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エテボース/対戦

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このページは、エテボースの対戦での扱い、および育成論を記述するところである。

エテボースの歴史

第四世代

一見すると「ミスター役割破壊」と恐れられていたゴウカザルとのタイプ相性は悪いが、テクニシャンの補正が乗ったねこだましで削ってからダブルアタックでとどめを刺せば素早さの関係上安全に処理可能であった。ゴウカザルの場合は火力を出すために性格いじっぱりなどにして準速に調整するケースが多かったため、自身を上回る素早さとある程度火力のポケモンに上から叩かれるという欠点があった。プラチナはたきおとすを、HGSSけたぐりを、それぞれ教え技として獲得。

第五世代

テクニシャン補正の入る新技としてローキックアクロバットを取得。ほしがるの威力が40から60に上方修正されたことで、実質威力135という火力を叩き出しながら相手の道具を奪うことが可能になった。ただ、この世代になるとローブシンや聖剣士といったような、エテボースのねこだまし+ダブルアタックでは上から叩いて確定で仕留め切ることができないかくとうポケモンが登場した。何より同じ技を悉く覚える上に火力や技範囲の面で使い勝手の良いチラチーノが登場し、ノーマルタイプの高速物理アタッカーとしては冬の時代を迎えた。

第六世代

どろぼうの威力が40から60に上方修正、いわくだきの上位互換であるグロウパンチを習得した一方、ローキックの威力が65になったことでテクニシャンの補正が乗らなくなった。この世代になると、メガバシャーモファイアローの登場によって、タイプ相性の悪い相手を上から叩くというエテボースの勝ち筋が通用しなくなった。それでも、最大火力がチラチーノに勝るという点から、ねこだましなげつけるおうじゃのしるし)→とっておきメガガルーラを落とすという役割で使用されることもあった。この場合、たとえ交代されても相手のランク補正などの効果の解除などが望めるため無駄が少ない。

PGLレーティングバトル統計データからは、主流技がねこだまし、とっておき、ダブルアタック、とんぼがえりであったことがうかがえる。性格は最速を意識したようきが最も好まれ、持ち物は上から叩くという役割を遂行するためいのちのたまが最大母数となった。

第七世代

ダブルチョップを習得。こだわりハチマキを持たせたエテボースのダブルチョップでガブリアスを高乱数1発に持ち込めるので、奇襲の幅が広がった。大きな変更点はないが、ノーマルZによる奇襲を手に入れている。

一般的な育成論

攻撃素早さが高く、それ以外は低い。物理アタッカーとしての育成が妥当。

特性テクニシャンを活かした、タイプ一致ねこだましが強力かつ必須。持ち物におうじゃのしるしを持たせ、攻撃回数が多くテクニシャンの恩恵を受けられる、ダブルアタックみだれひっかきも強力。テクニシャン補正に当てはまる技は他にほしがるどろぼうつばめがえしアクロバットいわくだきグロウパンチなど。当てはまらずとも代表的な技としてすてみタックルおんがえしとんぼがえりかわらわりきあいパンチれいとうパンチほのおのパンチかみなりパンチタネばくだんなど。なお、アクロバットを使うならひこうのジュエルを持たせるといい。またほしがるを採用する場合、ノーマルジュエルを持たせて強化されたねこだましを放った後、テクニシャン補正を受けたほしがるで攻撃し、相手の道具を奪うのもよい。きあいのタスキいのちのたまラムのみこだわりハチマキなどを奪えると有利になるだろう。もし不利な道具を手に入れたとしても、なげつけるを持っていれば相手にダメージを与えて無効化も可能。

ねこだまし+とっておきのコンボや、わるだくみ+バトンタッチ(あるいは自身も特殊技で攻め立てる)の戦略もある。前者は2つとも技タイプがノーマルのみなのでゴーストはがねタイプには歯が立たないのが難点だが、とっておきの威力がかなり高いので1発入れただけでもダメージがかなり大きい。後者はスピードスター10まんボルトシャドーボールめざめるパワー(主にこおりまたはほのお)などから1つか2つは入れておくとよい。めざめるパワーは個体の調整が難しいが、威力を60以下にするとテクニシャンの恩恵を受けられる。第六世代からはめざめるパワーの威力が60に固定され、その技は安定するようになった。

隠れ特性はスキルリンクで、USUMから高威力タイプ一致連続技のスイープビンタを得た。テクニシャンを採用した場合のダブルアタックとの威力の差は20(タイプ一致ボーナスを含めると30)あるが、スキルリンクを採用すると他の低威力技が強化されなくなるので、好みによって使い分けよう。

他のポケモンとの差別化点はものひろい持ちの中で最速である点である。テラキオンより速いので、ダブルバトルではテラキオンなげつけるを当ててせいぎのこころを発動しつつテラキオンに持たせたアッキのみを食べさせ、さらにターン終了時にテラキオンが持っていたアッキのみを回収する「エテテラ」構築も存在する。