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ウーラオス/対戦

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このページは、ウーラオスの対戦での扱い、および育成論を記述するところである。

ウーラオスの歴史

第八世代

共通

登場以降環境の中心に立ち、特に鎧の孤島期はウーラオスの素早さ種族値を上回るかどうかが素早さ調整の基準になるほどであった。

いちげきのかた

当初は4倍弱点持ちであることから評価が低かった。これは、登場時点でサザンドラが環境から消えていたのが大きい。

ところが登場すると高耐久低火力ポケモンへの対処となる上に、ハッサムが相性補完要員といちげきウーラオスの手が回らない高速高火力低耐久ポケモンへの対処になるため、たちまちランクバトルで活躍。

いちげきウーラオスはギャラドスに対して有利である。ギャラドスは基本的に耐久に努力値を無振りかそれに近い型が多く、さらにあんこくきょうだがいかくを貫通するためである。

サンダーヒードランでサイクルを回し、こだわりスカーフいちげきウーラオスをスイーパーとして使う構築も一定数存在する[1][2]

ダブルバトルでも当初は評価が低かったが、いかくを無視できるあくタイプの物理アタッカーであること、「ポケモン日本一決定戦」のマスターカテゴリでいちげきウーラオスの使い手が優勝したことから注目が集まり、急激に使用率が伸びていった。環境にエスパータイプ・ゴーストタイプが多くいるため、あんこくきょうだの大ダメージや先制技ふいうちの縛り性能を買われ、シリーズ5の時点でいちげきがれんげきを使用率で上回った。

2020年7月下旬にヨロイじま図鑑限定戦のシングルバトルとして開催されたインターネット大会『ヨロイビギニング』では使用率5位を記録。

「上位禁止縛り」として行われたシリーズ6ではトップクラスの活躍を果たし、シーズン10は使用率5位を、シーズン11は7位を記録。そしてダブルでは共に1位であった。同環境ではリザードンドサイドンホルードラプラスウルガモスウインディ辺りに有利であった。

冠の雪原では役割の被るポケモンがこれと言っておらず、それどころかれいじゅうランドロスのいかくに強気に出ることができ、メタグロスダイスチルによるバフにもあんこくきょうだで対処できることができるようになって相対的に強化。さらにレジエレキの狭い技範囲を補完することができることから需要が高まり、シーズン12でシングル使用率3位を記録し、とうとうシーズン13にはシングル使用率1位に君臨するに至った。新顔のブリザポスレイスポス、復帰組のメタグロスなど、一致で弱点を突ける有利が追加されたのが大きい。ただ、ガオガエンガラルファイヤーを並べてあく半減の包囲網を敷きつつガオガエンのいかくであんこくきょうだ以外のウエポンの火力を下げることで、いちげきウーラオスの対策はできる。

シリーズ8の竜王戦ルールでは一見するとザシアンが無理対面だが、カウンターがあるため無警戒のところに刺せば有利・不利関係を引っ繰り返せる。ただ、シーズン15終盤における上位層同士の戦いでは簡単に見透かされることが多かった[3]。シーズン17終盤の上位帯にはホウオウ対策のストーンエッジを覚えた型が目立った。

シーズン18

れんげきのかた

登場前からすいりゅうれんだの存在により期待されていたが、登場後も期待に違わぬ活躍を果たした。

単体でも強力だが、れんげきウーラオスとパッチラゴンのどちらかにこだわりスカーフを持たせて高速高火力低耐久ポケモンに対処しつつ両者の技範囲を活かす構築も環境で使える。

『ヨロイビギニング』では使用率3位を記録。

「上位禁止縛り」として行われたシリーズ6ではトップクラスの活躍を果たし、シーズン10は使用率3位を、シーズン11は2位を記録。同環境ではドサイドンラプラスゲンガーギルガルド辺りに有利であった。

ところが冠の雪原配信に伴いカプ・レヒレが解禁され、みず枠をカプ・レヒレに取られることが多くなった。レジエレキゴリランダーカミツルギカプ・レヒレボルトロスイエッサンなど冠の雪原期のトップメタに不利が目立つのも痛い。それでもランドロスの追加により、ナットレイとランドロスの両方に一致で抜群を取れる唯一の環境ポケモンという独自の立ち位置を築き上げることとなった。この頃になると、ランドロスなどのこおり4倍弱点持ちに刺すためのれいとうパンチを覚えた型が増加。

シーズン14最終7位構築には素の素早さの実数値を準速ウーラオス抜かれに調整し、こだわりスカーフ準速ウーラオスの下からとんぼがえりを撃てるようにしたこだわりスカーフ型がエントリーされていた[4]

シーズン18最終2桁にはドヒドイデカプ・レヒレへの打点となるかみなりパンチカイリューへの打点となるれいとうパンチ、この2つを両採用した型が多数入賞した[5][6][7][8][9][10]

一般的な育成論

2つの姿それぞれでタイプが異なるが、どちらの姿も物理アタッカーとしての種族値を持つ。素早さの種族値はミミッキュに1勝る。しかし、れんげきのかたは弱点が5つ、いちげきのかたは4倍弱点持ちと、耐性はそれほど優秀ではない。加えて、特殊耐久はこだわりメガネを持たせたポケモンで一致火力を当てれば、多くのケースで確定1発になるライン。

どちらのフォルムも十分な威力の確定急所技を持つため、いかく持ち全般、ダイスチル等ぼうぎょを上昇させる手段に強い。ただしやけどを受けると急所であっても元のダメージの0.75倍まで落ちてしまうため、過信は禁物である。

共通

メインウエポンはインファイト、ばかぢから辺りが無難。サブウエポンはドレインパンチアイアンヘッドどくづきほのおのパンチかみなりパンチれいとうパンチ辺りが候補に挙がる。サイクル技としてはとんぼがえりが候補に挙がる。ダイマックス前提ならあなをほるアクロバットつばめがえしも悪くはない。変化技は目ぼしいものだとちょうはつビルドアップが使える程度か。ダブルバトルならみきり、コーチングも採用圏内。

持ち物は低特殊耐久を補うきあいのタスキ、低くない素早さを強化するこだわりスカーフがメイン。

特殊耐久が低く後出し性能が高くないため、限られた行動機会に低火力のとんぼがえりで読み合いを放棄するのは安定択とは言い切れない。とんぼがえりを使うとほぼこだわりスカーフ持ちであることがバレると思った方が適切であり、とんぼがえりを覚えさせた分スペースも圧迫される。そのため、こだわりスカーフ型であってもとんぼがえりをカットした構築が検討される。

物理耐久は優秀な部類なので、みがわりを張ってビルドアップを積む型も有用。

努力値はアタッカーなら攻撃と素早さに全振りし、余りを特防に振るのが一番。HP、防御、特防の内、特防の種族値が一番低く、努力値4振りによってステータスが1上がる恩恵が一番大きいためである。HPは4振りすると実数値176になって定数ダメージ最大となる16nになるため、カウンター型でない限り非推奨。

いちげきのかた

ズルズキンゴロンダと同じかくとう/あくタイプ。

威力80のあくの一致技にして確定急所のあんこくきょうだが生命線となる。れんげきのかたが覚えないサブウエポンとしてはふいうちが存在する。

両者で全タイプを半減以下に抑えることができるサザンドラギルガルドのコンビに対し、あんこくきょうだとインファイトで一致抜群を取ることができる。

れんげきのかた

ニョロボンと同じかくとう/みずタイプ。

威力25×3のみずの一致連続攻撃技にして確定急所のすいりゅうれんだが生命線となる。因みにこだわりハチマキを持たせたようきウーラオスのすいりゅうれんだは、防御努力値4振りミミッキュばけのかわが貫通で確定1発にするほど。

ミミッキュに限らず、きあいのタスキを持つことの多いポケモンに対しても、すいりゅうれんだが対抗策となりえる。

ただしいちげきのかたと違って、ほのおのからだやゴツゴツメットのような、接触技に対して効果を発揮するとくせいやアイテムに対してはこちらの方が弱くなるというデメリットもある。

いちげきのかたが覚えないサブウエポンはたきのぼり程度。先制攻撃技とてはアクアジェット辺りがある。

脚注