの登場によってミミッキュのタイプ一致技を両方半減以下にできる唯一のポケモンとしての個性が生まれた。カエンジシがあくびをミミッキュに打ち込めば、強く交代を迫ることができ、相手が居座ればそのまま起点にすることができる。物理耐久に完全特化すればいじっぱりミミッキュの素のじゃれつくをみがわり確定耐えに抑えることができる。
USUMリーグシングルバトルでは、みがわり、おにび、かえんほうしゃ、はかいこうせんが主流技構成であり、持ち物ははかいこうせんとシナジーのあるノーマルZ、耐久戦法と相性の良いマゴのみ、ウイのみがメイン。
一般的な育成論
ほのお、ノーマルという第六世代で勢力を拡大させてきたノーマル複合ポケモンの1体である。特攻と素早さに秀でているので、特殊アタッカーとしての育成が無難だろう。なお、素早さはガブリアスのほか、同じほのおタイプのマフォクシーをも凌ぐ。ゴウカザルには届かないが、特殊火力と耐久力に関しては少し上なのでアタッカーとしてはそれなりに質の良い能力値と言える。
メインウエポンはほのおタイプならかえんほうしゃ、だいもんじ、オーバーヒート、ノーマルタイプならハイパーボイス、はかいこうせんのいずれかから1つずつ覚えさせておきたい。サブウエポンはタイプ相性から優位性があるシャンデラへの遂行技であるあくのはどう、いのちのたまとセットでガブリアスを倒せるめざめるパワーのこおりが候補。ソーラービームも使えるがスペースは厳しい。変則戦術ではきあいのタスキ+あくび+がむしゃらのコンボも有能である。
補助技は相手の攻撃と特攻を下げるおたけび、またみがわり、ちょうはつ、おにびなど。素早さ106なのでガブリアスやメガガルーラよりも速くおにびを撃てるのは利点と言えるだろう。
特性はきんちょうかんの方がよい。相手のラムのみ持ちを気にせずおにびを当てられたり、弱点半減の実を発動を封じられるのは大きな利点。これにより、メタグロスやギルガルドと当たった場合における信頼性は高まると言える。一方でとうそうしんの場合は相手と同性でないと高火力を発揮できない。異性を対策とするならメロメロで動きにくくしたり、遺伝技のなかまづくりで味方をサポートしたりするのも手と言えるが、能動的に使用して意味のあるものを考えたほうが得策だろう。例を挙げるなら、♀にしてこだわりメガネを持たせ、オーバーヒートを使えば耐久に振らないメガガルーラを倒しきれるほどの大きなダメージを与えられる。
隠れ特性にじしんかじょうがあり、ウルトラサン・ウルトラムーン以降はフレアドライブを追加遺伝で取得できるようにはなったが、物理型として使うにはそもそも攻撃種族値がかなり低いこともあり、1回発動したくらいでも火力が微妙なので採用はされにくい。